2016年度_授業報告
2016/11/7 [新聞製作]11月1日(第五回)
・前回の続きから
作った新聞を一人ずつの手元にいきわたるように、印刷しました。
・見出しを考える
現物を見ながら、見出しやさらなる工夫を考えました。思いついたアイデアは赤ペンで書きこんでみたりもしました。
種田先生が一人ずつ見て回り、アドバイスや進捗状況を聞いていました。
・来週は
ひとまず、来週で新大際を題材にした新聞が完成する予定です。
どんな新聞が完成するのか楽しみですね。
また、次回以降はどんな題材に沿って新聞を作っていくことになるのでしょうか。そちらも楽しみです。
2016/11/3 第五回目 マインドマップ講義
皆さん、こんにちは!
TAの谷 微です!
今回のマインドマップ講義を紹介します!
先週の課題
授業の本題に入る前に、チーム内に何でもいいですので、自分または自分が知っていることを皆にシェアしました。初対面ではないが、初めて同じチームになるかもしれないので、まずリラックスな雰囲気を作るためです。毎週やりますので、もう慣れましたでしょう。
それから、先週の課題「12月31日What I want to be」にはいりましょう。
皆、12月までにどのようになりたいでしょうか。目標というか、計画というか、どのようになるのでしょうか。
絵で計画を立てることが面白いでしょう。皆の絵が本当に上手ですね。イメージしたことやモノを枝の形になり、色付けて表現して、整理するのは手帳で記録することと違うでしょう。
自分の中のことを皆とシェアすることを通して、コミュニケーション能力を上がったと感じたでしょう。
今週のテーマ 「ノートテイキング」
今週のマインドマップ作成は以前とすこし違います。今回は文章を使い、自分が理解したモノをイメージし、マインドマップを作成します。
例えば、象に関する文章を読んだうえで、象への理解やイメージをマインドマップで表現するという形です。チームには二人ペアで違う文章を読み、相手に自分が作成したマインドマップを説明します。ですので、単にイメージしたモノを描くだけではなく、他人に理解してもらうために工夫しながら作成作業を行います。以前より少し難しくなるような気がしたでしょうか。
皆の様子を見ましょう。
うまく進んでいますね。皆すごいです。
では、互いに自分のイメージしたモノを説明する様子です。
一回目の実践は15分だけあげたが、皆よくできましたね。では、さらに難しい課題に挑戦してみましょう。
「教育基本法」と「教育の目的及び理念」についての文章を使い、やってみました。動物の表現より若干難しいかもしれないが、皆どのように理解し、どのように表現するでしょうか。作成時間は20分です。
少し固い課題でしたが、なんだか皆うまく進んでるような感じですね。
さすが脳を使い、放射思考方式に慣れましたね。感心しています!
私は毎回、授業中の写真を撮りながら、皆の成長を見ています。
絵がだんだん上手になる人もいるし、説明能力或いはコミュニケーション能力を向上している人もいるし、まとめ能力発想力を上がった人もいます。皆も自分の成長を感じているでしょうか。
マインドマップに記録した内容を自分がやりたいこと、目標としてのことを実現するように、頑張ってくださいね。
今週の課題
今回の授業で頭をたくさん使いましたね、お疲れ様です。
皆、よくできましたよ。
今週の課題は自分が読んだ本や新聞、雑誌などの内容をマインドマップで表現し、作成することです。
今年の冬、前年より寒くなるようで、風邪などを引かないようにね~
では、来週の発表、期待しています。
また来週~
2016/10/31 映画製作第4回
今回の授業では、第2回・3回で撮りためた「1分間映像」の上映会を行いました。
(ここからスクリーンに映し出しました。)
学生たちもほかの人の作品を観て、刺激を受けたのではないでしょうか?
1分間の中で何カットも使って細かく仕上げている人がいたり、
小道具を用いたり、
ストーリーをしっかりと考えてきたり…
と、一人ひとりが限られた時間内で作品を作り上げていました。
さて、次回はこれから映画を作り上げていくための企画書をみんなで持ち寄り、
その中から実際に作っていく作品を決めます。
どのようなアイディアが生まれてくるのか楽しみですね!
