2016年度_授業報告
2016/6/15 【演劇】第9回「役を当ててみる」
今日は前回配布された台本を読み合せました。
各自、どの役をやってみたいかなどを考えながらやりました。
台本の登場人物には、「合唱団」もおり、受講生全員出演することが可能なのですが、
今年は、役者希望の学生が少なく、合唱団を編成することができなそうです。
男子学生も少なく、台本を修正しながらやっていくことになりそうです。
2016/6/11 [写真集制作]6月7日(第八回)
・文献講読
まずはじめに、ロズウェル・アンジュの『まなざしのエクササイズ』の担当者が欠席でできなかった6章と8章を論文講読しました。
次に、シャーロット・コットンの『現代写真論』の5章です。
担当者がそれぞれ発表し、それから甲斐先生が論文の解説をしてくださいました。また、参考資料として写真家の写真集を全員で回し見し、実際にそれらの写真の特色を見ることができました。
・Adobe InDesignの実習
今回は、Photoshopとは別のツールを使用して写真の加工技術を学んでいきます。このAdobe InDesignは数台のパソコンにしかインストールされていないため、一班につきパソコン一台の形式で実習をしました。
練習用の画像を使い、ページの増やし方やフレームの操作、写真の配置などを学んでいきました。
フレームと写真が別々であるということに注意することが重要でした。
最後に、PDFの書き出しや、印刷時のプレビューを実践し、授業は終わりました。
・次回の予定
次回は、晴れた場合はキャンパス内での撮影実習。
雨の場合は、教室で論文講読とPhotoshop&Adobe InDesignの実習をします。講読する論文は、鷲田清和『顔の現象学』の1章、西村『写真の物語・視点の哲学』の2-4章です。
6月とは思えない暑さになってきましたが、体調を崩さないように気を付けていきましょう。
2016/6/8 【ドイツ語劇】第8回
皆さんこんにちは。ドイツ語劇TAの宮川です。
通常通りにスタジオでの練習を行いました。
本日はいつもと趣向を変えて、受講生の皆さんには舞台側に並んでもらいました。講師の畑先生と私は観客役として、丁度学生たちと向き合う形で最初から最後まで台詞の読みあわせを行いました。
これだけの人数でスタジオの片側に寄ると、なかなかの人口密度ですね。
↓これから本番に向けて、授業後に少しだけ発音チェックおよび発音練習をすることになりました。畑先生による熱い指導が入ります。こちらはドイツ語未履修の学生ですが、耳で覚えた音を元にドイツ語の発音がだいぶ上達しました!
こちらはベンヴォーリオ役の3人です。自分たちがどの場面を担当するか、そして当日の服装などを相談しています。
当日は白と黒のTシャツに分かれて、どちらがモンタギュー家でどちらがキャピュレット家か、極力わかりやすく演出を行う予定です。まだまだ台詞を読み合わせている段階ですが、今後の練習を通して一体感のある演劇を行うことができれば、と思います。
以上で第8回ドイツ語劇の授業報告を終わります。
宮川
2016/6/8 《ファイバーワーク》第8回
こんにちは!
ファイバーワーク第8回目の授業の報告をしていきます。
今回の授業では、共同制作についての話し合いを行いました。
これまでは個人での作業がほとんどでしたので、はじめて全員で取り組む作業ということになります。
まずはじめに議長を決めました。
ここは年長者がいいだろうという先生の提案で、3年生の中村さんと日露さんに議長をお願いすることにしました!
そしていよいよ共同制作のテーマ決めです。
しかし、いざテーマを決めよう!といってもどうしたらいいのやら…
うーん…
とりあえずどのようなテーマがいいかを一人ずつ聞いてみます。
「大きく場所を使っていいのよ!」と先生がおっしゃっていたのもあってか、自然、深海、空といった壮大なイメージを持つテーマが多く挙がりました。
さまざまな意見が出ましたが、どれもつなげることができそうです。
「思ったんだけど、これってさ…」と言って、日露さんがこれらのテーマを図式化し始めました。
地球の断面図を考えた時に、一番下には深海、中間には私たちがいる地上。その地上には植物が生い茂り、豊かな自然がある。そしてその上には空が広がっていて、一番上には神様が位置し、上から深海に向って光が降り注いでいる。
出た意見をうまくひとつにまとめることができました!
