平成23年度_授業報告
2011/12/8 授業パンフレットの作成
こんにちはTAの丸山です(^o^)/ この授業もいよいよまとめの段階に入りました。
今回作成するパンフレットの目的は、「比較文化の視点で新潟を捉える」、「フランス人留学生が捉えた日本人が普段は気づかない新潟の顔を知る」ことです。
編集の方針
1.編集を担当するページを責任を持って構成する
2.自分の目で捉え、自分の言葉で書く
3.わかりやすく、楽しめる文章
4.写真と文章を組み合わせる
5.読者は高校生、大学生、一般社会人であることを意識する
内容
・留学生の紹介
・留学生の出身地の紹介
・ナントとボルドーの二つの都市と新潟の比較
・古町探検
・北方文化博物館訪問
・日本人学生の紹介
以上を予定しています。
今日の授業では各自が作成してきたページをスライドに映して、みんなで意見を出し合って推敲しました。
☆これは留学生の紹介ページ。Wordを使っています。
☆Anthonyが作ったナントの紹介ページ。センスが光ってますね~^^
☆フランスと日本の家を比較しているページ。見切れちゃいましたが「フランスと日本の家」と書いてある下に日本の家の説明が書いてあり、目で見て分かる比較のレイアウトになっています。
みんなの持ち寄った原稿ページを見て気づいたことは、レイアウトや文章と写真の量にバラつきがあり統一感がないことでした。私は北方文化博物館のページを担当していますが、文章もデザインもお堅いと指摘を受けてしまいました(笑)パンフレットという性質をふまえると見出しを作ることで簡潔に内容を示し、なるべく短いフレーズと写真で説明することが必要ですね。フランスや新潟のことをよく知らない人たちにもわかりやすくすることが大切だと思いました。
来週も引き続きパンフレット作成です。印刷業者さんを呼んでさらに具体的なデザインを考えていく予定です。
2011/12/7 配役決定(仮)!
こんにちは!TA横田です。
今回は、まだ暫定的なところもありますが、配役を決定し、それぞれの演じる登場人物が出てくる場面をいくつかやりました。
まずはウォーミングアップの前に配役を決めていきます。確定していない部分もありますが、ほとんどの配役は決定しました。役者志望の学生さんには、一人一役、ちょうど割り振られるようです。
お馴染みのウォーミングアップ後、全員が演じられるよう、登場人物が多く出てくるシーンを選んで、実際、演じてみます。希望が重複している役は、演じる人を変えてどんどんやっていきます。
それぞれで、自分が演じる役柄の人物像はだんだんと出来上がってきているようです。また、舞台のセットをどうするかという話も少し出ました。2月の本番まで、あと2ヶ月強です。
ではまた次回!
2011/12/7 マインドマップ:宇宙旅行
こんにちは、TAの鈴木です。
本日は、さっそくグループマインドマップに入ります。
今日のテーマは理想の宇宙旅行!!
もちろん現実的にはまだいけませんが・・・宇宙旅行に行けるとしたらどんなことがしてみたいか・・・?現実的に考えてみるのもよし、思いっきり夢見てみるのもよし、想像力が膨らむお題ですね♪今日の授業のプランはこんな感じです。
まずは個人でいろいろ考えてもらいます。以前やったグループマインドマップの時よりは、皆スラスラと描けていたように思います。サバイバルを考えるよりも、楽しい旅行のことを想像したほうが楽しいからですかね^^
個人の時間が終わったら、いつものようにグループごとに発表です。
グループで意見をまとめて、マインドマップを描いていきます。
前回とは違うところは、そのままグループの発表にはいかず、ほかのグループの意見を聞いて回ることです。グループの中の一人が「オーナー」となって残り、ほかの人たちは別のグループに話を聞きに行きます。そこで聞いたアイデアを自分たちのグループに取り入れるのももちろんアリです。
その結果、今回のグループマインドマップ(3つ)はこんな感じになりました。
どのグループも、記念日などの旅行や、科学的な実験のための旅という意見が出ていましたね。他にも、無重力空間でスポーツ、記念写真、宇宙人との交流などのやってみたいことをはじめ、旅行保険はどうする!?など、妙に現実的な意見もあったりしました^^
2011/12/6 第十回目 試聴会
TAの劉です。
今日は試聴会です!
