平成22年度_授業科目成果報告

2010/10/13 第二回目授業報告

こんにちは!TAの大宮司です。

第二回目の授業は、今週の土曜日に佐渡で開かれる「映像文化民俗学会」についてのガイダンスがありました。

新潟は、昔から海上交通の要として機能してきました。日本海と太平洋をつなぐポイントでもあり、西日本からの海上流通のうえでも、新潟は重要な港の一つでした。そのため、日本各地から様々な文化が入り込み、豊かな文化を形作ってきています。

その中でも、佐渡は村ごとに民俗も文化も違います。さらに鉱山業も発展していたため、経済的に豊かで、非常に特殊な文化が発達してきました。

その佐渡の文化を、「映像」から考えよう、というのが今回の学会の目的です。

大会日程は金曜日から日曜日までの三日間あります。私は残念ながら土曜日しか行けませんが、参加する学生さんは、三日間佐渡に泊まって全日程に参加すると、やる気満々です!

原田先生からお借りした大きなカメラをかついで、ぜひ佐渡の文化を肌で感じてきてほしいと思います。

それでは、次回はいよいよ本授業の一大イベントでもある「映像文化民俗学会in佐渡」の報告を、私も実際に現地に行き、報告したいと思います!


2010/10/13 発声と早口言葉

 

こんにちは!TAの小川です。今週の授業は、大学の総合教育研究棟にあるスタジオで、発声と早口言葉の練習をしました。

まずはみんなで輪になって立ち、肩を落として体の力を抜いて、呼吸の訓練からはじめます。3拍吸って10 拍かけて吐く。手拍子に合わせて、普段は意識しない呼吸をコントロールしてみます。「苦しい!」との声も聞かれました。

続いて「あー」と大きな声でのばしてみます。普段話すときよりも少し大げさに出すように、と先生からのアドバイスがありましたが、まだみなさん、どことなく緊張した面持ちです。さらに「あいうえお、いうえおあ、うえおあい……」と、五十音の行を展開させて言っていく練習もしました。演劇初心者にはなかなか難しいこの訓練。ときおりつっかえながらも、あ行からわ行まで無事終了です。

いい声を出すためには、体の力を抜くことが重要です。というわけでどうやったら体の力がうまく抜けるのか、先生自ら実践してみせてくださいました。決して、休んでいるわけではありません。

続いて2人一組になり、上半身の力が抜けているか、お互いにゆすって確かめます。うまく力が抜けていると、頭や手がぶらんぶらんと揺れるのですが、どうでしょうか。

さて、体もほぐれたところで、早口言葉の練習です。たくさんの早口言葉が載ったプリントを見ながらひとりずつ、自分で選んだものを言っていきます。次にスタジオの中を自由に動いてペアになり、名前を教えあってからお互いに苦手な早口言葉を選んでチャレンジ。五十音のなかで自分はどの行や音が苦手なのか把握し、同時にほかのメンバーと知り合って仲良くなることを目的としています。みなさん真剣に早口言葉に取り組みながらも、少しずつお互いに打ち解けていった様子でした。

最後にもう一度みんなで、「あー」とロングトーン。最初よりも格段に声が出て、口も大きく開いています。表情もリラックスしてきたようです。

このように、今回は主に「声を出す」「言葉をしゃべる」といったことを中心におこないました。次回は外部から講師の方をお招きし、今回も少し触れた「体の力を抜く」ことについて教えていただき、実践する予定です。

それでは次回も、お見逃しなく!

2010/10/13 マインドマップ 第2回

こんにちは!TA.の水野です。

マインドマップ第2回は実際にフルマインドマップの作成まで漕ぎ着けました。

はじめはウォームアップとして、Good & Newというゲームをやっていきます。簡単に説明しますと、「24時間以内にあった、素敵なこと」について一人ひとつずつ簡単なスピーチをしていきます。

Good & Newのおかげですっかりリラックスした皆さん。早速授業に入っていきます。


萱場先生はまず、マインドマップの効果について過去の大学における実践や、脳科学の理論から説明されました。図版の多いわかりやすいスライドでの解説は大変わかりやすかったと思います。









