平成22年度_地域文化論(留学生と新潟発見)
2010/7/22 最終回と冊子の完成
更新が大変遅くなってしまい申し訳ありません。最後の授業報告をします!
送って1週間ほどでしたが、この最後の授業に間に合って、印刷会社から小冊子の校正刷りが戻ってきました!その校正刷りを先生が取り出して見せると、感嘆の声があがっていました。それをグループごとに確認し、変更や修正してほしい箇所があれば、具体的な指示を書き込む、というのが最後の編集作業になりました。
その後、最後ということで、学生一人ひとりが授業を振り返って、どのように授業に貢献できたのかを自己評価する時間が設けられました。皆さん、今までの授業を思い返しながら真剣にペンを走らせていました。
こうして、「留学生と新潟発見」の授業は終わりました。後日、小冊子が完成し、その一部を8月5日に朱鷺メッセで行われた【くらしの中にある学び~新しい自分を見つけよう~】というイベントと、8月8日、9日の新潟大学オープンキャンパスで配布したようです。これがその完成した小冊子の表紙です!
また、8月6日には先生主催の「小冊子完成記念お疲れさま会」が開かれ、参加した学生たちはそこで初めて完成品を手にしました。皆さん小冊子を見ながらおいしくお酒をいただいていました。先生の作ったボンゴレパスタもおいしかったです!
最後になりましたので、私もこの授業を振り返ってみようと思います。何もしていないT.A.の私から見ても小冊子の編集作業はかなり大変そうでしたが、これまでお伝えしてきたように、学生たちはその時々を楽しんでやっていたように感じました。いちご狩り、祭り、盆踊り体験、博物館訪問、ビデオ討論。こうした大学の外に飛び出したり、学外の人たちと交流したりする授業というのは、学生生活の中でもかなり印象に残る経験になると思います。そのため、私も学部生の時にこのような授業があればとってみたかったな、と少し羨ましく思いました。そんな「留学生と新潟発見」ですが、来年以降も開講されるかどうかは未定のようです。ですが、もしまた開講されることになりましたら、ぜひ受講してみてください!おすすめします!
以上で、半期にわたってお伝えしてきた授業報告を終えようと思います。これまで私の拙い報告をお読みいただき、本当にありがとうございました。T.A.の小林でした!
2010/7/15 原稿の完成
こんにちは!今回を除くとこの授業報告も残すところあと1回、多くても2回となり、少し寂しくなってきたT.A.の小林です。
さて、今回の授業ではまず、グループごとのページとして完成したものを、スクリーンに映して全体で確認しました。歴史文化グループはこの授業には間に合わずに構想だけの発表でしたが、授業の翌日、業者の方に渡すまでにはしっかり完成させていました。
「祭り」
「食」
「歴史文化」(構想)
その後、表紙と裏表紙について話し合いました。これも次の日までに提出しなければいけないので、載せる写真は何にするのか、一枚か複数枚か、レイアウトはどうするかなどを検討しました。最終的に決定、とまではいきませんでしたが、素材となる写真やレイアウトの案などはいくつか決めることができたので、後はそれを伝えて業者の方にデザインしてもらうことになります。
次回は、おそらく部分的になると思いますが、業者から校正刷りが戻ってくるので、それを確認して完成のイメージを掴む予定です。ちなみに次々回は予備日となっているので、何もなければ次回が最後の授業ということになるそうです。
それではまた次回!!
2010/7/8 ページレイアウトの検討
こんにちは!いつも目を通していただきありがとうございます。T.A.の小林です。
今回の授業はまず、これまでの討論で決定した企画案について確認しました。
<ターゲット(狙う読者層)>
- 人文学部の国際交流に関心のある人
- 新潟大学人文学部に関心のある高校生、留学生
- 新大生、新大の留学生、行政の国際交流担当者、市・県の国際交流協会etc.
