2014年度_授業報告
2014/11/25 デモ曲の披露2(ポピュラー音楽7)
前回に引き続き、各バンドのデモ曲を聞きました。
今回はボーカル入りの音源を用意してきてもらいました。ボーカルが入るとまた印象が違って聞こえてきます。
音源を聞いて女性ボーカルだと思っていたら男性ボーカルだったり、男性ボーカルだと思ったら女性ボーカルだったり、というバンドもあり、おもしろかったです。
なかには、その場で歌ってくれたバンドもありました。
残りの時間は、ビジュアル面(ミュージックビデオや紹介用の写真)を中心に各バンドで話し合い。
次回にはその辺の案を発表してもらうことになります。
授業の活動もこれからが忙しくなってきそうです。
(野俣)
2014/11/25 デモ曲の披露(ポピュラー音楽6)
今回は各バンドの紹介をかねて、こんな感じのバンドということが分かるようなデモ曲を作ってきてもらいました。
全部で9バンドができました。それぞれのバンドの概観を紹介します。
・メタラー()
名前のとおりのラウドなバンドです。
メロディアスなアルペジオの上に激しめのギターというようなサウンドが印象的。
・ANAKASHICO
perfumeのような曲を作ろうとしたが、うまくいかなったので別に曲を作ってきたとのこと。
4つ打ち系ロック。
・モスバーガー(仮)
バンド名はまだ仮だそうです。
とことん明るい曲を目指した。例えるならスーパーセルみたいな感じとコメントしていました。
クラリネットとヴァイオリンの担当がメンバーにいるようです。
歌詞がまだできていないため、歌詞をぜんぶモスバーガーに置き換えていました。掴みはばっちりそうです。
・ジェイソン
1番だけ完成しているものを披露。
マイナーなサウンドで哀愁感がありました。
・さんぺーズ
ハードロックな感じのバンドです。
スラップベースなど、曲のところどころでテクニカルな見せ場がありました。
・ムネヒラbot
アニソンっぽくしようとしたが、あまりアニソンっぽくならなかったとのこと。
弾き語りを録音してきたせいもあると思いますが、やさしげな曲という印象でした。
・THE BLUE SHOES
曲の披露は次回に持ち越し。
決してブルーハーツみたいなバンドという訳ではないようです。
・ティティエム
メロコア、パワーポップ系のバンドです。
2曲を披露。ボーカルが前面に出てきていました。
・konmao
いわゆるDJという形式。
エレクトロ、ハウスな感じの曲で、わりと攻撃的なサウンドでした。
以上、9組の印象です。なんとなく伝わったでしょうか。
今回はボーカル部分がまだできていないというバンドが多かったため、次回はボーカルも含めて音源を作ってくること(あるいはその場で披露)が課題になりました。
それぞれのバンドのキャラクターが少しずつはっきりしてきました。
(野俣)
2014/11/25 スキャンニング作業実践授業
今年の映像アーカイブ授業で初めての試みがスキャンニング実践です。アーカイブ映像や写真は、自動的に現れるわけではありません。民家等に眠っているお宝映像を発掘するところからアーカイブ研究は始まります。発掘したものをどのようにしてデータベース化するのか、その大事な工程を一つがスキャンニングです。アナログからデジタルへ移行したことで、貴重な映像や写真がデジタル保存できるようになりました。
スキャンニング作業は地道で根気のいる作業ですが、大事な作業です。ガラス乾板をスキャンで読み込み、また写真をスキャンで取り込んでパソコンの中へと保存していきました。手袋をしながら慎重に傷をつけないように一枚一枚丁寧にスキャンニングをしていきます。スキャンニングはアーカイブ作業の入口みたいなもので、ここをちゃんとしなければこのあとの内容分析ができなくなってしまいます。作業は地味で、退屈なものですが、しかしそれ以上に丁寧な作業が求められます。生徒たちには、作業指導もさることながら、スキャンニングの重要性が説かれていました。
2014/11/25 見てもらえる写真展示のノウハウを学ぶ
表現プロジェクト演習(映像アーカイブ)は写真選別、そして配列と授業が進められてきました。ここまでは実践授業というよりも教科書に書いてるような授業でした。しかし展示作業は教科書にはない、その場にあったノウハウが必要になります。知識も必要ですが、展示する現場においてはむしろ経験値が必要になります。具体的には展示する場所によって、明るさ、暗さ等がちがいます。また昼と夜とではまた写真の見え方もちがいます。さらには展示する高さのちがいによっては写真の見え方も変わります。そうしたトータルな展示環境を取り入れた展示方法が求められるわけです。
展示の実践授業としての現場は、万代橋のたもとのメディアシップで、展示会場はその20階と1階です。20階では写真を吊るす高さの調整や縦写真と横写真の組み合わせ、また机上選んだものの実際の展示会場に来てみると、周辺の状況等から写真の配列の変更など様々なことが現場では検討されます。正解がない、答えがないのが実際の現場の作業です。それだけに妥協は一切許されません。
このようにして今まで何気なく見ていた写真を、この機会を通して、生徒たちはいかに写真を見てもらえるようにするのかという工夫を学ぶことができました。美術館や博物館へ足を運んだ時には、おそらくはいままとはちがった作品の見方をするようになるのではないでしょうか。
2014/11/21 映画製作 第7回
今回はカメラの撮り方のレクチャーをみんなで受けた後、
各グループに分かれて撮影を始めました。
今日の目標はワンカットでも撮ることです!
