2014年度_授業報告
2014/10/15 プロデューサー制(ポピュラー音楽2)
早いもので2回目に。
今週はさっそくバンド、グループ決めにとりかかりました。
はじめに昨年までのライブの様子を紹介。
アイドルっぽいものから、暗め重めのものまでさまざま。
これからグループを組むにあたって、できればいろんなジャンルのものができると良いというコメントが先生からはありました。
どうやってグループを決めようかということで……
「プロデューサー制」を今年は採用することになりました。
この「プロデューサー制」は、こういうグループを作りたい、音楽をやりたいという人がプロデューサーとして立候補し、メンバーを集めるというもの。
まさに「理想のバンドを組むチャンス」。
8名がプロデューサーとして立候補しました(写真は7名ですが)。
とりあえず立候補したが音楽性については、まだまだ曖昧だという人もいましたが、
サウンドメイカーとしてDJを担当するので、歌やラップを担当してくれる人を募集、
ファンクとかジャズを意識したロックをやりたい、
明るめのアニソンぽいものをやりたい、
テクニックは求めない、
などの提案が8名のプロデューサーから出ました。
続いて、メンバーを集めるには、担当したい楽器等を聞かなければならないということで、一番目立つであろうボーカル希望者から自分をアピールしてもらいました。
どんな声が出せるのかを知りたいということで、生歌を披露してもらう場面もありました。学生は恥ずかしそうでしたが。
ボーカルのアピールが終わったところで、今週は授業時間の終わりがきてしまいました。
最後に、自分の希望する担当、所属したいグループを決めて連絡することが今週の課題として出されました。
次回にはおそらくグループ、バンドがひととおり決まることと思います。
(野俣)
2014/10/14 新聞製作 第1回 ガイダンス
こんにちは、表現プロジェクト演習K「新聞製作」でTA担当させていただく高桑です。
今週から始まった新聞製作ですが、今回は初回ということで講師の種田和義先生からの説明でガイダンスが行われました。
今後の日程としては、まず、「新大祭新聞」の製作に取り掛かります。
その後、新潟日報「るーと」と「西区だより」の製作に取り組んでいく予定です。
また、ガイダンスでは新聞製作の進め方や、新聞を作っていくうえで「何を載せたいか?」「何を伝えたいいのか?」「どのようにして伝えるのか?」といったことを種田先生から説明いただきました。
次週からはいよいよ「新大祭新聞」の製作、まずは企画づくりから行っていきます。
それではまた来週。
TA担当 高桑
2014/10/6 映画製作 第1回
映画製作をしていく、表現プロジェクト演習Hが始まりました!
講師は井上朗子先生と、鈴木正美先生です。
今日は早速グループに分かれ、自己紹介の映像を学生たちで撮影してくることをしました。
カメラを使って、お互いを撮り、カメラに慣れようということです。
このカメラを使って撮影します。
これを使ってこれから映画を撮影していくので、
学生たちは真剣に聞いていました。
説明の後はグループに分かれて撮影です。
まずは、撮影場所を決めました。
自己紹介の仕方は自由ですが、
自分の学部や出身地、サークル、バイト、趣味を話している人が多かったです。
全グループが撮り終わったら、教室で上映会です。
教室で撮ったグループや、階段、エレベーターなど、紹介場所はさまざまでした。
各グループの上映ごとに井上先生からコメントをいただきました。
カメラの使い方や、紹介の方法、しぐさなど、
今後の映画撮影に向けて良い勉強になりました。
次回は、一人ずつ作品を撮影していきます。
どのようなものができるか楽しみですね。
2014/10/5 ガイダンス&自己紹介(ポピュラー音楽1)
表現プロジェクト演習N「ポピュラー音楽」では、
楽曲の制作から音楽イベントの企画・開催まで、さまざまな音楽実践を行っていきます。
楽器の演奏はできないけれども、映像制作やイベントの運営をやりたいという人も歓迎です。
初回ということで、この授業を担当する古賀先生から授業についての簡単な説明がありまして、
ドラムが叩ける人など、演奏できる楽器について手を上げてもらいました。
楽器の他にも、歌に自信があるとか、ダンスなら踊れるという人もいたりいなかったり。
また、授業としても新しいことに挑戦していきたいので、どんどんアイデアを出して欲しいとのことでした。
人数が多いので一人一人の時間は短いですが、
どんな音楽をやりたいかやちょっとした音楽にまつわるエピソードなどを話してもらいました。
音楽は好きだが、あまり積極的に音楽を聴く方ではないので、この授業を通じていろんな音楽に出会いたいという学生もいて、なるほどと思いました。
それぞれの趣向もバラバラなので、おもしろい組み合わせにも期待できるかもしれません。
本格的な活動は次回から。
どんなグループ、バンドができあがっていくのか、まだまだ未知数で楽しみです。
(野俣)
2014/9/22 第15回授業報告(番外編)
随分間が空いてしまい、申し訳ありません。
前回記事で予告していたとおり、8月10日に行われた公演の舞台裏の様子をお届けします!
まずはこちら!