- 地域の人々
<コンセプト>
- 新潟発見(留学生の目を通して見た新潟)
- 人文学部の国際交流の一端を知ってもらう
<コンテンツ>
- 「新潟発見」現地体験、留学生の見方
- ナント大学とのビデオ討論
- 留学生へのインタビュー(日本人学生による紹介も加える)
- 編集後記(学生のコメント)
次に、この授業のためにお越しいただいた新高速印刷株式会社の3名の方を交えて、グループ討論をしました。内容はページのレイアウトについてです。学生たちは積極的に質問をしながら、印刷会社の方々から専門的なアドバイスを多くいただけたようです。
そして、先生と印刷会社の方が話し合い、各グループや生徒個人が作成する原稿の提出期限が7月16日の金曜日に決まりました。これを聞いた学生たちはもちろん、先生もかなり焦っていたようでした。
ということで、いよいよあわただしくなってきましたが、次回はおそらくレイアウトの完成を報告できると思います。今回助言してくださった新高速印刷の方々、お忙しい中ご来校いただき、本当にありがとうございました!そして16日の原稿提出後は、印刷の方をどうぞよろしくお願いします。
それではまた次回!
2010/7/1 小冊子の企画・編集開始!
T.A.の小林です。報告が遅れてしまい申し訳ありません。今回は第9回と第10回の授業をまとめて報告しようと思います。
第9回の授業ではまず「歴史文化」グループが実習報告をしました。報告の中で留学生へのインタビューがあり、北方文化博物館の中でも留学生たちは日本庭園が最も印象深かったようです。
今回で調査実習の報告が全て終わったので、いよいよ小冊子の作成に向けて本格的に動き出しました。まず、前回に引き続き、小冊子の「対象とする読者層(ターゲット)」、「コンセプト」、「コンテンツ」について全体で話し合いました。「ターゲット」をもう少し絞ること、「コンセプト」に新潟発見を追加、「コンテンツ」に留学生の紹介を盛り込むことなどが新たに決定しました。しかしまだ議論の余地はあるようです。
次に小冊子のフォーマットを決めるためにグループ討論をしました。つまり、その大きさ(A4かB5か)とそれによって決まるページ数をどうするかということです。以前、この授業と同じようにパンフレットの作成をする授業があり、その集大成として完成した『わたぼく』という冊子を参考に、回し読みをしながら議論していました。
A4にするかA5にするかでかなり迷った結果、A4で16ページということで決定しました。
ここからは第10回の授業の様子です。
まず先生から冊子のターゲットについてのお話がありました。前回までは、人文学部を目指す高校生をターゲットの中心にすることが有力でした。しかし、そもそもこの冊子の作成目的は授業紹介ではなく、留学生と「新潟発見」や「国際交流」がコンセプトとして重要なので、それらを尊重することになりました。そのため冊子はオープンキャンパス時に配布したり国際交流に関心のある行政機関などに配置したりする他に、実習を通してお世話になった方々にも発信することになりました。
次にこれまでの意見をもとにまとめた企画内容の構想を確認し、ページ毎に作成担当者を振り分けました。概ね以下の通りとなっています。
・A4規格 全16ページ
・ページ割り当て↓
- 表紙 【留学生1名を含め2名】
- p.1~2 巻頭記事:留学生の写真、自己紹介(400字以内) 【各グループで用意】
- p.3~6 「祭り」 【〃】
- p.7~10 「歴史文化」 【〃】
- p.11~14 「食」 【〃】
- p.15 ナント大学とのビデオ討論 【2名・写真提供はT.A.】
- p.編集後記 【3名】
なお、各グループのページ(p.3~14)にはコラムとして≪留学生の視点≫というものを挿入します。また、タイトルは未定です。
続いて、記事本文のスタイルを決めるために、先生が資料を配布しました。文字をメインとするのか、写真をメインとするのかでページの印象は大きく変わってくるようです。
そしてそのスタイルと本文のレイアウトなどについて各グループで討論しました。
次回は編集の専門家である印刷会社の方々をお呼びして、より高度なアドバイスをいただきながらレイアウトやページデザインなどを検討していく予定です。
ではまた!!
