2014年度_授業報告
2014/5/16 下駄総踊り練習2 (2014/05/15)
こんにちは!TAの羽下です。総踊りの練習二回目となりました。みなさん、授業が始まる前にストレッチをして、気合十分です♪
まずは、今回の授業におけるペアを決めました。
適当に歩いて、知らない人たちが固まるほうへトコトコ。「Stop!」という合図でピタッと止まった時に隣だった相手と組みました。さっそく組んだ相手と、前回のストレッチをもう一度おさらいしました。そして…新しいストレッチへ!
相手に押してもらいながら前へググッと倒れていきます。
痛いけれど、我慢!!
今度はつま先まで押してあげましょう。これも結構痛い!
開脚して左右に前にググッと伸ばします。
相手と交代して同じことをもう一度!筋肉はほぐれたかな?ほぐれてリラックスしたところで、踊りに入っていきましょう。
最初に、前回までの復習をしました。全員で踊ってから、半分に分かれてみて…
戸惑いながらも、みんな中々覚えていますね!!すごい!
さらに全員でもう一度。
そうそう、ここは足と手が難しいんでしたよね!手は下から上へ思いきり動かして叩きます。踊りながら大きなところ小さなところを思い出していきました。今回は、どんどん進んでいきましょう!!
手足の難しいところが終わった後すぐの踊りです。手の部分は、先生によると、ちょうど菅笠(すげがさ)の先を持つ感じで片手を添え、もう一方の手を伸ばします。
手を左右合わせて三回。ちなみに菅笠というのは菅(すげ)で編んだ頭にかぶる円錐形の笠(完全に円錐だったり折れていたりする)。菅とは草です。
4月の授業で見た絵の中にいる人たちが被っているものが菅笠(赤丸で囲んだ部分)。確かにこれをつかむとなると少し頭の前で指を添えているように見えますよね。
三回やったらそのまま一回転。そしてステップをふみます。
飛んで、着地、飛んで、着地を繰り返します。そしたら今度は菅笠部分からここまでをまるで鏡のように反対に行います。ペア練習をしてお互いに確かめあいました。
どっちの足か確認!
ペアで分からなくなったら先生に!
そのあと半分に分かれておさらいしました。
前半組も
後半組もいい感じです!!
次の4拍と2拍の部分。4拍部分は、左の足を軸にして右足を小刻みに前へ回していきます。最後の拍で手をたたき、残りの2拍は反対に右足を軸にして左足を前へと出していき、最後の拍とパンッと手をたたきます。
ぐんぐん前にやって
パンッ!そしたらすぐに反対!意外にこの部分は早い感じを受けます。
さぁ、ここまで通してみましょう!
通してみると、個別で練習した部分と部分をつなぐタイミングがとりにくかったり、左右どちらに動かすか迷いますよね。
ここで、先生からさらに一つ大事な要素を教わりました。「声」です!
菅笠の部分と最後に習った手をたたく部分に、掛け声をつけていきました。
お腹に手を当てて、空気が引き締まる音で!「粋」に出していきます。「ソイヤッサァア!」、この声があるだけで、伝わる空気に違いが出てきます。私は、この様子を見て聞いていたのですが、空気がピンッと引き締まって、みんながそろっていく感じを受けました!実感してもらうためにも、あえて「声」を入れないで踊ってから、次に「声」をつけて踊ってみました。
どちらも「声」をつけて踊ったときのもの。写真だと伝えづらいのですが、本当に「声」なしとは何か違うんです!
最後に「声」を入れて、今の120%の力で踊りました。
「粋」な踊り人になるべく、さらに練習していきましょう!!
さて、次回は、少し早いですが、5月18日(日)の12時から、校外実習ということで、みんなで「新潟市歴史博物館」へ行きます。お楽しみに!