大道具担当の学生が、太陽に照りつけられながらつくっていたセットが、
ついにステージの上に登場しました!
そう、これは「窓枠」として使われるセットだったんです。
大道具さん、ほんとうにお疲れさまでした!
(実際のお芝居のなかではこんな感じで配置されていました↓)
このほかにも、前日までの準備のなかで、これまでは使っていなかった様々な大道具・小道具が登場しました!
また、本番中の様子が写真に撮れなかったので、写真はないのですが……、
TAを務めさせていただいているわたしも、お芝居のなかで使われる映像を制作いたしました!
微力ながら、舞台づくりのお手伝いができて(……と思いたい!)嬉しかったです。
撮影にご協力くださった役者チームのみなさん、ありがとうございました!
演技経験者、未経験者が混在するクラスでしたが、とても素敵な公演ができたと思います。
直前まで準備をしてくれた裏方の学生さん、当日舞台に立って堂々とした演技を見せてくれた役者チームの学生さん、
そして齋藤先生! お疲れさまでした!
(TA・鈴木)
2014/9/15 佐渡合宿4日目
本番当日です!
朝5時に宿を出発し、夜の練習でお世話になっている浅生の集会場へ。
そこで、鉢巻、襟に「浅生組」と入ったハンテンを借りて着替えをし、
バチを持って準備をしました。
まずは集会場で最初の門付けです。ここから100軒近く練り歩きます。
休憩のとき以外は途切れさせることなく太鼓を打ち続けます。
道中は「ドーン…ドーン…」と打つだけですが、
家が近づいてくると途端にリズムは軽快になり「ドドーン、ドドーン、ドドーン」
そして毎日練習をしてきたリズム「ドンドコドコドンドンドコドンコン」が始まります。
おハナ(お祝儀)をいただいたら、太鼓による裏打ちに合わせて舞います。
(鬼がバチを踊っているところです)
門付けへ行った先では、振る舞い酒や料理をいただくこともありました。
そのおいしさは忘れられません!
また、移動中の黄金色の棚田やおけさ柿、雄大な日本海が広がる佐渡の大自然には目を奪われました。
正午に御旅所で鬼太鼓とお神輿、大獅子が合流して午前の部は終わりです。
(みんなでお昼です)
夕方は、大椋神社で奉納です。ここでは、大学生もナギナタを舞いました。
奉納が終わるころにはすっかり日も落ち、辺りは暗くなっていましたが、
まだまだ門付けは続きます。
提灯の灯りをたよりに練り歩きました。
そして、ようやく出発地点である浅生の集会場に戻ってきたのは夜の11時。
疲労困憊で手はマメがつぶれてばんそうこうだらけですが、
しっかりとした足取りで帰ってきました。
全行程をやり遂げた学生たちは満足感や達成感を得ていたのではないでしょうか。
連日の練習を含めて、この佐渡のお祭りに参加させてもらったことで、
地域の一体感を知る機会にもなり、また、祭りにかける熱い思いがその一体感を生んでいるということを、
経験したからこそ学ぶことができました。
2014/9/14 佐渡合宿3日目
さすがに3日目となると、慣れてきた反面、疲労の色が見え始めました。
また、毎日朝から晩まで太鼓を打っているため、
手にはいたるところにマメや水ぶくれが…
稽古以外の時間にも自主練をしているためでしょう。
本番は明日なので、マメとも闘いながら練習です!
本番は練り歩きながら太鼓を打つので、
太鼓を担ぐ役と動きながら打つ役に分かれての練習もしました。
(太鼓を担いでの移動は重そうですね)
みんなが稽古をがんばっていたので、この日の午後の練習は少なめで、
散策を多くとりました。
まずはじめに訪れたのは、北雪酒造です。
夜練での合間にふるまわれているおいし~お酒の製造工程を見学しました。
そして、となりの地区である莚場(むしろば)まつりを見学させてもらいました。
明日は私たち自身が1日かけてする門付けを間近にし、
その迫力に圧倒されました。
夜の練習は、宵宮なので最終確認の稽古をして早めに終わりました。
いよいよ明日は本番です!
2014/9/13 佐渡合宿2日目
今日は午前から練習です。
昨晩の集会場でお世話になった方も来ていただき、
太鼓の稽古がスタートです!
(交代で叩きつづけることに慣れてきました)
順番を待っている間はタイヤでリズムをとります。
午後からは練習場所を外に移しました。
(宿の前のほうをお借りして練習します)
夜の練習も外だったのですが、屋内での太鼓の響き方と外とではまるで違うのです。
屋外でも響くように力強く太鼓を叩きます。
太鼓の練習に一区切りつけて、今度はナギナタの練習です。
ナギナタ組と太鼓組に分かれて猛稽古!
