平成22年度_超域文化論(英語ミュージカル)

2010/7/27 

こんにちは!TAの風間です。

今回は今まであまり練習できなかった二幕の最初のところを中心に行いました。

この場面は今まで表面にはでてこなかった負のオーラを出さなければならない場面です。

「本当にこれでいいのか・・・」という感情が各登場人物の心の中に芽生え始めてきます。

一幕のあっけらかんとした態度とは全く別の顔をみせなければならず、この二面性が面白いところでもあります。

ルイーザとマット、ルイーザとマットのお母さんが登場して、写真はこの二グループの間での不和を演じているところです。

距離感が感じられますね。

また今までお母さんらしく大人な感じで演じていましたが、ここではそのお母さんらしさを捨て、子供のようなすねた感じをださなければなりません。

このような不和を乗り越え、和解が訪れます。

写真は涙を流すルイーザにマットが寄り添う場面です。

残り一週間をきりました。

そろそろ小道具なども準備していかなければなりません。

毎日暑くて、課題なども出される時期ですが、体調を崩さず練習していきたいです。

それでは本番に向けてがんばりましょう!


2010/7/20 通し稽古

 こんにちは。TAの小川です。毎日暑い日が続きますね。熱中症と冷房の効きすぎに注意しつつ……ミュージカルの稽古は進んでいます!

今週は第1幕を通して練習を行いました。動きの決まっている場面とまだあいまいな場面とがあり、ときどき中断しながらも1幕を最後まで通しました。先生からは「各場面の完成度をもっと高めて」というコメントが。そしてせりふをきちんと頭に入れる、というのも当面の課題のひとつです。スムーズに体を動かすためにも台本を手放したいところですが、英語というのもあり、なかなか大変。8月初旬の公演日に向けて、各自鍛錬中です。

ところで稽古をしているスタジオの隅に、今日は脚立がおいてあります。何に使うのでしょう?

答えは、こちら。第2幕、ルイーザが木の上にいるエル・ガロと話をする場面で登場しました。道具を使って高低差を出すと、変化があって楽しめますね。

さて、公演日がじりじりと迫っています。これから稽古時間が増えていくと思いますが、お互い積極的に意見を出しあって、納得のいく完成を目指しましょう。

それではまた次回!

2010/7/13 小道具なども取り入れて本格的に!

こんにちは!TAの風間です。

さて今週は久しぶりに全員が揃った!ということで、今まであまり練習できなかった場面などを中心に行いました。

まず、最初にヘンリエッタとモーティマーというエル・ガヨの手下たちがマットにからむシーンを行いました。

終始「マイペースさ」を崩さないモーティマーとヘンリエッタが、マットの話をさえぎって、話をテンポよく進めていけるかが鍵になります。

また3人でユーモラスな感じで踊ったりする場面もあります。

また今回は小道具なども取り入れ始めました。

写真はマットとルイーザのお母さんたちが歌ったり踊ったりする場面です。

お母さんらしくエプロンをしていたり、植物が好きなお母さんたちなのでじょうろを持っていたりします。

とても表情が豊かですね。

このような感じで、小道具も取り入れつつ練習に励んでいます。1ヶ月を切ったということもあり、他の人とのからみなど個人練習も行って、上演まで持っていけたらいいですね。

それでは次週もお楽しみに!


2010/7/6 1ヶ月をきりました

こんにちは!TAの小川です。

今週は第2幕のはじめから途中までを練習しました。せりふの意味と状況を考えて、どう動いたら自然か、いくつかパターンを出しながら稽古が進んでいきます。

写真は、マットとエル・ガロのふたりが剣をもって演技をする場面です。今日は傘などをかわりに使いました。背景を示すセットはほとんど用いないお芝居ですが、このように手に持つ小道具が意外と多いです。

続いてマットと恋人のルイーザの場面。照れずに役に入りきれるでしょうか。

こちらはふたりのお母さんたちが歌って、踊って(?)いるところ。振り付けの細かい部分はこれから決めていきます。

本番まで1ヶ月を切りました。授業以外でも、空き時間に個別の練習やからみの多い人との練習を各自でやっています。これから全体での練習時間も増えてくると思いますが、夏バテの時期、体調に気をつけて取り組みたいですね。

では次回もお楽しみに!

2010/6/29 第一幕から通し、本番さながらに

こんにちは、TAの風間です。

さて先週までは、台本全体を演技指導も加えながら読み進めていくという感じでしたが、

今週は最初の第一幕から本番さながらに、本当に観客がいるような感じで練習をしました。

ただ読むだけではなく、身振り手振りを交えながら演技をします。

写真はルイーザがエル・ガヨにより魔法を解かれて、立ち上がるときのシーンです。

表情が豊かになってきました。

また次の写真はルイーザとマットのお母さん二人とエル・ガヨがこれから起こる誘拐の計画を立てている場面です。ここの場面は三人のからみがとてもコミカルで、歌も混じって、とても楽しい場面です。

いよいよ本番まであと1ヶ月です。

練習にも熱が入ってきました。

ではまた来週!