2010/6/19 調査実習・報告―北方文化博物館
こんにちは!今回は「歴史文化」の調査実習についてお伝えします。
◆第3回:6月19日土曜日 「歴史文化」グループ調査実習:北方文化博物館
いつもと同じく12時半に出発しました。北方文化博物館は市内江南区にあります。
到着して受付のある「中門」から敷地に入りました。
最初は博物館員の方に説明していただきました。北方文化博物館は、江戸時代に巨万の富を築いた越後の大地主「伊藤家」が建てた本邸を博物館として整備したものです。館内には美術品や民芸品、考古資料が展示されています。
上の写真正面の台所の入り口から本邸に入ると、伝統的な日本家屋ならではの雰囲気が感じられる内装や調度品が多く見られ、特に留学生たちは興味深そうに見学していました。
「囲炉裏(いろり)」
↓庇(ひさし)を支えている長さ30m(!)の杉の木。
「大広間」
ここで博物館員の方の説明は終わり、自由見学の時間になりました。館内及び敷地内はとても広く、自由時間は2時間くらいあったのですが、全て周りきれないほどでした。敷地内には食事処やおみやげ処もあり、これだけ充実した観光地は新潟でも数少ないのではないかと思いました。
「回遊式庭園」
「枯山水庭園」
江戸時代の民家
民家の中
少しお茶休憩をしようと入った店に大勢集まっていました。
最後に大広間で恒例の集合写真を撮りました。
博物館という名前から「歴史的興味」で訪れる場所だろうと想像していましたが、実際は日本庭園や純日本式家屋、茶房など、「癒し」や「安らぎ」を感じることのできる所でした。海外からの観光客や留学生にとっては、「日本らしさ」を強く感じることのできる場所なのではないかと思います。
ということで3回にわたる調査実習もこれで終了し、次の授業ではいよいよ“小冊子”の編集に入っていきます。
それではまた!
2010/6/17 調査報告「食」・「祭り」
こんにちは!久しぶりの授業報告ですね。小林です。
今回の授業は2つのグループの調査実習後ということで、それぞれが調査報告をしました。ですが、既に私も授業報告をしているので、以前お伝えしきれていなかった部分に注目して見ていこうと思います。
「食」グループの発表では、農家の方に聞いた越後姫の特徴について、以下のように報告していました。
- 県外では知名度がそれほど高くない
- 新潟の冬の日照不足や気温の低さによってじっくり育つ
- そのため粒が大きく、光沢がある。関東の酸味の強いいちごに比べて、糖度が高い
また、2人の留学生が、いちご狩り体験について自分のブログに載せて紹介したそうです。もちろんフランス語での紹介なので、フランスの人たちが興味を持ってくれるといいですね。
「祭り」グループはまず白根大凧合戦について、地元の方へのインタビューをもとに、報告していました。
- 凧を飛ばすのは本番一発で練習はない
- 凧合戦に参加する「組」は、町内会、企業、有志の団体に大きく分けられる
- 大凧は町内会が作るもので、六角形の小さい「巻凧」は企業や有志が作るもの
- 中には「祝い凧」という凧もあり、町内で子供が生まれたり、結婚した人がいたりすると、その人の名前を書いた凧を揚げて祝福する
- 大凧合戦は平日・休日含めて5日間行われるが、参加する人は平日でも会社を休んで参加するほど、凧合戦に対する情熱がある
- 凧は12月頃から材料集めを始め、竹を取り乾燥させて紙を貼る。その後、白根にも2,3人しかいないという「凧絵師」の方が下書きをして、各組の人が墨入れをし、最後に色を塗って完成する。ここまでが5月末までかかる
さらに「祭り」グループの学生は、内野の盆踊りについても取材していました。7月末に行われる「内野盆踊り大会」に向けて練習をしている内野町の方々に混じって、体験してきたようです。
学生たちは子供の頃から盆踊りを踊っているという93歳(!)の方にインタビューをしていました(下の写真手前の方)。その方の「盆踊りは夏のこの時期を楽しみにさせてくれるもので、色々な人(学生たちも含めた)と出会えることも魅力」というお話から、学生たちは「盆踊りの伝統や人の魅力の素晴らしさを感じた」ということです。しかしそこには後継者が不足しているという問題もあり、「こうした日本の伝統的な文化を後世にどう残していくのか、ということを考えさせられた」とも言っていました。
さて、調査実習の報告が終わると、授業の最終目的である小冊子(パンフレット)を完成させるまでの今後のスケジュールについて、先生の話を聞きました。
その後さっそく、小冊子の企画についてグループ討論を行いました。議題は、狙う読者層(ターゲット)、コンセプト、掲載内容についてです。
討論の結果、ターゲットについては「大学の在学生」や「行政(市や県の職員)」など、コンセプトについては当然だが「新潟の再発見」、「授業の特色を示す」など、掲載内容については「テーマ別の研究報告」、「実習の体験記」、「留学生の感想・意見を一問一答形式で」、「ビデオ討論」などと、様々な意見が出ました。これを基にして今後、記事や原稿作りを進めていくことになります。
次回は19日の「歴史文化」グループの調査実習の報告と、小冊子の編集に関する打ち合わせを行う予定です。
では!