まとめたはいいけど、これをどう表現しようか…とまた悩み始めます。
図式化できたのはいのですが、これでは二次元の絵画です。
三次元のオブジェにしなくてはなりません。
そこで淀野さんから提案がありました。
大きな箱のようなものを作って、その中に深海、地上、空を表現し、見る人がその箱の中に入ることによって作品が完成するというものです。
体験型のアートということですね!
この意見を採用することにしました。
どんなものを作るかがだいたい決まったところで、この作品のテーマは何なのか、そしてタイトルはどうするのかを考えます。
ここでもさまざまな意見が出ました。
おもしろいのは、どのような物を作るのかがだいたい決まって、全員が持っているイメージもひとつにまとまってきたのかなと思いきや、テーマやタイトルを決めようとするとそれぞれが持っているイメージに少しずつばらつきがあるということに気付かされることです。
なので、出た意見をひとつにまとめようとしても、なかなかうまくまとまりません。
「せっかく出た意見だから、どれも取り入れたい…」と議長を中心に思案しますが、良い文章ができません。
言葉を紡ぐことも「創造」ですね。
ここでも「創造」の難しさに直面しています。
たくさんたくさん苦戦して、やっとタイトルとテーマが決まりました!
テーマ 世界創造
タイトル 別世界の神話の箱
来週までにこの共同制作のラフスケッチと、今回決めたタイトルとテーマを載せたDM(案内状)の図案をみなさんに描いてきてもらいます。
それぞれがどのような案を持ってくるのかが楽しみですね!
2016/6/8 【演劇】第8回「公演に向けてスタート」
ついに今日は公演にむけての台本が配布されました。
あらすじは、合併予定の五条町とすずめ町が、主権を争い、歌合戦で決着をつけようというもの。
先生が脚本を書きました。歌あり、ダンスありでエンターテイメント性もあってとても楽しいお芝居です。
今日は一回しか読み合せられませんでしたが、来週から役者やスタッフなどを決めて稽古をしていきます。
2016/6/7 留学生と総踊り 第六回
ティーチング・アシスタントの松本です。今日は第六回目の授業の模様を報告したいと思います。今回の授業では、前回の授業で計画したイベントをブラッシュアップするための方法について、岩上先生から教えていただきました。営業や会場といったグループに分かれて、参加者同士が意見を交換する場面もありました。そのおかげで、さまざまな改善点が見つかり、イベント運営の難しさを改めて知ることができました。
2016/6/2 《ファイバーワーク》第7回
こんにちは!
ファイバーワーク第7回目の授業の報告をしていきます\(^o^)/
今回の授業は、前回の続きに加えて、世界のテキスタイルの観賞を行いました。
先生がこんなにたくさんのテキスタイルを持ってきてくださいました~!
まずこちらはインドネシアのテキスタイルです。
一番最後のテキスタイルは藍染めなのですが、泥で染色しているために日本で見られる藍染めよりも透明度が低くなると先生がおっしゃっていました。
こちらも同じくインドネシアのテキスタイルなのですが、これは王族が織った金糸使いの布だそうです!
またこれらは「いざり織り」という手法が用いられていて、たて糸を織り手の腰に接続し、腰でたて糸のテンション(緊張)をコントロールしながら織っていくのだと先生がおっしゃっていました。
こちらはイランのテキスタイルです。
イランのようなイスラム教の国では、このような植物文様が中心になるそうです。
こちらはインドのシルクです。
インドではシルクのテキスタイルが盛んに作られており、また薄いものが得意なんだそうです!