各グループとも順調に撮影が進んでいるようです。
どんな映画になるのか楽しみですね。
2014/11/18 新聞製作 第7回「新大祭新聞」⑥ & 「るーと」「西区だより」「学部だより」①
こんにちは。今週の新聞製作の授業風景を紹介していきます。
今週も前回に引き続き、「新大祭新聞」の製作に取り組みました。
今週は完成に向けてかなり細かい部分の編集・修正を進めていきました。
1か所上手くいくと、他の箇所が目に付いたりするようで、ちょっとずつ編集が進んでいきました。
また、この「新大祭新聞」の製作を通じて、受講生たちにもレイアウトや写真、見出しなどにこだわりが生まれてきたようで、それぞれの受講生の個性溢れる編集になっていました。
ただ、「新大祭新聞」の完成に喜んでばかりはいられません。
さっそく、次回以降に取り組む「るーと」「西区だより」「学部だより」の製作について種田先生から進行予定と企画についてお話しいただきました。
「西区だより」「るーと」については読者が桁違いなので、より緊張感を持って取り組むことが求められそうです。
来週からは「るーと」「西区だより」「学部だより」の製作をスタートしていきます。
TA担当 高桑
2014/11/17 映画製作 第6回
まずはじめに、これからの日程を確認しました。
すでに前回の授業でグループごとに分かれたので、
あとは各自が映画を撮り進めていくだけです。
映画をただとるわけではありません。
全員で協力して、一歩一歩進んでいくのです。
今日は各グループ、シナリオ調整をしました。
シナリオを考えてきたので、次は絵コンテを作成したり、
ロケーションハンティングをしに行ったり、
キャスティングを考えたり…
と、やることは山積しています!
(マイクもあるので使ってね!)
2014/11/17 同人誌制作 第4回(14.11.06)
みなさんこんにちは。
前回までの授業では個人作品のみを扱ってきましたが、毎年この授業で制作する同人誌には個人作品のほかに「リレー小説」も載せています。
参加者の皆さん個人の作品が先週までに一通り提出されたということで、これまで通り合評も続けつつ、今回からはリレー小説にもとりかかります。
ということで、授業前半はリレー小説について打ち合わせを行いました。
リレー小説は毎週1人の担当者が1話ずつ発表し、次回の担当者に引き継ぐという形式で進めていきます。しかし残りの授業時間数の関係上全員にまわすことはできないので、数名のメンバーを選ぶことになりました。ぜひ小説を書いてみたい、という立候補者が多く、メンバー自体はすぐに集まったのですが、順番をどうするか、とくに書き出しや結末部を誰が担当するかという話になると、皆さんやはり少々尻込みしてしまう様子でなかなか決まりません。
そこで先生から、各回の担当者の役割について説明がありました。さらに、「1回目は誰に制約されることもなく一番自由に書ける」「最後から1回前は難しいけれど一番面白い」とのお話に皆さんモチベーションが上がったようで、めでたく全ての順番を決めることができました。
授業後半の合評では詩5編を扱いました。
今日は詩における漢字の使い方や、口頭語で詩を書くということが主な話題となりました。口語詩のはなしでは森高千里の「私がオバさんになっても」が例にあがりました・・・・・・なかなか懐かしい選曲です。
またとくに、詩の一部(なかでも最初や最後の一連)が詩全体の要約や説明になってしまわないように、と先生からの重要なご指摘がありました。
来週の授業ではリレー小説の第1話が早速発表される予定です。はたしてどんな物語が生まれるのでしょうか。また次回ご紹介します。(TA 後藤)
2014/11/17 同人誌制作 第3回(14.10.27)
皆さんこんにちは。
さて、今日は短歌とエッセイの合評です。
発表者による作品の朗読ののち、参加者の皆さんからは、
・複数の読み方ができる語の場合、漢字にルビを振った方がいいのではないか。そもそも漢字で表記する必要はあるか。
・ことばが重複している。
・(エッセイについて)固有名詞を入れて具体性を出した方が良いのではないか。
などの意見が出ました。
質問や意見の内容も踏まえつつ、先生が俳句・短歌作りのポイントを5つ教えてくださいました。
(1)紙に書く場合の原則として、5文字・7文字ごとにくぎらず、17文字(あるいは31文字)続けて書く。どうしても切りたい場合はあえて行を変える。
→ことばは繋がっているもの。スペースは空けず、句切れは作者が選んだことばの力のみによって読者に感じさせるべき。
(2)1句、あるいは1首の中に近接語を入れない。
→例えば「空」と「星」など。17文字・31文字という制約の中で究極のことばの選択を行うこと。
(3)句や歌の前に詞書きをつけても良い。
(4)句集、歌集の場合は全体に題をつけ、読者にヒントを与えるという方法もある。
(5)17文字、3文字のほかに補足しなければいけない語があるのはNG。
→句や歌が自立しているか。
また、今日の授業時間には新たに8つの作品が提出されました。集まった作品はこれで20作、なかなか読み応えがありそうです。
まだまだ合評は続きます。(TA 後藤)
2014/11/10 映画製作 第5回
前回の最後に多数決をとった結果発表から今回は始まりました。
4名の作品になったので、
その作品を撮るにあたっての準備をこれからしていきます。
まずは、今までの講義で何度か実際に触ってきたビデオカメラについての知識を増やしていきます。
(プリントを見ながら講義を聞きます)
(三脚を使ったショットの撮り方を説明中です)
さまざまなテクニックを学んだところで、
いよいよグループに分かれて撮影準備を進めていきます。
まだどのグループも大まかな内容しか決まっていないので、
これからの撮影計画やキャスティングなどをきめつつ、
シナリオ作成をしていかなければなりません。
ということで、次回はシナリオ作成をして内容を煮詰めていきます。