2014/5/16 配役決定!(2014/05/14)
こんにちは、TAの羽下です。今回、なんと配役が決定しました!最初に新しい台本(ドイツ語訳と日本語訳が書かれたもの)が手渡され、以前、希望していた配役を優先しながら決定していきました。では、配役紹介とともに、それぞれの役についてもおさらいしてみましょう。
①コースチャ(トレープレフ)[5人]
コースチャはアルカージナの息子で、25歳の若い男性。
今回二人欠席なので写真には三人だけです。
②トリゴーリン[1人]
小説家で30代後半の男性。アルカージナがつれてきます。
③ドルン[1人]
医者で、55歳の男性。
今期の授業ではドルン医師を男装してもらいます!
⑤アルカージナ[2人]
43歳の女優。
おほほほほ、奥様らしい!
次に、コースチャ、ニーナ、アルカージナのみなさんは、どの幕・どの部分を担当するか決めていきました。
1人の方は練習タイムに。
コースチャ、ニーナ、アルカージナはそれぞれ、長い台詞を言ったり、感情の起伏が激しかったり、と難所がところどころあります。また、覚えやすさも個人個人で違うと思うので、みなさん、かなり悩んでいました。
配役および演技場面が決まった後、その担当で、台本完成版の日本語全幕と、ドイツ語第一幕と第三幕の途中まで読み合わせてみました。先生からも声の演技指導が入っていきます。
一番最初に長台詞があるコースチャ。本当に長いです。舞台の説明をして、説明が終わって会話になる切り替えになるのも難しいですね。
一幕二幕のニーナ。一幕の劇中劇シーンはニーナの独壇場なので大変です!
一幕二幕アルカージナ。鼻で笑ったり、高い笑いしたりと「笑う」演技がこの役の雰囲気を左右しそうですね。
三幕四幕アルカージナ。こちらは皮肉をこめた長台詞があります。
二幕三幕四幕ニーナ。ニーナはどこで入れ替わるか決めづらいく、次回もしかしたら変更があるかもしれません。
四幕のコースチャも、演技が難しそうです。
トリゴーリンとドルン医師。トリゴーリンは全体的に台詞が多いですし、ドルン医師は台詞は少なくとも、一つ一つの台詞が重要になってくるので緊張する役たちです。
ほぼ配役が決定したので、次回からは担当箇所のドイツ語に徹底的になれていきます!
2014/5/14 第4回 小国町への第一回調査(2014-5-11)
みなさんこんにちは。TAの毛久燕です。日程表は次の通りです。
・日時:平成26年5月11日(日)
・スケジュール
8:30 新潟大学農学部前集合 (45分)出発
10:30~11:20 長谷川邸見学
11:40 小国町諏訪井「小国そばのふじい」昼食 小国の高橋先生も同席
13:00 バスでセブイレブン小国店で待つ鈴木百合子さん迎えに
13:20 小国森林公園 みんなの体験館到着
13:30 高橋先生は五十嵐サチさん乗せて会場へ
13:40~14:10 小国の渋海川のくらし 高橋実先生
14:10~15:00 語りを聞く
鈴木百合子さん 「人の博労・狐の博労」「松太郎」「戦争のころの村の話」
五十嵐サチさん 「稲荷様のお参り」
15:10~16:00 意見交換
16:10 バスに鈴木百合子さん乗せて会場出発 帰路へ
17:40 新潟大学着
今年の参加者は大勢でした。国際センターの足立先生も参加しました、合わせて28人です。
調査(見学)は前回紹介した日程表とおり、行ってきました。午前中は長谷川邸という江戸時代の建物を見学し、午後は小国森林公園の「みんなの体験館」で昔話を聞きました。
[トランプを選んで席を決める]
[乗車 8時30分 農学部前を出発]
300年前の建物の「長谷川邸」を見てみよう。
[表門]
[主屋]
[邸内見学]
[展示室]
[蛇の目型弁当箱]
「小国そばふじ丼」
[昼食]
[自己紹介]
昼食後、「小国森林公園」に向かい、昔話を聞きました。
[みんなの体験館]
[ここで昔話を聞く]
[語り手の五十嵐サチさん(左)と鈴木百合子さん(右)]
[高橋実先生]
[江戸後期における越後魚沼の雪国の生活を活写した書籍]
中国で出版された『北越雪譜』
[鈴木さんが持ってくださったお父さんの遺品、識別標]
[窓から見える八石山の様子]
[話を聞く学生たち]
[記念撮影]
4時30分に小国町を出発、6時前に大学に戻りました。調査の報告は以上です。お話の内容については、次回をお楽しみに!