2016/10/31 [新聞製作]10月25日(第四回)
・原稿の編集
新大祭で取材をし、各自が書いてきた原稿を一つにまとめます。
専用のツールがインストールされているパソコンが二台しかないので、一グループ一台の割り当てで編集作業をしていきます。
・並行しての作業
グループの代表が編集作業をしている間に、手の空いている人は自身の原稿を推敲したり、よりよい文章に修正していきました。
・次回までの課題
次回までにそれぞれの記事につける見出しを考えてくることになりました。一つだけ考えてくるのではなく、複数の候補を考えて、グループ内で相談するのもいいかもしれません。
2016/10/31 第四回目 マインドマップ講義
皆さん、こんにちは!
TAの谷 微です。
第四回目のマインドマップ講義についてご報告します。
1.チーム分け、自己紹介
毎週同じようにチームを分けて、新しいメンバー、友達を作りましょう。
2.「最高の休日」を実現するために
皆が先週の課題に解決しましょう~
3.TEFCASについて
TEFCASはなんでしょう。
それは脳の思考を目標達成に向けて準備するプロセスであります。TEFCASは目的を持ち、焦点を絞って意思疎通しあえる組織を築くための基礎となります。人間の脳は無数の考えやアイディアを生み出す能力があります。その創造力のすべてを会社の目標と個人目標の達成のために使えたら何が起きるか想像してみよう。
TEFCASはこの新しい成功法のステップを示す単語の頭文字をとった略語である。
Trial 試行
Event 実行(出来事)
Feedback フィードバック
Check チェック
Adjust 調整
Success 成功
それはまさに、TEFCASを使うと起きることなのだ。
皆も練習しましょう
4.シェア中~
皆、今回の授業楽しんでましたでしょうか。
頭をたくさん使いましたね~
お疲れ様です~
次回の授業で自分自身がなっていたい状況をマインドマップⓇで作成して、最初にグループ内で発表するので、楽しみましょう~。
では、また来週ね~
2016/10/31 第三回 マインドマップ講義
皆さん、こんにちは!TAの谷 微です。
三回目のマインドマップ講義についてご報告します。
随分遅くなって、申し訳ありません。
さて、三回目の授業を振り返りましょう~
1.自己紹介
この授業ではキャンディ―によりチームを分けるので、毎回チームメンバーが違います。ですので、毎回対面の方に自己紹介する必要があります。しかし、普段の形と違い、マインドマップを使って、自分のことをアピールすることになります。
マインドマップで自己紹介?どうなっているでしょう?!
どうでしょう、面白そうでしょう。色付けて、自分の性格や好き嫌いことをoutputすることにして、普通の自己紹介との違いを感じましたかな。
皆、結構楽しんでやっているようでした。
2.全脳を使うためのマインドマップを作成7つのルール
1.用紙は横置きに、中央にかくイメージから始める
2.イメージに時間をかける。だいたい持ち時間の2/3ぐらい。しっかりしたイメージはエネルギーを有し、ブランチの展開に情報あふれたものとなる。
3.沢山の色を使う。色鉛筆なども塗りつぶしには効果的。
4.ブランチは生物的に太く始まり補足していく。線は山あり谷ありで描く。
5.言葉は1ブランチ1単語が基本。言葉をフリーにする。
6.構造化、上位概念、下位概念でまとめると整理がやりやすい。連想に忠実に。フレームワークを使用する。5W1Hなど
7.楽しむ、五感をフルに使って連想する。ゲシュタルト
いかがでしょう、先生の説明でよく理解していたのでしょう。
やってみましょう~
「最高の休日」、一ヶ月の休みを連想し、どこへ、誰と、何をやるかを考えながら、描いてみましょう。
皆真剣に描いていますね。
次は、シェアの時間です~