2010/6/22 第2幕の続き、小道具もちらほら

こんにちは!TA小川です。

今週も引き続き第2幕(ACT2)の練習を進めていきました。前回の報告にもあったように、この第2幕では主人公ルイーザの二面性が重要なポイントのひとつとなっています。

恋人のマットとけんかをし、エル・ガロの持つ大人の魅力に惹かれるルイーザ。ここで彼女の二面性を引き出す小道具として使われるのが、写真にあるような「仮面」です。「仮面」をつけたルイーザは、かわいらしい乙女から一転、冷めた女性へと豹変します。せりふもがらりと変わるのですが、声の高さや話し方も工夫してギャップをうまく伝えなくてはなりません。一方エル・ガロも、ルイーザを魅了する雰囲気をどう演出するか、腕の見せどころです。むずかしいシーンですが、とてもおもしろい部分でもあると思います。

小道具の準備も少しずつ整っています。ルイーザ以外にも、この怪しい「仮面」をつける人物が……?

練習中、「ここはこうしたほうがいい」「こんなアイディアはどうだろう」といった意見が以前よりも活発に出てくるようになりました。この調子でアイディアを出しあって、作品の空間をつくっていけたらと思います。

そして、当面の課題はせりふを覚えること。せりふの量が多い人は大変ですが、頑張りましょう!

それでは次回もご期待ください。


2010/6/15 第二章に突入!

こんにちは、TAの風間です。

今回の授業では、いよいよ第二章の演技指導に突入しました。

第一章ではマットがエルガヨから恋人ルイーザを守り、めでたしめでたしハッピーエンドで終わったかに見えましたが、第二章ではマットもルイーザも彼らの両親たちも「本当に幸せなのか・・・?」とみんなの間に不協和音が流れているところから始まります。写真はそんな不協和音が流れ始める場面です。

今まではかわいくて乙女なルイーザでしたが、第二章では恋人マットとけんかをして、全身の力をこめて殴る、びんたをする場面もあります。このルイーザの二面性が面白いところですね。

またルイーザがマットではなくエルガヨに心移りしてしまう、エルガヨの手下ヘンリーとモーティマーが第一章とはまた違った攻撃的な姿で現れマットをいじめるなどいろいろと波乱万丈なシーンがたくさん出てきます。アイディアを出し合って、多くの「見せ場」を作っていけたらいいですね。

それではまた来週!


2010/6/8 演技の工夫、アイディア

こんにちは。TAの小川です。

今週は第1幕の後半から第2幕のはじめにかけて、動きなどを決めつつ練習をしました。

第一幕の後半には、ヘンリエッタとモーティマーという二人の役者がコミカルな場面を演じる部分があります。ヘンリエッタは老人、モーティマーはぼんやりと間が抜けた人物なので、観客にいかにもそう見えるよう工夫しなくてはなりません。写真は老人らしさを出すために声や話し方を変えたり、杖をついて腰を曲げてみたりと試行錯誤しているところ。この役はまた、年寄りらしさを出すだけでなく、急にいきいきとせりふをしゃべる場面もあります。うまい切り替えができるかどうかがポイントです。

幕と幕のあいだには、役者が動きをとめて固まるストップモーションがあります。写真中央の4人はこのかたちでしばらくフリーズ。この姿勢、とくに片足をあげているとけっこう大変です。

授業も今回で8回めを数え、公演予定まであと2ヵ月です。決めることや覚えることは多いですが、要所要所でアイディアが出され、それを取り入れながら進められていく練習は楽しいものです。授業時間以外にも、自分との絡みが多い人と時間を決めて集まり、部分的に合わせていくことになりました。練習を重ねて、これからますます磨きがかかっていくでしょう。

では次回もお楽しみに!

2010/6/1 歌って、演じる!

こんにちは!TAの風間です。

今回も、引き続き歌の指導、演技指導が行われました。

授業も七回目をむかえ、先生の指導にも熱が入ります。

ただ立っているだけの場面でも、文脈からどのような意味があるのか、その役の人物はどのような気持ちで、どのような表情がいいのかなどなど色々な解釈をしていかなければいけません。

でもだんだん「〇〇はちょっとシャイな感じ」とか「ここは魔法から解かれた感じで立ち上がりたい」など、少しづつその役柄に入りこんできているような印象を受けました。

「歌って踊れる」ジャニーズのように、「歌って、演じられる」役者になれたらいいですね(笑)

ではまた来週お楽しみに!


2010/5/25 歌う

みなさんこんにちは!TAの小川です。

今回はスタジオの前の方をステージとして、実際の立ち位置や動きを少しずつ決めながら第1幕(ACT1)の歌の部分を中心に練習しました。

写真はACT1の冒頭で、初めは静止したままの登場人物4人が徐々に動き出していくところです。左に立っているEL GALLOという人物の歌に誘われるように、次々と自分のフレーズを歌っていきます。自然なタイミングをつかむのがなかなか難しいところ。

こちらは主役2人が「壁」をはさんで歌い合う場面です。ホワイトボードには「自己陶酔」の四文字が。そう、恋に夢中になる様子を熱く歌いあげるこの場面では、自分に酔うことが重要なのです!さて、うまく自分の殻を破ることができるでしょうか……

普通にせりふをしゃべってお芝居をする場面ももちろんあるのですが、やはりミュージカルでは歌がポイントになってきます。一緒に歌う相手とのバランスや、どういった雰囲気の世界をつくっていくのか等、どんどん考えて試していくことが必要だと感じました。

せりふと歌の中間のような複雑なメロディーラインに苦心する場面もみられました。さらにせりふも歌詞もすべて英語なので、口がまわらない!といった事態も。練習を重ねて徐々に慣れていけたらと思います。今回は初めて客席を意識して動きをつけてみたので、新鮮な感じがしました。こんなふうに少しずつ、舞台のかたちができていくのですね。

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