2010/6/6 調査実習―白根大凧合戦
こんにちは!T.A.の小林です。第2回調査実習を報告します!
◆第2回:6月6日日曜日 「祭り」グループ調査実習:白根大凧合戦
前回と同じく、昼の12時半に大学を出発しました。新潟市南区役所味方出張所に到着してからは、大凧合戦の期間中(3日~7日)に運行している無料のシャトルバスに乗って、会場に向かいました。同乗した地元の方によると、これだけの北風が吹いているのは珍しく、青空が広がっていることと合わせて、絶好の凧合戦日和、とのこと。バスの中の雰囲気は高揚感で満ちていて、これから大凧合戦という「祭り」に行くということを実感させられました。
シャトルバスを降りて会場に向かって歩き始めると、空に凧が揚がっているのが見えました。下の写真ではわかりづらいですが、右上に凧が揚がっています。
到着しました!凧がたくさん揚がっています。
会場のあちこちで、凧の整備が行われていました。後で聞いた話によれば、揚げる準備ができた凧から順次揚げていくのだそうです。
地元の方のご厚意で凧の前で記念写真を撮らせていただくことができました。
土手に上がろうとすると、その道がちょうど綱引き場になっていました。長いですねー。
ここで凧合戦を簡単に説明すると、中ノ口川を挟んだ土手の両側で、それぞれ東軍、西軍に分かれます。まず東軍から凧を揚げ、続いて西軍も揚げて東軍の凧めがけて急降下させ、綱が交差して川に落ちれば成功です。そこからは綱引きが始まり、相手の凧についている綱を切り取った組が勝者となります。綱引き場では「5!4!3!2!1!引けー!」と激しい掛け声が何度もあがっていました。あの迫力と熱気は、行ってみないとわからないと思います。想像以上でした。また綱にかかる力は、綱が切れると引っ張っていた人たちが勢いよく吹き飛んで地面に倒れてしまうほど強いものでした。
全員で土手に上がって綱引きの様子を見た後、約1時間、各自の自由時間になりました。会場には露店もあったので、みんな楽しみながら見学していたようです。
出場者の人たちは様々なハッピを着ていました。
凧が揚げられているところを見に行きました。凧は数人~十数人で綱を持ち、合図とともに土手沿いを全力疾走して揚げるので、見ているこちらも気をつけないといけません。
両軍の凧の綱がうまく絡んで、凧が川に落ちて残骸となっていました。この後、綱引きが始まるわけです。
一方、綱引きには一般の方も参加できるということで、「祭り」グループの学生たちは参加していました。来年は、みなさんも参加してみてはいかがでしょうか。
また彼らは地元の方へのインタビューもしていたようなので、この授業の集大成となるパンフレットが楽しみですね。
ということで、今回は白根大凧合戦の実習の様子をお伝えしました。とても長くなってしまいましたが、ここまで目を通していただき、ありがとうございました。それではまた次回!!
2010/6/5 調査実習―越後姫 at池田観光果樹園
こんにちは!!T.A.の小林です!今回は全3回の調査実習のうち、第1回となったいちご狩りの様子をお伝えします。報告が遅くなってしまい申し訳ありません…
◆第1回:6月5日土曜日 「食」グループ調査実習:越後姫 実習場所:池田観光果樹園
昼12時半に大学の農学部前に集合し、「新潟国土観光」のバスで大学を出発しました。行き先は市内南区にある「池田観光果樹園」です。
「池田観光果樹園」に到着しました!国道8号線沿いだったのですぐにわかりました。
園内に入り、ぶどう棚の小道を抜けていちご園のあるビニールハウスに向かいました。
ビニールハウスの中はいちご畑が広がっており、しゃがむといちごがたくさんなっているのが見えました。
生産者の方から説明を受け、さっそくいちご狩りのスタートです!みんな純粋にいちご狩りを楽しんでいました。
いちご狩りが終わった後、生産者の方から越後姫といちごの栽培についてのお話を伺いました。「作物を育てることは子供を育てるようなもので、手間がかかる。でもそれが楽しい。」という言葉と、ハウス内の室温の維持や肥料・農薬の使い方など、育て方にご自身のこだわりをお持ちだったことから、仕事に対する情熱が伝わってきました。
お話によると、越後姫は5月、6月が旬なのですが、店頭からは早めに姿を消してしまいます。それは、旬の時期になると出荷の過程で品質が落ちてしまうためです。しかしこの時期に収穫できるいちごの量は多く、味も良いため、お客さんに農園に直接来てもらって、いちご狩りを楽しんでもらうのが最も良いそうです。5月はゴールデンウィークにお客さんがたくさんいらっしゃるそうなのですが、6月はもういちごの時期ではないと思われているためか、お客さんが少ないということなので、みなさんぜひ足を運んでみてください!お持ち帰りや越後姫を使ったジェラートもありましたし、何より越後姫はとってもおいしかったですよ!ちなみに今月末まで営業しているそうです。
お2人ともお忙しい中、お時間をとっていただき、本当にありがとうございました。これからもお仕事がんばってください!応援しています!!
