平成22年度_授業科目成果報告
2010/7/5 撮影もほぼ終了です。
こんにちは、TAの針井です。更新が滞ってしまい申し訳ありませんでした。今回は、3週分を一気に報告したいと思います。
6月22日
役者さんとの都合により、この日だけ火曜日に授業を行いました。この日は周囲とはズレていても自分のセンスに自身のある女の子の話の撮影でした。大学生協の中と、第一食道の脇、そして人社系棟の前の広場の計三か所で撮影を行いました。
人社系棟の前の広場は、夜になって外が暗くなるのを待たなければならなかったので、みんな生協でお菓子を買って、おしゃべりをしながら暗くなるのを待っていました。夜の撮影のシーンでは、フランスからの留学生が役者として参加してくれました。その留学生は演出上、冬用のコートを着なければならず、とても大変だと思いました。監督の人は、夜の撮影は照明が難しいと言っていました。
後は体育館での撮影を残すのみとなりました。これは授業以外の時間に行うことになっています。頑張ってください!!
6月28日
この日は今まで撮った映像の編集作業を行いました。みなさん、慣れた手つきで編集を行っており、スムーズに作業をしていました。
撮影も大変ですが、編集も地味な作業で、かつ量が多いのでとても大変です。
7月5日
この日は偏食の人達の話の最後の撮影日となりました。役者さん達とは3週間ぶりの再会でしたが現場の空気は非常によく、撮影はスムーズに行われました。
監督(一番右の女の子)の指示を、役者さん達(中央の男の子3人)が聞いているところ。
撮影に使うご飯を監督自ら盛りつけています。
手前はパンにご飯を挟んだもの。奥は中身がキャベツの千切りのロールキャベツとご飯。役者の人達はこれを食べました。
ハヤシライスのように見えますが、チョコを溶かしたものをカレールーの代わりにかけています。これも役者さんは食べましたが、相当つらそうでした。けれども頑張って食べてくれました。
僕も撮影終了後に食べさせてもらいましたが、相当キツイ味でした。
というわけで、この偏食の人達の話は全ての撮影が終了しました。みなさん、お疲れさまでした。
それでは次回もお楽しみに!!
2010/7/2 読み合わせと編集作業
こんにちは。TAの小川です。更新が遅れてしまってすみません。先週7月2日の授業について、報告したいと思います。
先週は先生の前で、ひと班ずつ原稿の読みあわせを行いました。教室で、実際のスタジオでの収録と同じ位置に座り、ディレクター役の人がQを出して進めていきます。15分ぶんを通してやるのではなく、コーナーごとに区切って時間を計り、そのつど先生から話し方や音楽の入れ方についてアドバイスをいただきます。原稿にばかり目が行きがちですが、文字を読みすぎず感情をこめてしゃべる、2人でナビゲーターをやるときには息を合わせる、などが指摘されました。まるでスタジオにいるように、教室には緊張感が漂っていました。
さて本番も近くなり、授業時間以外にスタジオを借りて編集作業をする班も出てきました。写真は先日、FM PORTで作業を行ったC班さんの様子です。
スタジオの機材にも少しずつ慣れてきたでしょうか?
さて次回は全員でFM PORTにお邪魔して、いよいよ収録のリハーサルを行います。授業も残すところあと2回。今まで準備してきた成果を十分に発揮できるといいですね。
それでは次回もお楽しみに!
2010/7/1 小冊子の企画・編集開始!
T.A.の小林です。報告が遅れてしまい申し訳ありません。今回は第9回と第10回の授業をまとめて報告しようと思います。
第9回の授業ではまず「歴史文化」グループが実習報告をしました。報告の中で留学生へのインタビューがあり、北方文化博物館の中でも留学生たちは日本庭園が最も印象深かったようです。
今回で調査実習の報告が全て終わったので、いよいよ小冊子の作成に向けて本格的に動き出しました。まず、前回に引き続き、小冊子の「対象とする読者層(ターゲット)」、「コンセプト」、「コンテンツ」について全体で話し合いました。「ターゲット」をもう少し絞ること、「コンセプト」に新潟発見を追加、「コンテンツ」に留学生の紹介を盛り込むことなどが新たに決定しました。しかしまだ議論の余地はあるようです。
次に小冊子のフォーマットを決めるためにグループ討論をしました。つまり、その大きさ(A4かB5か)とそれによって決まるページ数をどうするかということです。以前、この授業と同じようにパンフレットの作成をする授業があり、その集大成として完成した『わたぼく』という冊子を参考に、回し読みをしながら議論していました。
A4にするかA5にするかでかなり迷った結果、A4で16ページということで決定しました。
ここからは第10回の授業の様子です。
まず先生から冊子のターゲットについてのお話がありました。前回までは、人文学部を目指す高校生をターゲットの中心にすることが有力でした。しかし、そもそもこの冊子の作成目的は授業紹介ではなく、留学生と「新潟発見」や「国際交流」がコンセプトとして重要なので、それらを尊重することになりました。そのため冊子はオープンキャンパス時に配布したり国際交流に関心のある行政機関などに配置したりする他に、実習を通してお世話になった方々にも発信することになりました。
次にこれまでの意見をもとにまとめた企画内容の構想を確認し、ページ毎に作成担当者を振り分けました。概ね以下の通りとなっています。
・A4規格 全16ページ
・ページ割り当て↓
- 表紙 【留学生1名を含め2名】
- p.1~2 巻頭記事:留学生の写真、自己紹介(400字以内) 【各グループで用意】
- p.3~6 「祭り」 【〃】
- p.7~10 「歴史文化」 【〃】
- p.11~14 「食」 【〃】
- p.15 ナント大学とのビデオ討論 【2名・写真提供はT.A.】
- p.編集後記 【3名】
なお、各グループのページ(p.3~14)にはコラムとして≪留学生の視点≫というものを挿入します。また、タイトルは未定です。
続いて、記事本文のスタイルを決めるために、先生が資料を配布しました。文字をメインとするのか、写真をメインとするのかでページの印象は大きく変わってくるようです。
そしてそのスタイルと本文のレイアウトなどについて各グループで討論しました。
次回は編集の専門家である印刷会社の方々をお呼びして、より高度なアドバイスをいただきながらレイアウトやページデザインなどを検討していく予定です。
ではまた!!
