2013年度_表現プロジェクト演習(マインドマップ)
2014/2/5 マインドマップ 第15回
いよいよ今日で最終回です。
先週ミッションステートメントで書いてもらった「10年後の自分」について一人ひとり発表してもらいました。
持ち時間は一人4分間です。スライドを使って説明します。
みんな笑顔で堂々と発表していて、授業の最初の頃とは表情が全然ちがい自信に満ち溢れていました。
話したいことがありすぎて4分には収まりきらない人もいました(笑)それくらい充実したマインドマップが描けたということですね。
「10年後の自分」という同じテーマでもその興味の方向はひとそれぞれで、家族や友人などの人間関係の充実を重視している人、10年後はこんな世の中になっていて欲しいと想像を膨らませる人、将来就きたい仕事に関して自分にどんなことができるのか考えている人などがいました。これからもマインドマップを活用して人生を豊かにしていってほしいですね。半年間ありがとうございました。
2014/1/29 マインドマップ 第14回
この授業も残すところあと2回となりました。
久しぶりに大人数でアイスブレイク。
ミッション・ステートメント
今日は「10年後の自分」というテーマでミッション・ステートメントをマインドマップにして書いてもらいました。
ミッション・ステートメントとは、自分の人生における信念やモットーのようなものです。
萱場先生からもご紹介があった『7つの習慣 成功には原則があった!』の著者であるスティーブン・R・コヴィー博士は、ミッション・ステートメントについて次のように述べています。
「目的を持って始める最も簡単で大きな効果をもたらす方法のひとつは、ミッション・ステートメントを書くことである。そのなかで自分はどうなりたいのか、何をしたいのか、そして、自分の行動の基礎となる価値観や原則を明らかにするのだ。」
早速スタート!
みなさんセントラルイメージを書くまでにかなり時間をかけているのが印象的でした。
自分の人生の指針となるもの大事にしているものはなんだろうかとじっくり考えていました。
セントラルイメージがばっちり決まるとあとはものすごい勢いで枝が広がっていきました。
来週は各自4分ずつ発表をおこないます。
この授業の集大成、どんなマインドマップができるのか楽しみですね!
2014/1/22 マインドマップ 第13回
こんにちは。今日の授業はゲストをお迎えしています!
ITコンサルタント会社に勤める渡邊唯さんと社長の永井昭弘さんです。萱場先生に代わって渡邊さんにインストラクターをしていただきました。
渡邊さんは大学時代に萱場先生のマインドマップの授業を受けてから活用し始め、入社一年目の時にトニー・ブザン公認の資格を取得したそうです。
マインドマップのおかげで入社二年目にして重要な仕事を任されるなど大変活躍されています。
左から永井さん、渡邊さん、萱場先生。
まずはいつも通りGood&Newでウォーミングアップ
商品の売り上げを伸ばすには?
今回のテーマは「フリクションボールえんぴつ」という商品の売り上げを伸ばすにはどのような販売戦略が有効かを考えます。
個人マインドマップ→グループマインドマップの流れで話し合っていきます。
実際にフリクションを使ってみてどんなメリット、デメリットがあるか検証します。
キャップの後ろに付いているゴムでこすると綺麗に消えておぉ~と感動していました(笑)
今回は特にファシリテーターを指名しませんでしたが、自然と進行役や書記などの分担をしていてスムーズに話し合いがおこなわれていました。
これまでのファシリテーションが役立っていますね!
個人での発表をせずいきなり模造紙に書いていくグループ、ボードに個人の話をまとめてから書くグループなどやり方も多様でした。
↑下書きの時点でとても充実していますね
最後に発表してもらいました。
宣伝方法は有名人のブログや雑誌などの口コミを利用する、インパクトがあって覚えやすいキャッチコピーを考えるなど。
ジャパニーズブランドとして海外に売り出す、受験生向けに問題集や他の文具とセットにして販売するという意見も面白かったです。
最後に渡邊さんから実際にフリクションがどのような販売を展開しているのかをお話していただきました。
当初販売した商品は指でこすっただけでも消えてしまうなどインクの質に問題がありましたが、改良を重ねることで60度以上の温度になると消え、マイナス20度以下になると色が再び浮かび上がるものになりました。
2006年にヨーロッパへ進出し、フランスで爆発的な人気が出ます。現在では設計士、漫画家などの専門職の方に愛好されている他、ビジネスマンのスケジュール帳などで活用されています。
このようにビジネスの場面でマインドマップが役立つことを実感できる貴重な授業となりました。
2014/1/8 マインドマップ 第12回
あけましておめでとうございます。年明け初の授業です。
今日もファシリテーションをおこなっていきます。
まずはホームワークの発表から。テーマは新聞や本、講演会など各自が自由に選びました。
早速就活に利用しています!