2014/5/14 第3回 昔話研究の歴史(2014-5-8)
みなさんこんにちは。TAの毛久燕です。
前回『猿蟹合戦』の話はまだ覚えていますか?では、江戸時代の絵本(赤本)の『猿蟹合戦』を見てみましょう。
*石井正己著『図説日本の昔話』河出書房新社 2003年*
今日の授業では、昔話研究の歴史についての説明がありました。
① ヨーロッパの近代:例えばグリム童話に関する研究、モチーフ研究など
② 話型の国際比較研究
例えば日本の昔話は爺と婆を主人公にする場合が多い、中国の昔話は兄と弟を主人公にする場合が多いです。
③ 日本での研究
という三つの部分に分けて事例を挙げながら紹介されました。
次回は小国町への調査です、お楽しみに!
2014/5/13 テーマは「発見」(写真集制作3)
今回、制作する写真集のテーマが「発見」に決まりました。
ということで、「発見」をテーマに、他人が撮った写真を分析することが今回の課題です。
授業の前半では、人の写真を通じてどのような「発見」が得られたのかを、各自発表してもらいました。
普段自分が見ている視点とは異なる足元の視点からの写真や、頭上の鏡を撮ることで自分を上から見下ろす視点の写真など、写真が可能にする新たな視点の発見
シャッタースピードなど撮影の仕方で同じものを撮っていても見え方が変わってくるという発見
モノクロの写真は色がない分、被写体の質感などかえって見えてくる部分があるという発見
撮影時には気づかずに写り込んでいたものや撮影者が意図していなかったものにおもしろさを感じるという、写真を見ることのおもしろさの発見
…など、写真に対する様々な角度からの「発見」がありました。
授業の後半は、甲斐先生が作品を紹介しながら、
「写真で発見する」とはどういうことなのかについて、話がありました。
「発見」をテーマに写真集を制作していくにあたっては、まず、「◯◯を発見する」の「◯◯」を自分で決めなければなりません。
今後の何回かの授業ではその「◯◯」を考えていくことになるのですが、それにあたって次のような、いくつかの考えてほしいことを先生はあげていました。
・写真を人が見て面白いと思うか
・記録や情報としての価値はあるか
・自分自身の「発見」を記録した写真を見た別の人が新たに(別の)「発見」できるような写真はどのような写真か
・自分の写真スタイルは誰かの作品に似ていないだろうか
・あえて構図などにこだわらずに撮る、同じような構図の写真を撮り集めることで浮き上がってくる「発見」もある
また、写真はそれだけで完結するものではなく、他の写真や言葉と組み合わせることによって新たな意味・価値を帯びてくるものでもあり、
そうした「発見」についても写真集の制作を通じて考えていきます。
先生が参考にと持ってきた写真集を見たりもしました。
次週からは各自、「発見」をテーマに写真を撮り、発表しながら個人テーマを追求していきます。
(野俣)
2014/5/12 下駄総踊り練習1 (2014/05/08)
こんにちは!TAの羽下です。お待たせしました!今回から踊りの練習が始まりました!
まずは、踊りの練習に入る前に・・・ウォーミングアップということで、先生も交えてゲームを行いました。
ルールは簡単♪みんなで円になり、先生が持ってきた松ぼっくりを、相手に投げていき、全員にまわったところで終了!ただし約束ごとが・・・
①必ず投げる相手の名前を呼んで相手が「はいっ」と答えてからでないと投げられない(投げる前に名前を尋ねてもOK)
②落としたら最初からやり直し
③落としそうになっても周りの人がキャッチすればセーフ
投げ終わった人は分かりやすいように座っていきます。それではゲーム開始!