試聴会が始まる前に、先生から「番組を売る商品として考えるうえで、各班が制作した番組のいいところ、足りないところは何かということを、ほかの班は聴くときに意識してください」という話がありました。
各班が作った試聴版の番組をみんなに放送した後、ほかの班からアドバイスをもらいました。そして、遠藤先生、田代先生から演技力、臨場感といった不足なところを指摘していただいたほか、「音のボリュームの調整を通して、臨場感をつくること」や「メロディをいれることを通して、話題を変えること」などへのアドバイスもありました。
今週の課題は今日先生やほかの班の人たちからもらったアドバイスを参考にして、番組の完成版を作ることです。
放課後も、みんなは教室で番組についていろいろ話し合いました。
では、次回をお楽しみに!
2011/12/6 新潟日報るーと・人文学部だより~取材準備~
こんにちは。
先週で、『るーと』と『人文学部だより』取材テーマが揃ったので、今回は①取材担当の割り振りと、②具体的な調査方法について、それぞれレジュメを作成してもらいました。
①取材担当の割り振り
各々の興味に沿ったテーマを担当し、どんな記事(取材方法・内容)を作りたいか、イメージを報告してもらいました。
『るーと』は三面、『人文学部だより』はニ面つくるということで、読者の関心をそそるレイアウトについても議論しました。
取材テーマ、及びレイアウトは以下の通りです。
☆るーと企画案
→新大生の生態が軸…典型的な新大生を紹介?
1面・一人暮らしの学生
新大生のモデル生態
一人の空間、一人暮らしに向けての情報(やりくりなど)
一人暮らしと実家暮らしのメリット・デメリット
2面・学内イベント(PR)
イベント予告、イベント開催者へのインタビュー
3面・就活(今年の新大生)
氷河期における企業選択・学生の心情など
3面・高校生に向けた新大発信
授業内容・大学での活動
2面・大学周辺のグルメ企画
食べ歩き、多様なメニュー紹介
2面・生協(書籍、購買など)
意外な商品の紹介、おすすめ/人気の本、何が販売されているか
☆『人文学部だより』企画案
2面・シンポジウム紹介
教員が外部に向けて行っている取り組みを取材
教員と一般人の両方に取材
1面・人文学部を説明(他学部にむけて)
学生や教員にインタビュー
人文ならではの授業を紹介
②具体的な調査方法について
取材趣旨をより明確にするため、ねらい、取材方法、書き出しについてレジュメを作成してもらいました。レジュメについては、先生方、学生の両方に配布され、誰がどういった記事作りを行う予定かの全体把握と、訂正すべき内容などアドバイスを頂きました。
③来週の予定
来週までに、それぞれ予備取材を行ってくることですが課題となっています。
2011/12/5 コマ撮り映像の撮影
TAの針井です。
今回も前回の続きで撮影です。
コマ撮りというのはアニメで使われている手法で、絵や人物などの被写体を少し動かしては写真を撮り、また少し動かしては撮る……を繰り返す方法です。原理はパラパラマンガと同じです。
上の写真は、そのコマ撮りを練習しているところです。
こちらは鍋の材料を集める話を撮影しているグループです。
自殺志願者の人が電話をしているシーンです。セリフを確認しています。
コマ撮りグループの写真。人形をちょっとだけ動かして……
クリックで撮影。これを繰り返していきます。
毛糸を巻いて、変身シーンを作ろうとしています。
こちらは次回の撮影のための打ち合わせ。ようやく鍋が登場しましたね。
それでは次回をお楽しみに!!
2011/12/1 バンド・コンセプト写真の決定と撮影、MV構成について
こんにちは。
本日の授業内容は、前回に引き続き、バンドコンセプトにちなんだ写真構成の決定と、オリジナル曲のMVイメージについて、各グループごとに議論してもらいました。
①バンド・コンセプトにちなんだ写真撮影について
まず、バンドのキャッチフレーズについて、決められたなかのうちいくつかあげると…
・ハイテンションハイブリッドガールに中毒者続出
・やわらかいトゲが頭にくる。ふわふわ系ストレスロックバンド
・・・などなど、シュールでありながらどこかひきつけられる、ひねりの利いたフレーズが並びました。
また、より多くの人の目にとまり、インパクトのある写真の撮影方法について、古賀先生からアドバイスをいただきました。
それは、『どのような格好でもよいので「人」を必ず画面に入れること』。
理由は、人は容姿が似ている猫同士を区別することはできないが、容姿が似ている人同士の区別はできる、
つまり、人が人を見るときは、他の動物やものを見るより集中して、画像からより沢山の情報を吸収しているため、人が入っている画像は人を引き付ける力がある・・・とのことでした。
授業時間を活用して写真撮影をしているグループもみられました。照明やカメラの位置・角度を工夫しながら、ポーズの種類別に何枚も撮影していました。
②来週の予定
とりあえず、来週中までに写真撮影は度の班も終える予定のため、一眼レフカメラの貸出もしました。作曲と写真、PV構成を同時進行で着手しているため、なかなか大変ですが、頑張ってください!!