フランス語の授業でよく取り扱うお話ですね。
こちらは映画『プライドと偏見』について。名作ですね。
テーマ『国際社会に貢献する日本の価値観』
国際社会において日本がどのような形で貢献できるのか。 世界に示す日本人としての誇りとは一体何か。
今回はこのようなテーマで話し合いました。
まずは個人マインドマップです。
若者を中心としたサブカルチャーは言語を介さなくても共有し楽しむことができる。
3.11の震災の時に見られた日本人特有の助け合いや譲り合いの精神を世界に広めよう。
先進国としての高い技術と品質。
これらを元に各グループのファシリテーターが話し合いを進行します。
作戦会議中!!
みんなでグループマインドマップを書いていきます。
最初は書き出しが遅かったグループでも、一つきっかけを掴むとあっという間に枝が放射状に伸びて紙が埋まっていきました。
それと共にみんなのテンションも上がってとても盛り上がっていました。
グループ発表です。
来週はお休みで、再来週はゲストをお迎えします。お楽しみに!
2013/12/18 マインドマップ 第11回
こんにちは丸山です。
前回は初めてファシリテーションをおこないました。
反省点としては、グループ内で出された意見を箇条書きにしてまとめてしまったことでタイムロスし、うまく構造化することができませんでした。
今回のテーマは『日本への外国人観光客を増やすにはどうしたらいいか』です。
前回とは別の人にファシリテーターをやってもらい、各グループで話し合いました。
まずは個人でマインドマップをかきます。
ファシリテーターが進行して各自発表してもらいます。
こちらのグループは個人の発表をせず、「現状」や「魅力」などの項目ごとに分けてそれぞれの意見を言ってもらいながらマインドマップを書いていました。
グループのメンバー全員の意見を一つのマインドマップにまとめることは最初はなかなか難しいのでこの方法も面白いと思いました。
積極的に日本から海外へと留学して日本の魅力を伝えることで呼び込もう。
外国人観光客から見た日本の観光地といえば東京、京都、大阪という大都市が多く一点集中しがち。その他の地方都市にも足を伸ばしてもらえるようにわかりやすく魅力的なコンセプトのツアー企画をおこなったり、多言語による標識案内の充実をはかる。
日本の四季ごとの行事や伝統行事、特にお祭りによる人々のつながりを意識して外国人観光客にも体験してもらいたい。
主な問題点としては言語があげられていました。英語教育の徹底や先ほどもあった多言語表記の標識や看板が必要だという意見が出されていました。
前回の緊張感に包まれたファシリテーションに比べると、今回はとてもなごやかな雰囲気でした。前回ファシリテーターを経験した学生のアドバイスやサポートもあり、各グループのマインドマップもさらに充実したものとなりました。
2013/12/11 マインドマップ 第10回
こんにちは丸山です。
今日からグループマインドマップにおけるファシリテーションを行っていきます。
ファシリテーション
ファシリテーションとは、会議などの話し合いの場で参加者の発言を促したり、話の流れを整理したりすることによって意思決定を容易にし参加者たちの相互理解をサポートすることです。そしてそれを行う人のことをファシリテーターといいます。
ファシリテーターは意見を言いやすい環境を作り、発言を承認して拍手をするコーチングを行います。また、テーマの関連性を確認し、意見を関連づけたり違いを見つけてまとめる整合性も必要です。
あらかじめ立候補で決めたファシリテーターに話し合いのテーマと流れを説明します。
今日のテーマは「日本の教育においてマインドマップをどのように活用できるか」です。
早速ファシリテーターは各自のグループで話し合いを進行していきます。
初めてのファシリテーターは少し緊張していたようでした。
いつものようにまずは個人のマインドマップ作りからです。
個人のマインドマップを発表してもらいファシリテーターは意見をまとめていきます。今回は大きな大きなポストイットを使用しました。
これらを元にグループマインドマップをかいていきます。
残り時間に各グループで1分ずつ進捗状況を発表してもらいました。
各グループ意見は活発に出ていたようですが、ポストイットにまとめる時に箇条書きにしてしまったことがグループマインドマップにする作業を遅らせてしまいました。
個人マインドマップで出された意見を箇条書きではなくマインドマップでさらに整理していけば、グループ全体としての意見をまとめる際に時間短縮になると先生からのご指摘がありました。
発表の仕方はみなさんとても上手になっています^^
来週もお楽しみに!
2013/12/4 マインドマップ 第9回
こんにちは丸山です。
先週からやっている「山からの脱出方法を考える」グループマインドマップを引き続きおこないました。
まずは各グループで集まって前回までの確認と手直しをします。
次に各グループでオーナーを決めてその場に残り説明をします。他のメンバーは違うグループのマインドマップの発表を見学しに行きます。
発表を聞いた人は質問やアドバイスなどの意見を出します。
発表が終わったら自分のグループに戻り、他のグループで得た情報を元に再度話し合って修正します。
下の表のように各ルートで安全性や早さなどを点数化したものを参考にしてまとめると効率アップです!
最後に全体発表です。最終決定した脱出方法を各グループから提案してもらいます。
次回はファシリテーションをおこないます。お楽しみに!
2013/11/27 マインドマップ 第8回
こんにちは丸山です。
今日のホームワークも各自が読んできた新聞や本、テレビニュースなどのまとめです。
今回は時事ネタがかなり多かったようで勉強になりました!