結構大きな円から始めたのですが・・・
おっ!ナイスキャッチ!でも・・・半分にもいかない段階でみんな松ぼっくりを落としてしまいます。ということで、今度はちょっと円を小さくしてみました。
密着!こうすれば投げやすくなりますよね。最初は名前を尋ねながらでしたが、徐々に名前も覚えていき、スピードがあがっていきます。
いい感じ♪
何回かやってみて、ようやく最後の二人に!もちろん成功!・・・そして、成功するまでにかかった時間は「17分」!結構時間がかかりました。このゲーム、相手ときちんとコンタクトがとれないとうまくいかないもので、なおかつ周りのサポートするぞ!という気持ちにも左右されます。なるほど、まだ最初はお互い、誰だかわからない状態だから、なかなかコンタクトがとれなかったんですね。そして、踊りを踊るのも気持ちが大切!踊りは輪を広げる!ことを凝縮させたゲームでした。
さて、次に、練習に入る前のストレッチです。今回は先生と一緒に行いますが、次回から授業前に各々準備してきます。
深呼吸に
足や背中など筋を伸ばしていきます。
先生伸びますね!運動久しぶりの人も頑張れ!
腰の運動も
最後に深呼吸をもう一度して終了!勉強に疲れたときにもストレッチは効果抜群。良い息抜きになります。
そして・・・いよいよ踊っていきましょう、下駄総踊り!
まずは、先生のお手本です。
踊りには「全員で同じ振付」「男振り」「女振り」があり、本番は男女分かれますが、全員どちらも踊れるようになるのが目標です。男振りは勇ましいですし、女ぶりは手のなめらかさが目立ちますね。今日は男女分かれる前の、最初の共通部分を覚えていきます。と、ここで、この下駄総踊りで演奏されている「樽砧」の拍子について。(「樽砧」は前回のブログを参照)私たちが現在良く学校の音楽の授業や楽曲で慣れている拍子は「4/4」「3/4」「6/8」などが多いですよね。例えば、「4/4」なら、一小節(つまり、四拍でひと固まりと数えるタイプのもの、その場合手拍子は「強・弱・弱(ちょっと強め)・弱」のカウントのやり方になります。しかし「樽砧」は「14拍」!!!そう、上記のどれにも当てはまらない拍子なのです。カウントは・・・
1・2・3・4
2・2・3・4
3・2・3・4
1・2
1・2・3・4……
という風に「4/4」の数え方を三回し、その後二拍とります。この拍子に慣れないと踊れないので、一番先頭にくる拍子を手でたたいて確認していきました。
手でたたくのは案外簡単!
確認も終えたところでさっそく踊ってみましょう。
先生に教わりながら、拍子とあわせて体に覚えさせていきます。まずは左右二手に分かれて、息をはき、合図と音楽とともに動きだします。
中央へ近付いていって踊りながら一つになっていきます。
そして、手と足の横の動きが入ります。人数が多いので男女に分かれて踊りを見せあいました。
女性陣!
男性陣!
なかなか順調にきていますね。とここで、先生から「踊るための」アドバイスです!
【気持ちを解放して踊ること!】
小さく踊っていても覚えらません。多少間違ってもいいんです。気持ちを解放することにより「粋」で素敵な踊りができあがるのです。先生が気持ちをすべて解放してみんなの前で踊ってくださいました。
気迫を感じます!まずは大きく踊ってみる事!みなさん、再度挑戦です。
二人組になりながら、踊りを確認していきます。大きく大きく、でも拍子にも気をつけて!
カッコよくなってきました!
さらにさらに、踊りを覚えていきます。どうやら片足の部分が出てくるみたいですね。拍子のタイミングも難しい!