続いては、ミニマインドマップを描いていきます。小さな可愛いマインドマップですが、これが後で描いていくマインドマップの基本になってくるのです。

学生たちも真剣な顔つきで描いていきます。

ちなみにマインドマップを描くときは思考の広がりを助けるために、リラックスを助けるようなBGMをかけたり、部屋の温度を調整したします。また、学生たちは飲み物を持ち込んで飲みながら描くことも許可されています。すべては”リラックス”のため。









今度は、先ほど描いたミニマインドマップを展開して、かなり細かいレヴェルまで掘り下げていきます。ここまで来るとかなりマインドマップらしくなってきますね。

前回から感じているのですが、受講している学生さんたちはみんな絵がうまいですね。絵が苦手な私からするととてもうらやましいです。


このあとも幾つかの活動を通してマインドマップのための準備運動を終え、ついにフルマインドマップを描く段階に入りました。

今回も、やはり完成は出来なかったので残りは宿題となりました。

次回は授業の開始からどんどんマインドマップを書いていくということで、ワクワクですね。

2010/10/12 『新大祭』取材に向けて

こんにちは、TAの柴澤です。

第2回目の内容は、

今週末(16・17日)に開催される新大祭の号外新聞づくりの企画ということで、

誰が何を取材するか、班分け作業を中心に行いました。

班分けとしては、

学生自身の盛り上がりを取材する「イベント関係班」と、

学生+外部の盛り上がりを取材する「にぎわい班」の二つに分かれました。

聴講する学生さんの多くが、実際に祭りのイベントに参加されるそうなので、

イベント当事者の立場を活かした取材もできそうとのことでした。

  また、新聞の執筆やレイアウトなどをより具体的に考えるために、

今回は各々一部ずつ新潟日報が配布されました。










普段なんとなく読んでいる新聞も、

見出しや配置、文章など様々な試行錯誤を経て、読者の手に届くことに気付かされます。

 









↑前年度に作成した号外新聞。結構本格的ですね。

  

 とりあえず、当日の取材において

デジカメとメモ帳 

この二点は必須とのことです。

加えて、今回は取材マナーやノウハウについても色々と学びました。

特に、何のために取材するのか=「何を文章にして伝えたいのか」

をしっかりイメージして本番に臨むことが重要だそうです。

今年度はどんな仕上がりになるのでしょうか。

ちなみに、出来上がった新聞は、

ローソン、生協、外部の広報、学外郵便局などに置かれるそうです。

それでは学生のみなさん、週末取材頑張ってください!!

2010/10/8 ブレイン・ストーミング

TAの針井です。


2回目の授業では、まず本ができるまでの流れをプリントを使って説明を受けました。


次に二人一組になって、前回書いた偏愛マップを使って簡単な自己紹介をしました。

その後、今回のメインとなるブレイン・ストーミングを行いました


ブレイン・ストーミングとは、一言で言うとアイディア出しです。実際の企業内では、一人が1時間に100個くらいのアイディアを次々に言っていくそうです。それを5~6人のチームで行うため、たくさんのアイディアが出てきますが、実際に採用に値するものは、せいぜい1つか2つ程度だそうです。


授業では30分くらいで一人20個を目標に頑張りました。

ルールとして、


・相手のアイディアに対して否定的なことは一切言わない。

・相手を褒める(ことで自然と会議が盛り上がるため)。

・思いつきでいい(例えば、「1ページをたくさんの5円玉の写真で埋めるのっておもしろくない?」のように)ので、遊びのつもりで取り組む。


という説明を受けました。


アイディアは、付せんに書きとめておきます。


それが終わったら、アイディアのカテゴリー分けです。一枚の紙の縦軸は(例えば)「大人向け―子供向け」、横軸は「まじめ―お笑い」として、その紙の上に先程の付せんを分類して貼り付けていきます。


付せんを貼りつけていますね。


最後に、左上、右上、左下、右下それぞれの区画からベストだと思うアイディアのうち1~3個に印を付けて、それらを情報共有のためにみんなの前で発表しました。いくつかのアイディアを組み合わせて一つにしてもいいのです。


おもしろいアイディアがたくさん出てきました。


最後に講師の鈴木先生が、「思いつきは大事だが、ただそれだけで終わるとただのおバカさんですよ」ということと、「アイディアは考えれば考えるほど出てくるので無限大なのです。このやり方は卒業論文にも役に立つし、すぐにできるようになると企業の採用試験の面接で、おもしろいことを言えるようになりますよ」と仰っていました。


