2014年度_授業報告

2014/4/22 ファイバーワーク 第二回 (2014.4.22)

こんにちは、
第二回目の今回は、作品を展示するギャラリー「蔵織」の見学に行ってきました。

バスに乗りまして、古町へいざ出陣。

車内にて、小飯塚先生から今日の予定についてまずお話があり、つづいて次回以降制作するマフラーの毛糸選びを行いました。

こちらが今年度の色見本。素敵な色ばかりで迷ってしまいますね。これは制作が楽しみです。

と、楽しくお喋りしている間にギャラリー「蔵織」到着です。

 

桜の花も出迎えてくれました。

中にお邪魔してみると、何だか心楽しくなるような飾り付けがしてありました。

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、実は「蔵織」はつい先日まで開催されていた「春山登山」の会場の一つであり、今日もその時の作品が展示されていたのです。どれもユニークな作品でした。
 
幻想的なものあり、          畳から生えたバランあり……??!

何だか多少主旨から逸れたところで楽しんでしまった気もしますが(皆さんは真面目に見学していました)、他の方の作品や展示方法からも場合によってはヒントを得ることがあるかもしれませんね。

「蔵織」は歴史ある建物で、全体的に和室が多く、落ち着いた空間でした。洋風な部屋も……例えば窓は手漉き硝子でしょうか、レトロな雰囲気です。しかし私たちの目には逆に新鮮に映る部分もあり、中には「『鏡の国アリス』みたいで可愛い!」という声も!

完成した自分の作品をどこにどのように展示するかイメージしながらの見学、しかし、一方では現段階であまり空間にとらわれ過ぎる必要もない、ということでした。

……空間と調和した作品も素敵でしょうし、敢えて「違和感」を与えるような作品でも面白いですね。半年後、どのような展示になるか、乞うご期待。

帰りのバスでは、これから日本海に沈もうとする夕日が見えました。

皆さん 、今回の見学は作品のイメージを思い描くうえで良い刺激となったことと思います。またモチベーションもあがりますね。

今週の宿題は、「作品のラフスケッチを書いてくること(A4用紙」です。また、来週は振替授業となっていますので、受講する皆さんはお気をつけを。

それでは、今週はこの辺で。 (TA 後藤)

 

2014/4/21 ファイバーワーク 第一回 (2014.4.15)

皆さん、こんにちは。
今年度「ファイバーワーク」のティーチングアシスタントを担当する後藤と申します。これから毎週、授業の模様をお伝えしてまいります。半年間お付き合いのほど宜しくお願いいたします。

さて、ファイバーワークというのはあまり馴染みのない言葉かもしれませんが、……調べてみると辞書にも載っています。

ファイバーワーク【fiber work】
繊維(ファイバー)・糸・布・ひも・ロープなどを素材に用いて表現する作品。ファイバーアート。 (『デジタル大辞泉』(小学館)より)

本授業では、半年をかけて繊維を用いた制作を行います。具体的には

①一人ひとりが一から好きな作品を作る個人制作

②皆で話し合いつつ一つの大きな作品を作る共同制作

③はた織り機を用いたマフラー作り

の三つに取り組むことになります。そしてさらに完成作品をギャラリー蔵織で展示し、発表会を行う予定です。

講師は、新潟のご出身でファイバーワークアーティストして世界的に活躍なさっている小飯塚眞理子先生です。

初回のガイダンスには教室いっぱいに参加希望者が集まりました。皆さん少々緊張した面持ちで小飯塚先生のお話を聞いていました。先生による授業のご説明ののち、皆で机や椅子を動かし、講義を聴くための教室を制作の場としてのアトリエに作りかえました。

RIMG0001通常の机に大きな板を組み合わせ、作業用の机に。

RIMG0014こちらは今後マフラー制作に使うはた織機です(私も運ぶのをお手伝いしましたが、なかなかの重さです。急な重労働によって何だか腰が……??!)。今年はどんな作品が生み出されるのか、楽しみです。

 アトリエの完成です。

今週の宿題は「なぜこの授業を受講しようと思ったかを各自まとめてくること」です。受講する皆さんはお忘れなく!

次回はバスに乗り、作品を展示するギャラリーの見学に行ってきます。

では、今週はこの辺で。

2014/4/20 第1回 オリエンテーション

4月16日に、表現プロジェクト演習J(演劇)の初回授業が行われました。


この授業を担当しているのは、人文学部の齋藤陽一先生。
表現プロジェクト演習Jのほかにも、ロシア語の授業などを担当している先生です。

第1回目の授業ということで、「入団試験」として、学生一人ひとりに1分間の自己紹介をしてもらいました。
そう、この授業はいわば「劇団 表現プロジェクト演習」なのです!
高校などで演劇をやっていた学生、大学で演劇関係のサークルに入っている学生などの演劇経験者はもちろん、 「人見知りな自分を変えたい」、「今までやったことがないからこそ、演劇に興味がある」という学生もいました。
人文学部だけではなく、教育学部、理学部、工学部の学生の姿もありましたよ!


この日教室に集まった学生は全員「入団試験」に合格!
みなさん、ほっとした表情で授業の具体的な説明を聞いています。

これから「劇団員」としてやっていくにあたっての、それぞれの要望を書いてもらい、
第1回目の授業は終了となりました。

次回からはいよいよ、発声練習などが始まるようです。
オープンキャンパスでの演劇上演を目指してひた走る「劇団 表現プロジェクト演習」!ご期待ください!

 

(TA・鈴木)

2014/4/15 イントロダクション(写真集制作1)

表現プロジェクト演習T「写真集制作」初回の今日は、
授業についての説明をした後、それぞれかんたんな自己紹介を行いました

 

この授業では、「写真集を制作する」をテーマに、写真の撮り方や見方について学び、写真を「撮ること」「見ること」「語ること」について考えていきます。それは身の回りをはじめとする様々な物事に対する新たな視点の発見にもつながるかもしれません。

 

授業を担当するのは人文学部の甲斐義明先生。

甲斐先生の専門は写真史で、自身でも趣味で写真を撮っています。
この写真集制作の授業は今年度が初めてということもあり、先生もかなり意気込んでいる様子でした。

 

教室には履修定員を大きく上回る履修希望者が集まってくれました……が、
授業の都合上、どうしても人数を絞らなければなりません。

いくつかの履修条件からメンバーを決定。

 

授業のメンバーが決まったあとは、それぞれ自己紹介をしてもらいました。

学部も学年もバラバラですが、
「最近カメラを買ったので…」「サークルで写真係をやっていて興味を持った」「写真についての基礎知識を身につけたい」など授業を受けた理由も様々。

今期はこのメンバーで課題テーマに応じた写真撮影、発表などを行いながら、写真集の制作・完成に向けて動いていきます。
写真集は冊子の他に、デジタル写真集のような形でウェブサイトに公開していくことも考えているそうですが、細かいことについてはまだまだ未定。
参加者皆で話し合い、どんなことができそうかを探っていきます。

 

早速ですが、次回までの課題も出ました。
「各自、自分で題材を決め、100枚以上の写真を撮影し、自由にレイアウトして持ってくること」
なかなかの枚数です…がんばってください。

自分で題材を決めるということで、
それぞれがどんなものに興味があるのか、どんな写真をとってくるのか、
楽しみです。

 

また、撮ることも大切だが、なるべくたくさんの他の人が撮った写真を見てほしいということを甲斐先生は言っていました。
写真集制作に向けて、実際の写真集を見ること、写真展に行ってみることも勧めていました。

それでは、また次回。

(野俣)

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