平成22年度_授業科目成果報告

2010/6/7 

こんにちは、TAの針井です。


通常、この授業は5時間目に行っているのですが、役者さんの都合もあって、3時間目に撮影をして、5時間目は先週と今日撮影した画像をパソコンで編集する作業をしました。


3時間目に撮影した話の内容は、一人の女の子が、周りの目を気にせずに自分の服のセンスを貫くというお話です。ロケ現場は、授業に参加している人の家で行いました。

撮影の際には、役者などの被写体の明るさを調整するのに苦労しました。そのため、今回の撮影ではレフ版(光を反射して被写体に当て、被写体を明るく見せるもの)が大活躍しました。


主人公の女の子がクローセットを開けるシーンを撮影するときは、クローゼットの中の洋服が、女の子の陰になって暗く映ってしまうので、その問題を改善するためにいろいろなアイデアがでました。それは、後ろ姿の女の子の全身を撮影するのではなく、肩だけを映し(なめショットといわれる手法)、カメラを上手く動かすことで、洋服に証明を当てることが可能になりました。以前の授業で習った知識が、実践で生かされていました。


みんなてきぱきと行動していましたし、和気あいあいとしていて、良い雰囲気のロケ現場でした。


5時間目は、先週撮影をした人(偏食の人たちの話)と今週撮影をした人は、パソコン上でシーンの編集作業をしました.




編集作業も時間がかかるようですが、二人ともコツをつかんだようで、順調に作業を進めていました。


次回は偏食の人たちの話の撮影の続きです。それでは次回をお楽しみに!!

2010/6/6 調査実習―白根大凧合戦

こんにちは!T.A.の小林です。第2回調査実習を報告します!

◆第2回:6月6日日曜日 「祭り」グループ調査実習:白根大凧合戦

前回と同じく、昼の12時半に大学を出発しました。新潟市南区役所味方出張所に到着してからは、大凧合戦の期間中(3日~7日)に運行している無料のシャトルバスに乗って、会場に向かいました。同乗した地元の方によると、これだけの北風が吹いているのは珍しく、青空が広がっていることと合わせて、絶好の凧合戦日和、とのこと。バスの中の雰囲気は高揚感で満ちていて、これから大凧合戦という「祭り」に行くということを実感させられました。

南区役所味方出張所

シャトルバスを降りて会場に向かって歩き始めると、空に凧が揚がっているのが見えました。下の写真ではわかりづらいですが、右上に凧が揚がっています。

会場に向かって

到着しました!凧がたくさん揚がっています。

土手下から桟敷を眺める

凧がたくさん!

会場のあちこちで、凧の整備が行われていました。後で聞いた話によれば、揚げる準備ができた凧から順次揚げていくのだそうです。

凧の整備

凧の整備その2

地元の方のご厚意で凧の前で記念写真を撮らせていただくことができました。

集合写真

土手に上がろうとすると、その道がちょうど綱引き場になっていました。長いですねー。

綱引きの列

綱引きの列その2

ここで凧合戦を簡単に説明すると、中ノ口川を挟んだ土手の両側で、それぞれ東軍、西軍に分かれます。まず東軍から凧を揚げ、続いて西軍も揚げて東軍の凧めがけて急降下させ、綱が交差して川に落ちれば成功です。そこからは綱引きが始まり、相手の凧についている綱を切り取った組が勝者となります。綱引き場では「5!4!3!2!1!引けー!」と激しい掛け声が何度もあがっていました。あの迫力と熱気は、行ってみないとわからないと思います。想像以上でした。また綱にかかる力は、綱が切れると引っ張っていた人たちが勢いよく吹き飛んで地面に倒れてしまうほど強いものでした。