なるほど、足をまげて、でも腕は綺麗に伸びるみたいです。
伸ばした動きから、また縦や横の腕の動きも入ります。
続けて踊ると、拍子が取りづらい!足が絡まってしまいます。次回も続けて頑張りましょう。
最後に少し時間があったので、踊りの最後の部分も教わりました。
ぐるぐる回って、最後に手を上へ伸ばします。完成までが楽しみです!
そして授業最後に、最初のゲームのリベンジを行いました♪すると…
「2分」!!で大成功!!本当にみんな、鮮やかに投げて行きました。踊っていた間に「15分」という壁を越えました!本当にすごい、みんなも実感しているようで、驚きと嬉しさを顔に浮かべていました。広がる踊りの輪!次回も「粋」に練習していきましょう!
2014/5/12 第3回授業報告(4月30日実施)
表現プロジェクトJ、第3回目です。
今日の授業のテーマは「音響」! みなさんは、1時間のテレビドラマ(本編自体は45分)のうち、音楽が流れている時間がどれくらいか解りますか?
実は、音楽が流れている時間を合計すると、なんと本編の半分にもなるんです!
実際に音楽を流してみて、齋藤先生が学生たちに「この音楽から、どんな風景を想像するか」を聞いてみます。
すると、大まかなイメージはみなさん一致しました。
つまり、音楽はお芝居の雰囲気づくりにおいて非常に大きな役割を果たしているというわけです。
さて、そんな「音楽」ですが、舞台演劇ではどのように使われているかというと……。
こういう機械を使って流します。
手前側の大きな機械が「ミキサー」、奥の小さな機械が「サンプラー」です。
ミキサーは、BGMのボリュームを調整したり(複数のBGMを同時に操作することもできるんですよ!)するのに使います。
サンプラーは、例えば剣で斬りあうときの刀のぶつかる音を、瞬間的に流すときに使います。
ここで、音響希望の学生たちに実際にミキサー、サンプラーを使ってもらいます!
サンプラーのボタンを押してみると、なにやら「バキッ」という音が……?
そう、これは殴り合うときの音なんです! これに合わせて学生にお芝居をしてもらいます。
(※もちろん演技なので、実際には殴ってませんよ!ご安心ください!)
次は「バキューン」という音。これは銃で撃ちあう音ですね。 これも学生たちにお芝居をしてもらいます。
役者同士はもちろん、役者と音響担当とのコンビネーションが大事なんですね!
次回のテーマは「照明」です!乞うご期待ー!
(TA・鈴木)
2014/5/8 発音に気をつけて練習 (2014/05/07)
こんにちは!TAの羽下です。前回までチェーホフの『かもめ』ドイツ語版を、第二幕までですが、読み合わせてきました。
授業の初めは、前回、読み合わせをやっていない人たちに、いくつか台詞を読んでもらいました。先生がドイツ語の力をチェックしていきます。
読み合わせをしたあと、今回は「発音」の練習をします!特にドイツ語は「アクセント」が重要です。前回の報告でも述べたように、多少間違えてもアクセントが命!一つ一つ確認していきました。
全員で行うには人数が多く、ドイツ語がはじめての人もいるので3つの班に分かれて丁寧に行いました。
男性チームはドイツから帰国した方を中心に辞書とも照らし合わせながら!
おっと、フランスの人名を発見!このアクセントは先生と確認しながら!
私、羽下は女性チームのお手伝いを。英語に似た単語は英語の発音と混ざってしまいますよね!ドイツ語は子音のS+母音は「ざじずぜぞ」と濁りますよ!SSはにごらない!あわてずにね。
こちらはドイツ語初チーム。先生と基礎から見ていきました。
ドイツ語はほとんどがローマ字読みです。母音の例外としては四つ。①「ei」が「アイ」、②「au」が「アオ」、③「ie」が「イー」、④「eu」と「äu」が「オイ」という発音になるので注意してくださいね。
時間がくるまで発音練習をしていました。
次回も続けて『かもめ』のドイツ語になれていきましょう!!