他の人のアイディや考え方を検討しましょう~
皆それぞれですね、最高の休日が実現してほしいですね~
3.次回の課題
「最高の休日」を実現するためにさらに精度の高いマインドマップを作成し、冒頭で発表しましょう。
では、また来週ね~
2016/10/27 【マンガ・アニメ③】特別授業その1、アニメーション制作者の講演を受けて
こんにちは、表現プロジェクト演習U、TAの佐藤です。第3回の授業報告を行います。
今回は特別授業として、現在新潟市で開催されている「文化庁メディア芸術新潟展 記憶と記録のモノ潟り」でも公開されている『はちみつ色のユン』を制作されたユング監督の講演に参加し、アニメーション制作やマンガとアニメの関係について学びました。
ユング監督は韓国生まれの方で、5歳で養子としてベルギーに渡った経歴のある方です。そうした背景があるため、少年期から青年期にかけて複雑なアイデンティティを抱えていらしたそうです。そうした中で、絵を描くことが自らのアイデンティティを認める助けになったそうです。大学では芸術コースでデッサンを学び、その後マンガを専攻、更にアニメーションについても学び、多方面で活躍するようになりました。そして、成長するにつれ抱いていた祖国への複雑な感情が、誇りへと変わったそうです。(写真左がユング監督です)
講演の途中では、制作過程の紹介もあり、キャラクターデザインの絵や絵コンテ、3Dモデリング等が公開されたり、絵に動きが付いていく過程も知ったりすることができました。この部分は特に、今後のアーカイブの際に役立つと思います。
個人的に一番印象に残ったのが、作品を描ききることや自分の作品に自信を持つことが重要だと述べられたことです。机の下に隠すのではなく、勇気を出して一歩を踏み出し、自分の作品を公開することは簡単にできることではありません。そうした中で自信を持つということは、マンガ・アニメ制作においてだけでなく、人生の様々な場面でも重要になるなと改めて感じました。
(ちなみにユング監督、最初に作品掲載の契約を取った時、ノーアポだったそうです。やっぱり自分の作品に自信があると、大胆な行動ができますし、人を動かす力があるんですかね。私も見習いたい…)
最初の写真を見てお分かり頂けるように、受講者の皆さんだけでなく、新潟大学の在学生や先生方も多数参加した講演だったのですが、皆さん普段なかなか聞くことのできないお話に対して。興味深そうに耳を傾けていました。私も制作過程が順々に紹介され、最終的に絵が動いた時には「おお、すげー」と思うと同時に(小学生みたいな感想だ…)、アニメーションが完成するには多くの段階や作業があって初めて完成するのだなと実感しました。
特に最近はフル3Dのテレビアニメも増えてきた中で、(今放送中の『亜人』や夏に放送していた『ベルセルク』、有名どころでは『蒼き鋼のアルペジオ』や『シドニアの騎士』あたりでしょうか)3Dのモデリングの設定に関する資料は大変興味深かったです。(3Dモデリング含め)こういった素材を、今後アーカイビングしていくことになるんですね。
と、今回の授業が講演だったため、皆さんの活動記録というより、講演の紹介と私の感想みたいな記述になってしまいましたが、今回は貴重なお話を聞くことができたと思います。今後のアーカイブ作業でも、今日の内容を活かしていきたいですね。
というわけで今回はここまで。次回もなんとまたまたゲストの先生をお招きしての授業になるみたいです(私も楽しみ)。それでは皆さん、次回もよろしくお願いいたします。
2016/10/27 【マンガ・アニメ②】そもそもアニメってどうやって制作されるの?
こんにちは、表現プロジェクト演習U、TAの佐藤です。第2回の授業報告を行います!
先週レポート選抜を行い、無事15名の受講者が決定しました。今週から本格的に授業を開始していきますよ!