綱引き

綱引きその3

全員で土手に上がって綱引きの様子を見た後、約1時間、各自の自由時間になりました。会場には露店もあったので、みんな楽しみながら見学していたようです。

露店

凧

出場者の人たちは様々なハッピを着ていました。

ハッピ

ハッピ2

凧が揚げられているところを見に行きました。凧は数人~十数人で綱を持ち、合図とともに土手沿いを全力疾走して揚げるので、見ているこちらも気をつけないといけません。

揚げるところ

揚げるところ2

両軍の凧の綱がうまく絡んで、凧が川に落ちて残骸となっていました。この後、綱引きが始まるわけです。

絡んで残骸になった凧

一方、綱引きには一般の方も参加できるということで、「祭り」グループの学生たちは参加していました。来年は、みなさんも参加してみてはいかがでしょうか。

学生たちも参加しました。2

学生たちも参加しました。

また彼らは地元の方へのインタビューもしていたようなので、この授業の集大成となるパンフレットが楽しみですね。

ということで、今回は白根大凧合戦の実習の様子をお伝えしました。とても長くなってしまいましたが、ここまで目を通していただき、ありがとうございました。それではまた次回!!

2010/6/5 調査実習―越後姫 at池田観光果樹園

こんにちは!!T.A.の小林です!今回は全3回の調査実習のうち、第1回となったいちご狩りの様子をお伝えします。報告が遅くなってしまい申し訳ありません…

◆第1回:6月5日土曜日 「食」グループ調査実習:越後姫 実習場所:池田観光果樹園

昼12時半に大学の農学部前に集合し、「新潟国土観光」のバスで大学を出発しました。行き先は市内南区にある「池田観光果樹園」です。

乗車中

「池田観光果樹園」に到着しました!国道8号線沿いだったのですぐにわかりました。

池田観光果樹園

園内に入り、ぶどう棚の小道を抜けていちご園のあるビニールハウスに向かいました。

園内に入りました

ビニールハウスの中はいちご畑が広がっており、しゃがむといちごがたくさんなっているのが見えました。

しゃがむと…

生産者の方から説明を受け、さっそくいちご狩りのスタートです!みんな純粋にいちご狩りを楽しんでいました。

スタート!

皆の様子4

ケヴィン

皆の様子2

皆の様子3

皆の様子5

皆の様子7

皆の様子6

いちご狩りが終わった後、生産者の方から越後姫といちごの栽培についてのお話を伺いました。「作物を育てることは子供を育てるようなもので、手間がかかる。でもそれが楽しい。」という言葉と、ハウス内の室温の維持や肥料・農薬の使い方など、育て方にご自身のこだわりをお持ちだったことから、仕事に対する情熱が伝わってきました。

越後姫を中心にお話を伺いました。

お話によると、越後姫は5月、6月が旬なのですが、店頭からは早めに姿を消してしまいます。それは、旬の時期になると出荷の過程で品質が落ちてしまうためです。しかしこの時期に収穫できるいちごの量は多く、味も良いため、お客さんに農園に直接来てもらって、いちご狩りを楽しんでもらうのが最も良いそうです。5月はゴールデンウィークにお客さんがたくさんいらっしゃるそうなのですが、6月はもういちごの時期ではないと思われているためか、お客さんが少ないということなので、みなさんぜひ足を運んでみてください!お持ち帰りや越後姫を使ったジェラートもありましたし、何より越後姫はとってもおいしかったですよ!ちなみに今月末まで営業しているそうです。

写真を撮らせていただくことができました。

お2人ともお忙しい中、お時間をとっていただき、本当にありがとうございました。これからもお仕事がんばってください!応援しています!!

ということで、お話の後はバスで大学へ帰り、解散となりました。次回は調査実習第2回、「白根大凧合戦」について報告しようと思います。それではまた!

2010/6/4 読み原稿と機材



こんにちは。小川です。今日は取材で使う機材が届きました!

マイクにヘッドホン、そしてレコーダー。まさに「収録」という雰囲気が感じられます。


とても感度がよくて、小さな音まで拾ってくれます。今後、街頭でのインタビューや取材の録音で活躍することになるでしょう。楽しみですね。

さて今日は録音のときに気をつけることや、マイクの使い方の工夫についての説明の後、原稿の書き方について教わりました。原稿は、読みやすく楽しいものであることが重要。実際にFM PORTで使われている原稿は、話すことが決まっている部分にはセリフが書かれ、フリートークの部分はそれを示す記号のみになっているなど、わかりやすく書かれていました。