あるグループの付せんです。


個人的には、左下にある「変身!!」というアイディアがすごく気になりましたが、発表では触れられていませんでした。

2010/10/6 第一回目、自己紹介

こんにちは。水曜5限の超域文化論(演劇)TAの小川美緒と申します。これから毎週、授業の様子をこちらで報告していきます。演劇の授業って一体どんなことをやるんだろう?気になりますよね。毎回、できるだけわかりやすく紹介していきますので、よろしくお願いします。

さて演劇をやるためには、人前で自分を表現することに慣れる必要があります。というわけで授業初回の今日はまず、「1分間自己紹介」をしました。会って間もない新しい顔ぶれを前に、名前や出身地、所属サークル・部活、演劇に興味を持ったきっかけなどをひとりずつ、1分間で話します。最初は少し緊張気味だった教室の雰囲気も、後半からはじょじょに笑いも起こり、ほぐれてきました。

「あと5秒!」先生からカウントが入ります。

自己紹介のあとは、取り上げる戯曲の候補である別役実の作品について説明がありました。上演する作品は、これからみなさんの希望も聞きつつ決めていく予定です。

最後にこの授業を担当してくださる齋藤陽一先生からも自己紹介。これで初回の授業は終了です。

来週からは大学内のスタジオに場所を移して授業を行います。上演は2月ですが、それまでに発声や表現の練習、照明や演出についての勉強が待っています。

それでは、次回もお楽しみに!

2010/10/6 第一回目授業報告

はじめまして。今期この授業のTAをすることになりました、大宮司(だいぐうじ)と申します。

それでは早速、第一回目の授業を報告したいと思います。

第一回目は、主に授業内容の説明が原田先生からありました。

 映像アーカイブとは、一体何なのか。この授業ではどんなことをするのかというお話があり、今後の日程調整等を行いました。

それでは簡単に、この授業の概要を説明しましょう!

「映像アーカイブ」では、地域にねむる写真や動画などの映像や、さまざまな音源を発掘し、デジタル化してアーカイブ化するという作業を行います。「アーカイブ」とは、簡単にいうと、「記録や資料をひとまとめにして保存すること」や「そのようにしてまとめられた資料群のこと」、さらには「その保存場所や保存機関のこと」を表します。一見すると、「アーカイブ」とは過去の映像を大切に保存するだけのように考えられてしまいますが、必ずしもそれだけではありません。日常生活に散在しながら、隠れてしまっている映像を再発見することで、自分たちの生活や文化を見直し、新たな感覚や感情を地域のなかで再創造する試みでもあるのです。

この授業では、地域映像アーカイブの考え方について理論的に学ぶだけではなく、展覧・上映シンポジウムで広報する作業もおこないます。また、写真や動画などの発掘調査の仕方、整理保存の方法を学び、実際に現地で調査もします。さらに、音などの録音の仕方を学び、ネットでの公開などの作業をするなど総合的に理論と実践の両方を体験的に学習します。

今日のガイダンスのなかでも、原田先生から「実際にその映像が撮られた現場、そして、その映像が保存されている現場に行くことが大事」というお話がありました。10月16日(土)には、佐渡で開かれる「地域映像アーカイブ2010 日本映像民俗学の会・佐渡大会」に授業の一貫として参加してきます。

大学の授業で佐渡まで行くということは、めったにないであろう貴重な体験だと思います。しかし、残念ながらまだ受講者が一名しかおらず、もっとたくさんの方に受講していただきたいなと感じます。

「映像アーカイブ」はまだまだ新しい研究分野です。みなさんも地域文化を新しい観点からプロデュースする試みに、参加してみませんか?多くの方の受講をお待ちしています!!

では今日はこの辺で失礼します。来週の更新をお楽しみに!!




2010/10/6 マインドマップ 第1回

はじめまして!

超域文化論「マインドマップ」のティーチング・アシスタント(TA)を務めます、水野です。

この授業では「BLIブザン公認マインドマップ・インストラクター」資格をお持ちの萱場和彰先生をお招きして、マインドマップを通した思考の整理法を学びます。


今回はその第1回目。

期待と不安が入り混じった表情で集まってくる受講生の皆さん・・・。

教室に入ると、机は4人が向かい合って座るように並べ替えてあり、机上にはたくさんのカラーペンとゴム製の毛むくじゃらなボールが転がっています。

何も知らずに教室にやってきた彼らは「これからこの教室で何が行われるのか?」想像もつかなかったことでしょう。


受講生が集合し、先生のご挨拶から授業が始まります。

私は早速「マインドマップとは?」という説明から始まっていくと思い込んでいましたが、その予想は大きく外れました。

先生が学生たちに指示したのはなんと、「ジャグリング」!