さて、では授業の様子を紹介…の前に、この授業の担当の先生をご紹介。まずは石田美紀先生(写真中央、プリントを持っていらっしゃる方です)。本学人文学部の先生です。映画がご専門で、映像に関することであれば幅広い分野に精通していらっしゃる先生です。というか、去年も説明しましたっけ。
そして今年はもうおひとり、キム・ジュ二アン先生も加わって頂きます。キム先生はアニメーションがご専門で、アニメーションの素材のアーカイビングにも深い知識をお持ちの先生です。
そんなお二人の先生の下、自己紹介を行った後、まず先生方が実際に行ったアーカイビング作業の様子を紹介して頂きました。誰もが知っている国民的アニメから、随分昔の名作まで、様々な作品の資料が出てきました。貴重な史料なので、慎重に扱わなければならないとの体験談もお聞きしました。この授業で実際に受講者の皆さんでアーカイブ(資料のスキャン・演出家は誰かなど、素材情報のカタロギング)作業を行います。皆さん集中した様子で説明を聞き、活発に感想等を話し合っていました。
そして今回は、アニメ制作の過程について、短編アニメやメイキング映像を見ながら学びました。前回も少し書きましたが、脚本家、演出家、原画家、アニメーター、彩色、背景等々様々な仕事が一緒になって制作に携わります。一説ではテレビアニメ1話(約30分)に少なくとも3000枚の動画素材(動画によって、ちょっとずつポーズ等を変えることで動きを付けます)が、いわゆる「ぬるぬる動く」場合には8000から10000枚も描かれるそうです。…そう考えるといちいち素材を残しておくのも大変ですね…。
こうした制作の過程を学び、受講者の皆さんからは、手作業が多い割に細かいこだわりがある、とか、アーカイブ作業の重要性を感じた、見ているだけでは原画1枚にそんなに意識していなかった、といった感想が聞かれました。皆さん、アニメ制作の大変さや、アーカイブの重要性が分かったようですね。
そんなところで今回はここまで。次回と次々回は特別授業ということで、ゲストの方をお招き(したり、ゲストの方の講演に参加したり)して、アニメ制作やアーカイブについて学びます。それでは次回もよろしくお願いいたします。
2016/10/27 【マンガ・アニメ①】受講者の選定
初めましての方は初めまして、そうでない方はお久し振りです。今年度の表現プロジェクト演習UのTAを担当します佐藤です。
さてこの授業は、「マンガ・アニメを活用した街づくり」をテーマにした授業になります。今年のテーマは、「アニメ中間素材のアーカイビング」です!…といっても、アニメ中間素材って何ぞや?とお思いの方も多いと思います。
アニメ制作にあたり、アフレコ等でしようする脚本、アニメの展開の流れを描いた絵コンテ、何枚も作られることで動きを生み出す原画・動画の絵…等。アニメを制作するには膨大な資料・絵・指示書があるわけです。それらがアニメ中間素材と言われています。
そうした資料を何故アーカイビングするのかと言えば、様々な素材の中に書かれている制作者の指示や実際描かれた線を保存することで、どのような行程で作品が作られたのか、とか、このシーンに制作者はどの様な意図をもって描いたのか、というような、作品をただ見ているだけでは分からない情報まで掴むこともできるのです。要は、ただ単に作品保存のためだけではなく、学問的なアプローチもできるため、こうした素材のアーカイビングが重要なのです。
じつはこうしたアニメ中間素材、アーカイビングが十全にはなされていなかったりします。アニメーターさんが資料として抱えていたり、破棄されていたり…。アニメ制作者たちの仕事を描いた『SHIROBAKO』というアニメ作品でも、使われなくなったアニメスタジオに昔のセル画が大量に残されている、なんてお話もありました。作品保存や学問的使用のためアーカイビングが大事となれば、この授業で何故アーカイビングを行うかもお分かり頂けるでしょうか。
でも、街づくりとは関係あるの?と思われた皆様!実は、『輪廻のラグランジェ』というアニメの舞台になった千葉県鴨川市で、同アニメの作品資料を保管しようというプロジェクトが進行していたりします。展示会等の活用などに活用される計画もあるそうです。そうした話があると、あながち街づくりにも関係ないとも言えなくもないのかもしれません。なにせ新潟は、「マンガ・アニメの街」ですからね。
そうした背景の下、この授業は開講されます。初回の授業は受講者選定のため、履修希望者にレポートを書いてもらいました。何せ定員15人に40人近くの希望者が集まったので…。お題は「アニメ中間素材のアーカイブ化するときに必要な心構えと、作業を通して学びたいこと」です。書いたレポートを読ませて頂いたのですが、皆さん、結構アニメの素材に興味を持っているんですね。
さて授業は、レポートを書いて終了。受講者が確定してないのに、これ以上作業できないので…。ほんとにレポートを書いて終了だったので、特に皆さんが活動している写真も撮影できず…。
以前後輩に私が書いた授業報告を見せた時、「うわ、字の海だ…」と第一声を受け、もっと見やすい授業報告をしようとしたら、初回でこのありさま…。事情の説明とか、あったもんね…、じ、次回からは、写真も併せて見やすい授業報告していきますよ!ほんとだよ!そんなわけで今回はここまで。次回もよろしくお願いいたします。
2016/10/24 映画製作第3回
第3回目の授業では、前回の続きで「1分間の映像作品」を撮りました。
その一部分をどうぞ。
(カメラの位置や被写体、明るさなどを調節して撮影しています)
次回はいよいよ上映会です!
どんな作品が出来上がったのでしょうか。楽しみですね!