それに対してこちらはタイのシルクです。
インドのものとは違い、しっかりしていますね。
同じシルクでも国によってこのような違いがあるのですね!
こちらは南米、メキシコのテキスタイルです。
2枚目は色合いも南米らしいものになっていますね。
こちらはフランスのタピスリー(タペストリー)です。
有名なクリュニー中世美術館所蔵の《貴婦人と一角獣》のタピスリーのコピーです!
2013年に東京の国立新美術館に企画展としてやってきていましたね!
6面の連作で、そのうち5面は五感を表現し、残りの1面が何を表すかはいまだに解明されていないようです。
こちらは沖縄のテキスタイルで、こちらも泥染めになるそうです。
中心に鳳凰が描かれていますが、この鳳凰は沖縄の皇室がよく使っていたそうですよ!
他にも、先生はレースがお好きだそうで、レースもたくさん持ってきてくださいました!
こちらはブラウスの首元の部分と蝶のブローチ、そしてお花のイヤリングになります。
とても繊細で、かわいらしいですね~!
また、高橋秀樹先生のタータンチェックのテキスタイルのコレクションも持ってきていただきました!
3冊組みになっていて、すべて違う柄のタータンチェックの布がページに張り付けられています!豪華ですね~!
ページの上部に紋章が描かれているのがおわかりでしょうか?
タータンチェックはスコットランドの伝統的な装飾文様で、昔は戦場で敵と味方を区別するために使われていたようです。
なので一族はみな同じタータンチェックを身につけていて、スコットランドの人は柄を見るだけでその人の家柄がわかってしまうそうですよ!
本当にたくさんの種類のチェックがありました!
みんなでチェックを見ています!
お気に入りの柄は見つかったでしょうか(^^)?
こちらでは先程先生が広げて見せてくださったテキスタイルを実際に手に取って見ています。
「泥染めの布にはまだ泥の匂いが残ってるのよ~!」と先生がおっしゃっていたので、みんなでいろいろな布の匂いを嗅いでみます!クンクン
みんなが出した結論は「なんていうか…おばあちゃんちのにおい…」
レースやチェックなど、こういった物はやはり女の子の心をくすぐるのでしょうか、前に出てきて夢中になっているのは女子の学生さんばかりでした(笑)
もともとこの授業には女子の学生さんのほうが多いのです。
男子の学生さんは入りづらかったのかもしれませんね…!
でも世界のさまざまなテキスタイルを実際に見ることができて、とても良い経験になりました!
さてさて今回ランチョンマットを織るのは高橋さんと伊藤さんです!
スタートでつまづき気味の2人…「どうやるの?」と協力しながら作業を進めます。
いつもの個人オブジェでとても小さいバラを器用に折っていた高橋さん、コツを掴んで持ち前の器用さで織り進めていきます。
女巻きを巻くときには経験者の日露さんから手伝ってもらいました!
「うーん」「あれ?」とひとりごとが聞こえてくるのは伊藤さん。
ペダルを踏みかえるタイミングや、何番のペダルを踏むのかで手こずっています。
慣れてしまえば簡単ですが、慣れるまでが大変なのです…
授業の後半にさしかかるともうすっかり慣れてきて、とっても綺麗に織れていました!素晴らしいです!
先生が「織り職人だったの~?!」と驚くほどです!
高橋さんも綺麗に仕上がりました!
2人とも授業時間内に完成しました。お疲れ様でした~!
同じく織り機に向かっているのは中村さんです。
ランチョンマットは長さが45cmですが、マフラーは150cm織らなければいけません。
しかし前回からの努力で、あと少しで完成!というところまできました!
しかしここでミスが発覚しました!
あとちょっとですが、戻ってやり直しです(;O;)
次回の授業で完成させたいですね!
個人オブジェの制作も進んでいます!
こちらは黒い厚紙でタワーのような物を作っています!
今まで試行錯誤をしていて、なかなか本人の気に入るものができていなかったのですが、ようやく形になり始めてきました。
こちらでは以前よりもはるかに大きい魚を作っています!