2010/6/29 第11回目
こんにちは!
いよいよ授業回数10回を超え、期限が迫ってまいりました。
今回もそれぞれの作業を進めることになりました。
さて、前回学生たちのテーマ紹介をしましたが、今回も残りの2名の紹介をしたいと思います。
山本卓弥さん 「空間の庭」がテーマです。
テーマの中でこの作品がどんな展開をするのでしょうか。楽しみです。
五十嵐あゆ美さん 「木・洋・和 KYO-WA」がテーマです。
彼女はレース編みをしています。どう作品にいかされるのか楽しみです。
また前回紹介した今井ひかるさんはテーマを「花火・金魚・夏」と変更しました。
これで学生たちのテーマが出そろいました。
順調に作業が進む人もいれば、構想につまってしまった人も出ていますが、
みんな個性豊かなイメージが作品に表れています。
作品の完成が待ち遠しいですね!
次回も学生たちの経過を見ていきたいと思います!!
~感謝~
今回の授業にて、文久堂様に紙の提供をしていただきました。ありがとうございます!
2010/6/29 第一幕から通し、本番さながらに
こんにちは、TAの風間です。
さて先週までは、台本全体を演技指導も加えながら読み進めていくという感じでしたが、
今週は最初の第一幕から本番さながらに、本当に観客がいるような感じで練習をしました。
ただ読むだけではなく、身振り手振りを交えながら演技をします。
写真はルイーザがエル・ガヨにより魔法を解かれて、立ち上がるときのシーンです。
表情が豊かになってきました。
また次の写真はルイーザとマットのお母さん二人とエル・ガヨがこれから起こる誘拐の計画を立てている場面です。ここの場面は三人のからみがとてもコミカルで、歌も混じって、とても楽しい場面です。
いよいよ本番まであと1ヶ月です。
練習にも熱が入ってきました。
ではまた来週!
2010/6/25 試食会!
こんにちは!TAの小川です。
今日は、新潟のB級グルメ「ぽっぽ焼き」をテーマに番組制作を進めているA班のみなさんが、味のランキングを作るための試食会を行いました。事前に自分たちで作ってきた5種類の味のぽっぽ焼きを他の班のメンバーに試食してもらい、点数と感想を紙に書いてもらいます。黒蜜きなこやピザ味など個性的で気になる味ばかりとあって、さまざまなコメントが飛び出し、試食会は大変盛り上がりました。
「あ、これはおいしい」「私はちょっと……」同じ味でも人によって賛否両論。A班メンバーはそれらのコメントを機材で録音し、ランキングとともに番組の素材として使います。どんなふうに編集されるのでしょうか。できあがりが楽しみですね。
試食会のあとは、再び班ごとでのミーティングです。各班とも原稿がだいぶできあがってきており、先生からのアドバイスをいただきながら内容を詰めていきます。ナビゲーター役をつとめるメンバーが原稿を実際に読みあげていき、それに合わせて音楽を流してみたり、時間をはかってみる、話し方を直していくといった場面もみられました。7月下旬の番組収録に向けて、どの班も頑張っています。
それではまた来週!