2014/5/5 ファイバーワーク 第三回 (2014.5.2)
こんにちは。
今週からいよいよ制作に入ります。 まずは、機織り機を使ったマフラー作りの下準備として、届いた毛糸を巻き直す作業です。
このような器具を使って、毛糸を巻き取ります。
小飯塚先生のお手本を拝見した後、数人で協力しながらどんどん毛糸を巻いていきます。ハンドルを回すだけで毛糸玉ができるので、とっても簡単! ・・・・・・に、見えたのですが、
「絡まった・・・・・!」「途中で糸が切れてる・・・・・・?!」と、いった具合にハプニング続出。どうしましょう、小飯塚先生~!
先生ご登場。みるみる糸が巻き取られます。単純作業に見えるのですが、傘に綛糸(かせいと)をセットする前に、手で糸の輪をのばして整える、巻き取る際に左手を糸に添える、といった、ちょっとした一手間をかけることで仕上がりがずっと良くなるのだと仰有っていました。
こんな具合に、皆さん少々苦戦しながらも「チーズ巻き」完成です(チーズみたいな形だからチーズ巻き、とのことです。) 。続いて、台を利用して縦糸の整経を行います。あまり張りすぎないのがポイント。手前に綾を作るのも忘れずに。
台の数の関係で全員同時に作業することが出来ませんので、待っている人はこの間個人制作を進めます。前回の宿題だったラフスケッチを提出し、どのようなものを作りたいのか一人ひとり小飯塚先生にお話します。先生がアドバイスとして繰り返し仰有っていたのは、「非日常性」を意識すること、それから作品を「大きくつくる」ということです。たとえば「林檎の模型」のようなありふれたものであっても、百個並べたとしたらそこには非日常性が生まれます。
十人十色のスケッチが提出されたことは言わずもがなですが、前回のギャラリー見学を踏まえて展示する場所まで既にイメージしていた方や、使う素材までかなり具体的なイメージを持っていた方もいました。また、コラボレーションの話なども持ち上がり、これからどのように皆さんのイメージが具現化されていくのか楽しみです。 来週は大型連休と重なるため、次回の授業は二週間後です。
では、今週はこの辺で。(TA 後藤)
2014/5/4 第2回授業報告(4月23日実施)
表現プロジェクトJ、2回目の授業の報告です。
今回からいよいよ実際に声を出すトレーニングが始まりました。
まずは「あいうえお」を順番を入れ替えていく、という滑舌のトレーニング。
「あいうえお」、「いうえおあ」、「うえおあい」、「えおあいう」、「おあいうえ」という感じです。
これを、ア行からワ行、濁音、半濁音でもやります。
続いては「腹式呼吸」!
普段はしない呼吸方法なので、演劇や合唱をやっていた学生以外は苦戦気味……。
合唱部だったという学生いわく、「マヨネーズをしぼる感じ」で息を吐くそうです(笑)。
その後は、演劇の練習と言えばこれ! というイメージの強い、北原白秋の『五十音』で滑舌のトレーニングです。
「水馬(あめんぼ)赤いな。ア、イ、ウ、エ、オ。」というやつですね。 演劇研究会の学生がお手本を見せてくれました。
滑舌のトレーニングなので、もちろん、早口言葉もやりました!
テッパンの「東京特許許可局」や、「猪汁(ししじる)猪鍋(ししなべ)猪丼(ししどん)猪シチュー」などなど。
「きゃりーぱみゅぱみゅ」の早口言葉も登場するなか、学生は大苦戦……!
舞台に立つうえで、滑舌よくしゃべることはとても重要なこと。 負けるな、劇団「表現プロジェクト」!
次回は「芝居と音」をテーマに授業が展開されます。 乞うご期待!
(TA・鈴木)