それでは、また来週。
2011/12/1 留学生の日常生活
こんにちはTAの丸山です^^前回のAnthonyの発表に引き続き留学生の日本での生活について発表してもらいました。
Adeline(アデリーヌ)
日本に来て変わったこと、気づいたことは?
・パーティーへの参加や買い物に行く機会が増えた。
・たくさん歩いたり野菜をよく食べるようになったので健康的な生活をしている。フランスにいた時はジャンクフードが多かったらしい。
・区役所や銀行などの手続きが効率がよく早く終わる。フランスでは1~2時間待たされるのが普通。
・大学から古町、万代などの中心街までの距離が遠い。
・初めてスーパーに行った時、一つの物に対して種類が豊富なためどれを買ったらいいのかわからず二時間もかかった。親切なおばあさんに話しかけられてどれを買ったらいいか教えてもらった。
お気に入りのお店は「カフェ・マルグッタ」
大学の近くにある「カフェ・マルグッタ」はジャズやシャンソンが流れるレトロな雰囲気のカフェ。去年来ていた留学生が書いたフランス語のメニューも置いてあります。
☆カフェの隣りには床屋さんもあります
☆フランスのカフェを思わせる落ち着いた素敵な内装
☆シフォンケーキがおすすめ!!
Vanessa(ヴァネッサ)
Vanessaが好きな場所もやはりカフェ。ボルドーにいた頃も大学の授業が終わると必ずカフェに行っていたそうです。
彼女のお気に入りのお店は大学周辺でも一番歴史が長い「カフェ・ウエスト」。カレーライスが美味しいお店でテレビや雑誌でもよく見かけます。店内には絵本や美術関係の本が置かれています。
☆おフランスな佇まい
☆カフェ・ウエストはフランス語でcafé ouestとも書かれていて、「西区にあるカフェ」という意味ではないかという推測。
☆このカレー絶品です!!
☆Vanessaはネックレスが好きで、写真のようにチェーンが長く、トップが少し変わっているものをコレクションしているらしい。彼女の誕生日には色々なネックレスをプレゼントされるそうです^^この日付けているコームとハサミも珍しいですよね♪
・海が好き
Vanessaが新潟大学を選んだのは日本海がすぐ近くにあるから。10月に日本に来たのでもう海のシーズンではなかったけど、すでに4回海に行っているそうです。ボルドーから一番近い海辺はアルカッションですが車で一時間以上かかります。パステルカラーの別荘がたくさん並んでいていかにもリゾートな雰囲気なので新潟の日本海とはまた違った趣があります。
・enfant huître
Vanessaは中学校の図書館で見つけたティム・バートンの絵本“enfant huître”(牡蠣の子ども)が大好き。いくつかのショートストーリーから成っています。日本では『オイスター・ボーイの憂鬱な死』というタイトルで出版されていて、一般的に大人向けの辛口絵本と評されているようです。ティム・バートンの映画も好きで『シザーハンズ』や『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』などの話も出ていました。
Flore(フロール)
Floreはなんと新潟駅南のドンキ・ホーテに行ってきました!! 何でもあって何でも安い日本人が大好きなディスカウントショップですが、留学生にとっては日本のポップでカラフルでもの珍しいものがぎゅぎゅっとつまったようなお店。
☆かぶりものが大好きなご様子
☆マスコットキャラクターの豊富さはやはり日本が一番。フランスでもハロー・キティは「えろきち」と呼ばれ大人気です♪(フランス語でhは発音しないから)Floreも日本は「カワイイ」がいっぱいの国とよく言っていて、最近はマイ・メロディのイヤー・マフをしていますよ^^
☆炊飯器と加湿器。日本人からすれば見慣れた電化製品ですが、フランスには存在しません。この色とりどりの派手な値札や宣伝シールや、店内を流れるオリジナルソングなんかも日本特有のセール方法ですね。
☆2階にあるゲームセンター。日本に来たらやはりプリクラを撮るのが留学生の憧れらしい(笑)ゲームセンターもフランスにはありません。以前はあったけど犯罪が増えてなくなってしまったという話を聞いたことがあります。
日本に来て3ヶ月経った留学生たちの日常生活はいかがでしたか?お気に入りの場所もそれぞれの個性が現れていて興味深いですね。
次回はパンフレットの原稿を持ち寄って具体的にどのような構成にするかを話し合います。
2011/11/30 感情に度合いがつくと
こんにちは!TA横田です。