後半は班ごとのミーティング。すでにすべての班がQシートを提出し、OKをもらっています。次は原稿をつくり、細かい流れを決めていきます。

こちらはA班。あらかじめ用意してきた原稿の案を、声に出して読み上げています。

音楽番組を企画しているB班は、パソコンでさまざまなジャンルの音楽を聴き、どれを取り上げるか決めています。


C班は、番組で使うBGMを検討中。番組の雰囲気に合った音楽を探しています。

どの班も細かい流れが決まってきて、ラジオ番組らしい作業にとりかかっている様子がみられました。録音したものの編集や選曲には、FM PORTのスタジオを借りることができます。これから課外での活動が増えていきますが、班で力を合わせて、いい番組を作ってほしいと思います。

ではまた来週をお楽しみに!

2010/6/4 「松吉」の話

今日は5月9日に長岡民話の会の山崎正治さんから語ってもらった「松吉」の話を、もう一度、録音CDで確認しました。

みなさんはテープ起こしを読みながら、録音を聞きました。まず、テープ起こしを担当していた学生から説明してもらって、その後、皆さんから分からないところや感想などなどを話してもらいました。

また、橋谷先生から昔話についての知識を教えてもらいました。

次回も、お楽しみに。

2010/6/3 ナントの学生とのビデオ討論

今回はいよいよビデオ討論本番です!

討論の前に先生から今後の予定の説明があり、その後調査実習の出欠をとりました。そして学生たちが発表練習をしているうちに、「スカイプ」がナントと繋がりました。ナント側の教室に映っていたのは、向こうの大学の担当者の田中さんと学生たち、合わせて10名程度でした。ちなみに相手方の学長は参加されないことになったようです。

準備中  ナント側の映像

先生が田中さんと打ち合わせてから、まずナント側から発表をすることになりました。発表者は今年の秋に本大学に留学してくる予定の女子学生でした。「ナントには日本の庭園があり、よくそこを訪れる」と言っていたので、彼女の「早く日本に行きたい」という想いが伝わってきました。とても日本語が上手で、わかりやすい発表でした。

先生と田中さん  ナントの発表

次にこちら側の発表が始まりました。順番は「歴史文化」→「祭り」→「食」です。学生たちは練習してきたフランス語と、テーマに関する写真を駆使して発表していました。

発表開始!  発表中

写真を共有しながら  「祭り」グループの発表

長岡花火

「食」グループが海産物の紹介をした時に、ナントの田中さんが「写真でなく実物をナントに送ってください」とおっしゃって笑いが起きるなど、発表は和やかに進みました。

「食」グループの発表スタート!  説明中

ある程度の文章量を話す学生は発表者として決まっていましたが、最終的にはほとんど全ての学生が自己紹介などで相手側とコミュニケーションをとることができました。

ということで、結果的に「討論」というよりは「発表会」になりましたが、大成功をおさめることができたと言っていいのではないでしょうか。学生のみなさん、本当におつかれさまでした。

調査実習の振り替えということで、来週10日の授業は休講になりました。したがって次回の授業は17日になり、いちご狩りと白根大凧合戦の調査実習の報告会をする予定です。

しかし次の更新では調査実習、つまりいちご狩りと白根大凧合戦の様子をお伝えしようと思います。

それではまた!

2010/6/1 第七回目

みなさんこんにちは!ファイバーワークの授業も七回目になりました。今週は笠原が授業の様子をお伝えします。

夏の展示会まで日数も少なくなってきました。「もう時間がないから急いでください!」という先生の檄を受けて、今週も学生一人ひとりが各々の作品作りを行いました。


これは試作品のストールを織っているところです。

こちらでは試作品のハンカチ作りをしています。

本番に向けた試作品です。形がみえてきましたね!

みんな真剣に作業をしています!


さて本日の授業の最中、高橋先生がスコットランドのタータンチェックがほぼ網羅された貴重なサンプル集を持ってきてくださいました。タータンチェックの布のサンプルが1枚1枚貼り付けられており、上にはその模様に対応した紋章が印刷されています。

タータンチェックが大好きな小飯塚先生が夢中で本を読んでいたのが印象的でした。


今回の授業では2人の学生が作品を完成させました!