2010/6/25 7月11日、小国町補充調査の準備作業
皆さん、こんにちは。
今日のレッスンは7月11日の小国町補充調査の準備作業をしました。
以下はレッスンの様子です。
学生はそれぞれ担当している昔話によって、グループに分けて、翻訳された文章(中国語とハングル)と日本語の原文についてを検討している。
では、次回もお楽しみに。
2010/6/22 第2幕の続き、小道具もちらほら
こんにちは!TA小川です。
今週も引き続き第2幕(ACT2)の練習を進めていきました。前回の報告にもあったように、この第2幕では主人公ルイーザの二面性が重要なポイントのひとつとなっています。
恋人のマットとけんかをし、エル・ガロの持つ大人の魅力に惹かれるルイーザ。ここで彼女の二面性を引き出す小道具として使われるのが、写真にあるような「仮面」です。「仮面」をつけたルイーザは、かわいらしい乙女から一転、冷めた女性へと豹変します。せりふもがらりと変わるのですが、声の高さや話し方も工夫してギャップをうまく伝えなくてはなりません。一方エル・ガロも、ルイーザを魅了する雰囲気をどう演出するか、腕の見せどころです。むずかしいシーンですが、とてもおもしろい部分でもあると思います。
小道具の準備も少しずつ整っています。ルイーザ以外にも、この怪しい「仮面」をつける人物が……?
練習中、「ここはこうしたほうがいい」「こんなアイディアはどうだろう」といった意見が以前よりも活発に出てくるようになりました。この調子でアイディアを出しあって、作品の空間をつくっていけたらと思います。
そして、当面の課題はせりふを覚えること。せりふの量が多い人は大変ですが、頑張りましょう!
それでは次回もご期待ください。
2010/6/22 第十回目
みなさんこんにちは!
この授業も残すところあと5回となりました。本日の授業では共同作品のテーマおよび、展示会のタイトルを決める話し合いを学生が行いました。「マインドマップ」を使ってイメージを出し合い、そこから共同作品のテーマを導き出しました。共同作品については後ほど詳細を報告したいと思います。
みんな真剣に話し合いをしています。
展示会のタイトルは・・・・・
WWW展~つながる「わ」~
に決定しました!!
この「わ」という言葉の中には「和」、「輪」、「平和」といった意味が込められています。
そして大きなテーマの決定に伴い、個人個人のテーマも定まってきました。
現段階では仮テーマではありますが、学生それぞれのテーマを紹介したいと思います。
佐藤彩さんは「調和」をテーマとします。
佐藤南さんは「自然と生活の融合」をテーマとします。
この松ぼっくりが作品にどう生かされるのでしょうか。気になりますね!
難波純也さんは「生と死」がテーマです。
大分かたちが見えてきました。ここから作品はどう広がりを見せていくのでしょうか。
今井ひかるさんは「夏・花火・金魚」がテーマです。
材料は紙と糸のようですね。どんな作品が出来上がるのか楽しみです。
菅谷知可子さんは「春夏秋冬」がテーマとなります。
紙を使った作品ですね。とても繊細で美しいです!
他2名については次回紹介したいと思います。
さて、時間も限られてきたということで、授業時間終了後も残って作業をする人が増えてきました。
そして今日の終了時間は10時!!授業終了6時から4時間もオーバーしました。
今日最後まで残っていたのは今井ひかるさんです。
機織り作業がもう終わりそうだということで頑張っていました。
そして完成!!
予定では試作品ということで展示会には使わないということでしたが、
綺麗に織りあがっているので、もしかしたら作品に使われるかもしれませんね。
では、次回の更新をお楽しみに!
2010/6/19 調査実習・報告―北方文化博物館
こんにちは!今回は「歴史文化」の調査実習についてお伝えします。
◆第3回:6月19日土曜日 「歴史文化」グループ調査実習:北方文化博物館
いつもと同じく12時半に出発しました。北方文化博物館は市内江南区にあります。
到着して受付のある「中門」から敷地に入りました。
最初は博物館員の方に説明していただきました。北方文化博物館は、江戸時代に巨万の富を築いた越後の大地主「伊藤家」が建てた本邸を博物館として整備したものです。館内には美術品や民芸品、考古資料が展示されています。
上の写真正面の台所の入り口から本邸に入ると、伝統的な日本家屋ならではの雰囲気が感じられる内装や調度品が多く見られ、特に留学生たちは興味深そうに見学していました。
「囲炉裏(いろり)」
↓庇(ひさし)を支えている長さ30m(!)の杉の木。
「大広間」
ここで博物館員の方の説明は終わり、自由見学の時間になりました。館内及び敷地内はとても広く、自由時間は2時間くらいあったのですが、全て周りきれないほどでした。敷地内には食事処やおみやげ処もあり、これだけ充実した観光地は新潟でも数少ないのではないかと思いました。
「回遊式庭園」
「枯山水庭園」
江戸時代の民家
民家の中
少しお茶休憩をしようと入った店に大勢集まっていました。
最後に大広間で恒例の集合写真を撮りました。
博物館という名前から「歴史的興味」で訪れる場所だろうと想像していましたが、実際は日本庭園や純日本式家屋、茶房など、「癒し」や「安らぎ」を感じることのできる所でした。海外からの観光客や留学生にとっては、「日本らしさ」を強く感じることのできる場所なのではないかと思います。
ということで3回にわたる調査実習もこれで終了し、次の授業ではいよいよ“小冊子”の編集に入っていきます。
それではまた!