まずは恒例、発声のウォーミングアップから始まります。「感情のドレミ」もやりました。「怒り」は、やはり本当に喧嘩をしかねない、ということで壁に向かってやります。
次に、前回少しだけ読み残した、台本の最後まで読み合わせをしました。
それから、配役の調整に入りました。
その後、ほぼ決定した配役で、アメリカのカイル教授が病院を訪れるシーンをやりました。登場人物は、プチーツィナ教授、アンナ医師、研修医2人、研究所長、ベススメールトヌイ(患者)、カイル教授の全部で7人です。冷戦中という、当時の時代背景もあり、プチーツィナ教授や医師たちはアメリカの教授に対して嫌悪感を抱いています。まず、打ち合わせなしで、台本そのままに演じてみます。
次に、アメリカを毛嫌いしている医師たちの4人の中で、カイル教授を嫌っている順を相談し、ランクをつけて演じてみます。また、医師たちが会話をしている間、ベススメールトヌイの病室を訪ねるカイル教授と研究所長の3人の間ではどんな会話をしているかも考えてみます。
その他の学生さんたちは、カイル教授を嫌う4人の度合いについて、順位を考えながら演技を見ます。
カイル教授に対する嫌悪感は、口調の強さや表情、距離に表れていました。(上の写真では、左端がプチーツィナ教授、右端がカイル教授です)。嫌悪感のランキングは、残念ならがみなさんハズレでしたが、一回目よりはかなりメリハリのついた演技になっていました。
最後に、見ていた学生さんたちで4人一組になり、先生が投げたものを演技で受け止めました。爆弾、小判、スイカ、テニスボールが投げられました。
「危ない水の入った大きな袋」を投げられたときは、絶対落とさないように受け止めるという演技と、一目散に逃げるという演技の2パターンがでました。
また、先生のふとした思い出がきっかけで、「スイカを持つ二人」というのもちょっとだけ演じてみました。①本当は好きなのにまわりが冷やかすので嫌々持っている、②本当に嫌い合っている二人、③本当はお互い好き同士、の3パターンです。
こういったことは、二人の間の微妙な距離感や視線に表れてくるようです。
さて、今回はここまでです。
ではまた次回!
2011/11/30 マインドマップ:ナント市での写真展
こんにちは、TAの鈴木です。
先週は祝日でお休みだったので、2週間ぶりになりますね。
今回はまず、前回の反省からです。前回は、グループマインドマップでサバイバルをやったわけですが、グループごとに感想が全然違ったようです。意見がみんな一致していて、簡単にまとまったグループと、意見がそれぞれ違ってまとめるのが大変だったグループと。そこで、先生から、リスクを数値化してみようと提案されました。
とりあえず数値化してみて話し合ってみると、前回出た結論と違った結論が出たところもあったようですね。数値化することで、何が安全で何が危険か、目に見えてくるようになって、グループでの意見もまとめやすくなるようです。
今回は、企画立案のマインドマップです。
来年の2月から3月にかけて、新潟市と姉妹都市であるフランス、ナント市で清水重蔵氏の「桜」写真展が開催されます。その写真展というのは、震災復興への思いを込め、震災後に清水氏が福島で撮影した桜の写真がメインで展示されるものです。震災から一年という節目を迎えるにあたって、フランス側から写真展開催について、清水氏に直接協力の依頼があったそうです。さらに展示するだけでなく、フランスから、福島に向けて励ましと連帯の葉書を、学校や施設に送り、日仏の交流を生み出そうという企画もあります。
そして今回、学生たちにこの写真展についてのアイデアを出してもらうことになりました。
企画の概要をもらって、30分の時間を使って考えてもらいます。
そしてグループごとに、それぞれ自分の意見を発表してもらい、最後にどんな意見が出たかをみんなに対して発表してもらいました。
出てきた意見としては・・・・・
・ハガキに桜の押し花をつけたらどうか
・いろんなフレーズを日本語とフランス語両方でハガキに書き加えてみる
・日本のサブカルチャーと関係づけて開催したら、人が集まるのではないか
・展示する写真を、桜だけでなく、被災地の人の様子や復興の様子の写真も展示したらどうか
・フランスの人たちに実際に福島に来てもらうような企画
・プロジェクターで、写真だけでなく動画で復興の様子を流したらどうか
・この展示会のゆるキャラとか作ってみたらどうか
などなど、いろいろ出ました♪
これらの意見は、萱場先生が持ち帰って、実際に提案してくださるそうです。どれかの意見が採用されて、実現したら素敵ですね^^