比較的小さめの作品が多いので、これほどのスケールになると完成したらどのようになるのかが楽しみです。
こちらは綿で雲を作ろうとしているのですが、綿がバラバラになってしまうので苦戦しています。
上からスプレーのりをかけてみたのですが、やはり綿の中心部までは届かないので、もう少し工夫が必要になってくるようです。
それぞれ試行錯誤をしながら「創造する」ことに向き合っています。
その姿はとても一生懸命で、見ているこちらが惹きつけられてしまうものがあります。
私たちも時間を見つけて「創造すること」「想像すること」に向き合ってみたいですね!
2016/6/2 [写真集制作]5月31日(第七回)
・撮影実習
本日も先週に引き続き、快晴のためキャンパス内での撮影実習です。
前回と同じように、撮るべき写真の課題が出されていますので、その条件に沿って撮影をすることになります。
・写真紹介
各自が撮影した写真を、全員で共有しました。発表は、一班からです。
・カメラを意識していない写真。 ・ぼかした写真。 ・顔を写さない表現。・広角よりの写真。
次に二班の発表です。
・カメラを斜めにして撮影。 自然な感じの二人。 ・撮影しているところ。・踊っている人の足。
最後に三班の人の発表です。
・明るく、ぼんやりと遠目の写真。 ・猫の横顔。 ・猫を撮影する人。・前足を丸めた猫。
・次回の予定
次回は、時間がなくて発表できなかった四班の人の発表からです。
また、天気に関係なく、教室で論文講読とPhotoshop ElementsとInDesignの実習を行います。担当者は、発表の準備をしてきてください。
2016/6/1 【ドイツ語劇】第7回
皆さんこんにちは。ドイツ語劇TAの宮川です。
第7回ドイツ語劇の授業は、発表会の際に止揚する舞台であるライブラリーホールにて行われました。
予約がなかなか取れず、次にこのホールを使用できるのは、ゲネプロになるそうです…。それまでスタジオでの練習を行いますが、実際の舞台で練習をすると、いつも異常に気分がひきしまりますね。
それでは、授業の一部をお届けします。
↓当日、大詰めの場面でロミオとジュリエットが共に倒れる台です。こうして見るとシュールですが、当日はきっと様になるでしょう!
↓ライブラリーホールは、思ったよりも観客席が多い、という声を数多く聞きました。後ろの座席まで聞こえる大きな声で演技に臨んでくださいね。
↓一番後ろの座席から見た図です。思ったよりも舞台が小さいので、これだけの大人数で舞台に立つとなると、結構窮屈かもしれません。ですがそれはそれで迫力満点のステージになりそうですね!
7月末に行われるゲネプロまで、図書館ライブラリーホールを使用することはできませんが、しばらくスタジオでの練習をがんばりましょう!
配役も徐々に固定されつつあるので、台詞をしっかり覚えてきてくださいね〜!
以上で第7回ドイツ語劇の授業報告を終わります。
宮川
2016/6/1 【演劇】第7回「照明を使って」
今日は照明の効果について考えました。
劇場の照明でよく使われるものは
・客電・・・客席全体を照らすもの。
・地明かり(じあかり)・・・舞台全体をまんべんなく明るく照らすもの。
・シーリングライト・・・客席側から舞台をてらすもの(前から照明を当てることにより、登場人物の表情がよく見えるようになる)。
・スポットライト・・・一部分だけを照らすもの。
・ホリゾントライト・・・舞台奥のホリゾント幕という白い幕に照らすもの。背景に色を付けることができる。
前回の音響効果も加えて、花火の「ヒュ~、ドン」といった音をサンプラー(いろんなボタンがある機械で、ボタンそれぞれに音が設定されており、すぐ音をだすことができる)で合わせながら、照明も操作しました。
照明を操作する人以外は、なりやまぬ花火を見てひたすらリアクションしていました。