グループマインドマップ:サバイバルゲーム
先週に続いてグループマインドマップです。
明、和夫、弘の3人組が山登りに行き、途中で和夫が沢に滑り落ちてしまいます。この後3人はどのように行動したら無事に帰ることができるのか最善の方法をマインドマップで考えます。
誰が助けを呼びに行くのか、どのルートを選ぶのか、食糧と水の配分はどうするかなど考慮する要素がたくさんあるのでとても難しいです。みなさんも問題を読んで一緒に考えてみてください!
まずは個人でマインドマップをかき、グループの中で発表します。
次に各自の発表を聞いてグループの方針を話し合い、マインドマップにしていきます。
少しリスクは高いけど最短距離を目指すか、時間はかかっても安全なルートを行くか話し合いは難航している様子でした。
グループの中で進行する人、意見をまとめてメモする人などに分かれると円滑におこなうことができますね。
完全に意見がまとまらなくてもとりあえずマインドマップにかいて、それから決めていくグループが多かったようです。
この続きはまた来週です!お楽しみに!!
2013/11/20 マインドマップ 第7回
こんにちは丸山です。
先週のホームワークはマインドマップ検定からの問題で「夕飯のメニュー」です。
家族一人ひとりの要望、冷蔵庫にある食材と買い足さなければならない食材、調理の所要時間、費用などすべての要素を考慮して数種類の料理をマインドマップで整理します。
情報量が多いのでまとめるのはなかなか難しいのですが、みなさん綺麗に整理していますね。
これを元に一番早く完成してかつ安い料理はどれかなどの問題を解いていきます。
グループマインドマップ
今回からグループマインドマップをおこないます。
お題は「最高の宇宙旅行」。
まず各人が最高の宇宙旅行についてマインドマップをかき、そのあとグループを一つの旅行会社として最高の宇宙旅行を企画してもらいます。
宇宙は人間にとってまだまだ遥か遠い憧れの世界です。
月で餅つきがしたい、いろんな惑星を巡る太陽系ツアーがしたいなど夢が広がります。
次はグループで話し合い、宇宙旅行のコンセプト、サービス、料金などの詳細を決めてマインドマップにしていきます。
今回は4つのグループに分かれています。
セントラルイメージはTシャツでその中にコンセプトとなるものを書き入れます。
話し合った内容をまとめ、ブランチごとに分担して書いていました。
最後に各グループで発表してもらいました。
旅行対象者はネットで応募して当選した人。無重力の中でドッジボールをしたり土星リングの上でマラソンなど。
このグループは街コンならぬ「星コン」を企画していたのが印象的でした。異星人の恋人を見つけてカップルになり、新婚旅行プランもあるそうです(笑)
こちらは漫画「宇宙兄弟」のような宇宙飛行士を目指す本格コースと観光がメインのコースに分かれています。
このグループは他とは少し違い、学生を対象とした宇宙での授業がコンセプトです。修学旅行が宇宙なんて素敵ですね♪
今回は架空のテーマでしたが、来週のグループマインドマップではもう少し難しいテーマでおこないます。お楽しみに!
2013/11/13 マインドマップ 第6回
こんにちは丸山です。
今回のホームワークも新聞や本から得た情報をマインドマップにしてきてもらいました。
マインドマップの活用
今日の授業ではマインドマップの活用について。
ビジネス
企画立案、プレゼンテーション、セミナーの内容、ミーティング、マニュアル作成など。
具体例1)アメリカ同時多発テロのライフライン復旧の際、一つの企業に一任しマインドマップを使って全体を把握することで混乱を防ぎ作業指示を行うことに成功した。
具体例2)ボーイング社の技術マニュアルはそれまで2年かかって教えていたところを、マインドマップを活用することによって4か月で研修を終わらせることに成功。時間と経費の大幅な削減につながった。
学習
人生設計、将来の夢、講義記録、学習方法など。
具体例1)小学校6年生を対象として将来の夢や職業についてマインドマップをかかせたところ、なりたい職業のために何が必要かなど具体的な発想まで広がった。
具体例2)国語の教科書にある『ごんぎつね』のマインドマップをかいてクラスで意見交換をすると、ごんぎつねの物語の続きを考えたいという意見があげられる。
具体例3)算数の文章問題が苦手だった生徒がマインドマップで整理すると解けるようになり、しばらくすると頭の中でマインドマップが描けるようになり、かかなくても問題が解けるようになった。
家庭
To-Doの作成。一日にやることの計画をマインドマップでかくことによってより高い達成率を目指す。
メインブランチは主に仕事、学校、家庭、社会貢献、自分自身など。
実際に今日一日もしくは今週末までのTo-Doをマインドマップでかいてみました。
大学での課題、アルバイト、サークル、趣味など書き出してみると意外と予定がたくさんあることがわかったという意見が多かったようです。
このTo-Doの積み重ねが以前かいた2014年3月までになっていたい自分へとつながっていくことでしょう。