ということで、お話の後はバスで大学へ帰り、解散となりました。次回は調査実習第2回、「白根大凧合戦」について報告しようと思います。それではまた!
2010/6/3 ナントの学生とのビデオ討論
今回はいよいよビデオ討論本番です!
討論の前に先生から今後の予定の説明があり、その後調査実習の出欠をとりました。そして学生たちが発表練習をしているうちに、「スカイプ」がナントと繋がりました。ナント側の教室に映っていたのは、向こうの大学の担当者の田中さんと学生たち、合わせて10名程度でした。ちなみに相手方の学長は参加されないことになったようです。
先生が田中さんと打ち合わせてから、まずナント側から発表をすることになりました。発表者は今年の秋に本大学に留学してくる予定の女子学生でした。「ナントには日本の庭園があり、よくそこを訪れる」と言っていたので、彼女の「早く日本に行きたい」という想いが伝わってきました。とても日本語が上手で、わかりやすい発表でした。
次にこちら側の発表が始まりました。順番は「歴史文化」→「祭り」→「食」です。学生たちは練習してきたフランス語と、テーマに関する写真を駆使して発表していました。
「食」グループが海産物の紹介をした時に、ナントの田中さんが「写真でなく実物をナントに送ってください」とおっしゃって笑いが起きるなど、発表は和やかに進みました。
ある程度の文章量を話す学生は発表者として決まっていましたが、最終的にはほとんど全ての学生が自己紹介などで相手側とコミュニケーションをとることができました。
ということで、結果的に「討論」というよりは「発表会」になりましたが、大成功をおさめることができたと言っていいのではないでしょうか。学生のみなさん、本当におつかれさまでした。
調査実習の振り替えということで、来週10日の授業は休講になりました。したがって次回の授業は17日になり、いちご狩りと白根大凧合戦の調査実習の報告会をする予定です。
しかし次の更新では調査実習、つまりいちご狩りと白根大凧合戦の様子をお伝えしようと思います。
それではまた!
2010/5/27 ビデオ討論リハーサル
どーも!T.A.の小林です。
今回は来週のナントの学生とのビデオ討論に向けて、リハーサルを行いました。いつになくシャッターチャンスが多かったので、かなりたくさん写真を撮らせていただきました!
まず、スカイプをほぼ毎日使っているという留学生2人と先生が、会場となるG313で機材の準備をし、その間に学生たちは発表順を決めたり、フランス語での発表の練習をしました。
準備中にフランス側の先生と映像が繋がると、感嘆の声が上がり、皆がスクリーンに注目していました。
今回はリハーサルといっても、実際にフランスにいる女子学生2人とスカイプを繋ぎ、こちらが発表の練習をする、という予定だったのですが……相手側の都合がつかなくなってしまったので、断念することになりました。
しかしその代わりに、教室内のパソコン同士で回線を繋ぎ、留学生2人を相手に発表の練習をすることになりました。学生たちは最初に簡単に自己紹介をしてから、各々発表をしていました。マイク付きヘッドホンをつけて会話している姿は、スポーツの実況中継のようでした。
フランス語で話すのはやはり難しいようで、かなり苦戦していました。しかし中にはスラスラと話す学生もいて、発表の相手となった留学生も「全然問題なかった」とコメントするほどの発表者もいました。
次回はいよいよ討論本番です!!!学生たちの発表が成功し、上手く相手に伝わることを祈りましょう!
では来週の更新をお楽しみに!