しかも難しいであろう「ボール3つ」でのジャグリングです。


急に指示された受講生たちは「え~、無理~。」と口々につぶやきながらも、先生の説明どおり、ボール1つからだんだんにボールの数を増やしていきます。最終的に何人かの学生はボール3つでのジャグリングができるようになりました。

こうして活動を終えた頃には、緊張していた学生たちもすっかりリラックスした表情になっていました。


「さあ、いよいよマインドマップだ!」

っと意気込んでいると、次に先生が指示されたのは「はじめましてシート」を使った自己紹介ゲームです。

「はじめましてシート」に記入したあとは互いに自己紹介をしてサインをもらって回るという簡単なゲームです。

最初はなかなか動き出さなかった学生たちも・・・。

このとおり、時間を忘れて自己紹介していました。


さて、自己紹介まで終えると先生はそれまでの活動中心の雰囲気をガラッと変えて、本格的なマインドマップの説明に入っていきました。

まずは、この講義のルールを説明なさり、つぎに、先ほど使った自己紹介カードを今度はマインドマップで書いてみようと提案されました。

先生がお手本として、ご自分の「はじめましてマインドマップ」を学生たちに配り、それについてのグループディスカッションを行っている様子です。
















グループで話し合った内容を各班の代表が発表していきます。



そして、マインドマップへの理解がある程度固まったところで実際に描く活動へと移っていきました。以下が幾つかの例です。
















集中しているとあっという間に時間がすぎ、授業時間は終了となりました。

もちろん、初めてのマインドマップが描き終わるはずはありませんので、次回までの宿題となります。みんながどんなマインドマップを仕上げてくるか楽しみですね。

2010/10/5 第1回目授業内容

はじめまして。

後期の『地域文化論』(新聞)のTAを担当します、柴澤です。

毎回ブログを更新しますので、みなさんよろしくお願いします!


さて、第1回目の授業内容は、以下の3点に関するものでした。


①授業概要の説明

この授業では、学生さんが実際に新聞やミニコミ誌を制作します。

取材・編集現場へ見学(新潟日報・アルビなど)にも行きます。

企画→取材→編集という一連の作業を学ぶ、とても実践的で面白そうな授業内容となっています。

 みなさん真剣な様子で聞いていますね。

 


  

  

  

  

  

 

 

 

②講師、学生の自己紹介

特別講師として、新潟日報・論説委員長の種田和義先生に、様々なご指導をいただきます。

 










学生の自己紹介では、それぞれの新聞に対する関心・疑問についても触れてもらいました。

新聞の魅力、4コマ漫画への疑問、放送局・新聞社でのアルバイト・就職希望

…と授業へ興味・関心がそれぞれ独特なのが印象的でした。


 ③今後の具体的計画

 とりあえず、来週までの課題は、

「自分が何を取材できるか」を具体的に考えてくることです。

これからどんな記事ができるか、とても楽しみです。

それでは、また来週!

2010/10/4 同人誌制作 第一回

はじめまして、こんにちは!

今後この授業のTAを担当させていただくことになりました、佐藤と申します。

できる限りわかりやすく授業内容をお伝えしていきたいと思います!よろしくおねがいします♪


さて、今回の授業は第一回目ということで、この授業に興味を持ったたくさんの方が集まってくれました!

そこで先田先生から授業内容の説明と、一人ひとり簡単に自己紹介をしていただきました。

この授業では、一人ひとりが小説、詩などの作品をつくり、作品について話し合います。最終的にその作品をまとめ、同人誌として発行します。

作品を作り上げることの楽しさや難しさを感じることはもちろんのこと、そこから自分自身と向き合い、新たな自分を発見できることがこの授業の魅力ではないかと感じます。


去年の作品を見せていただきましたが、一人ひとりの魅力が溢れていて素晴らしい作品に仕上がっていました。

今年はどのような作品が出来上がっていくのでしょうか?次回からが楽しみですね!


それでは、また次回お会いしましょう!

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