完成したハンカチです。

こちらはストールです。


実は今回、私たちTAも作品作りをしたんです!

ところが糸の整経の最中、糸が複雑に絡まり作業が中断。授業の後半はずっと解れた糸との格闘でした。

結局解れは直らなかったので、次週も糸との格闘になりそうです。

それでは次回の更新まで!

2010/6/1 歌って、演じる!

こんにちは!TAの風間です。

今回も、引き続き歌の指導、演技指導が行われました。

授業も七回目をむかえ、先生の指導にも熱が入ります。

ただ立っているだけの場面でも、文脈からどのような意味があるのか、その役の人物はどのような気持ちで、どのような表情がいいのかなどなど色々な解釈をしていかなければいけません。

でもだんだん「〇〇はちょっとシャイな感じ」とか「ここは魔法から解かれた感じで立ち上がりたい」など、少しづつその役柄に入りこんできているような印象を受けました。

「歌って踊れる」ジャニーズのように、「歌って、演じられる」役者になれたらいいですね(笑)

ではまた来週お楽しみに!


2010/5/31 いよいよ撮影開始!!

こんにちは、TAの針井です。


今回の授業から、いよいよ映画撮影が始まります。今回撮影したのは、チョコレートばかり食べる人、キャベツばかり食べる人、食パンばかり食べる人の3人が繰り広げる話でした。

先週に役者としてスカウトした男の子3人も授業に来てくれましたので、学校の外を飛び出して、生徒の家の中へ機材や小道具などを運び、撮影の準備をしました。

毎週授業に出席している3人は、一人が監督(先のシナリオも考えた)で、残りの2人もカメラで撮影したり、レフ板を持ったりして監督の手助けをしていました。



監督の指示はわかりやすくてスピーディーでしたし、役者の方たちも演技が上手でした。役者の演技に対して監督の人が、「今のいい演技だったよ」と常に声をかけて場を盛り上げていましたし、なによりみんなが楽しく撮影に取り組んでいましたので、とても良い雰囲気でした。

撮影の小道具として、監督の人が「具がキャベツの千切りのロールキャベツ」や「ご飯の代わりにチョコスナックを用意し、カレールーの代わりに溶かしたチョコをかけたカレー」を用意していました。なので撮影現場ではチョコの甘いにおいが充満していました。


それでは次回をお楽しみに!!

2010/5/28 取材のルール

みなさんこんにちは!TAの小川です。

番組をつくるにあたって、どの班にも必要になってくるのがインタビューや取材です。今回は授業のはじめに、そうした取材依頼のルールについて教わりました。

街頭でのインタビュー、電話、文書やメールなど、取材をお願いする方法はいくつかありますが、どの方法でもまず大切なのは自分が誰で、何のために取材をしているのかを相手にはっきりと説明することです。失礼のないようにするのはもちろんですが、加えて街頭でのインタビューでは「笑顔」が大事。そしてメールでの依頼には、冒頭に宛名をつけるなどちょっとしたルールも忘れてはいけません。先生が実際に文章例をつくってきてくださいました。番組制作以外にも、役に立ちそうです。

そして今回は、先週の話し合いをもとに手直しした企画書やQシートを各班が事前に提出、それを見ながら先生にコメントしていただき、再び班ごとに話し合いを行いました。Qシートによって、各コーナーの順番や時間の割り振りなど細かいことが決められていきます。番組の構成には、リスナーを15分間あきさせない工夫が求められます。たとえばランキングを発表する際に、1位の発表はどのタイミングにもってくるか。そんなことも考えて、構成を練る必要があります。

談笑も交えつつ、真剣に話し合う様子が伝わってきます。企画が進んできたこともあり、とくに「誰にどう取材をするか」という話題が多く出ていました。もうすでに取材先の見当をつけ、動き出している班もあるようです。うまくいくといいですね!

次回までの課題は、今回のアドバイスをもとにQシートの完成形を提出すること。機材の使い方なども徐々に教わっていく予定です。

次の更新もどうぞお楽しみに!

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