学生たちの裏打ち(太鼓でリズムを刻み続けること)に合わせてなぎなたを舞うのですが、
なかなか最後の決めポーズがあいません。
踊っては話し合い、アドバイスをもらうことを何度も繰り返していました。
休憩をはさんで、場所を宿の裏に移してまた練習です。
先ほどと交代で、昨日習ったナギナタを必死に覚えます。
そして夜の練習へと繰り出します。
この日の夜も地元の方々の熱心なアドバイスでスキルアップをしていきます。
太鼓の裏打ちだけでなく、昼間に練習したナギナタも舞います。
そして、子供たちからは小さなバチを使った内ち子の芸を教わっている人もいました。
昨日よりも上手になっている、と地元の方々に声をかけられた人もいて、
昼間の練習の成果が出ている、と意気揚々となっていました。
2014/9/12 パフォーマンス制作5日目 最終日
ついに最終日となりました。
朝のミーティングの後、各グループの最終的なセッティング、ゲネプロ(総稽古)を行いました。
そして、午後2時30分、本番を見てくださる観客の方々がやってきました。
パフォーマンス「感覚の学校」の始まりです。
最初は視覚グループ(高橋幸世、鈴木正美)のパフォーマンスです。
3色のライトと小さな羊のオブジェ、紙に書かれた文字と音楽だけで作られた、
10分ほどのパフォーマンスでしたが、とても不思議な空間でした。
次は嗅覚グループです。舞台はなんとエレベーター。
案内役のパフォーマーに導かれてエレベーターに乗り込むと、
5階では体中レモンを貼り付けた不思議な女性が乗り込んできて、
エレベーターの狭い空間がレモンの香りでいっぱいになりました。
4階に党略するとその女性が降り、入れ替わりに浴衣の女性が乗り込んできました。
すると浴衣からお香の香りが立ち込めるのです。
3階では、浴衣の女性に代わって泥酔したサラリーマンらしき男性が、
頭にネクタイを巻いた姿で乗り込んできました。
その体からはニンニクのにおいが漂ってくるので、
どうやらニンニクたっぷりのラーメンを食べた帰りのようです。
2階に到着するとサラリーマンはいずこへともなく立ち去り、
観客もエレベーターを降りて嗅覚パフォーマンスの終了です。
エレベーターの前では3番目の触覚グループが待っていました。
参加者全員に目隠しをしてもらい、
一人ずつ案内役がついて再びエレベーターへと導きます。
視覚を奪われた状態で上昇するエレベーターに乗ると、
人はどう感じるのかという体験をしてもらうためでした。
エレベーターは5階に到着。
ここで目隠しをしたままイスに乗せられて次の会場まで移動します。
目が見えないことで頬にあたる風をはっきりと感じることができる、
スリリングな瞬間を楽しめました。
次に参加者は目隠ししたまま真っ暗なスタジオの中に導かれます。
顔にあたる風やシャボン玉の感触の後、
テーブルに置かれたさまざまな物を手に触れただけで当てるゲームが始まります。
水でこねた片栗粉の不思議な触感には参加者全員驚いていました。
新聞やアルミホイルなど普段足で触れることのない物の上をはだしで歩いて、
その感触を体験しました。
スタジオを出ると、一旦目隠しを外して気持ちをリセットし、
再び目隠しをしました。
すると、どこかから気持ちの良い音が聞こえてきます。
その音のほうへと、案内者に導かれて移動します。
いよいよ聴覚グループのパフォーマンスです。
目隠しを取ると、そこは薄暗く広い空間でした。
床はカーペットです。
音楽がなられている間は案内者(パフォーマー)の声が聞こえるのですが、
音楽が消えると声も消えてしまいます。
そして案内者は声を使わずにダンスを教え始めるのです。
すると、聴覚が必要なダンスが聴覚なしでもできるということがだんだん実感できるようになるのでした。
最後に参加者全員がダンスをすべて踊り終わると、
それを撮影した動画を見せながら音楽を流します。
なんと、ダンスと音楽がぴったり一致しました!
聴覚を奪われても身体が音楽を感じていたということがわかるのです!
最後の味覚グループのパフォーマンスは実験室のような教室で行われました。
白衣を着てマスクを付けたパフォーマーから、何やら怪しげな試薬が配られます。
参加者は目隠しをした状態でそれを飲んで、中身が何かを推測します。
最初の液体はコーヒー牛乳のようでしたが、
実は麦茶に牛乳を入れ、砂糖を混ぜた「偽コーヒー牛乳」でした。
次に飲んだのは2つの液体でしたが、全く味が違いました。
しかし、実は両方同じ液体の「砂糖水」でした。
同じ濃度の砂糖水を凍らせたものと常温の物とで、感じ方が変わるという実験だったのです。
味覚がいかに他の情報に左右されやすいかが体験できる「実験」パフォーマンスでした。
すべてのパフォーマンスが無事終了し、別室に全員移動してから合評会を行いました。
「五感の学校」のそれぞれのパフォーマンスについて、さまざまな意見が飛び交いました。
パフォーマンスはアーティストと観客がいないと成り立たないからこそ、
伝えたいことをいかに伝えるかをよく考えることの重要さ、
パフォーマンスを作り上げて実行するまでにメンバー全員が協力することの大切さがよくわかりました。
最初は知らない同士だった学生が、
いろんなエクササイズを通していつの間にか仲間になり、
協力して一つの物を作り上げる楽しさ、素晴らしさみたいなものをみんなが感じたようです。
欠席者、脱落者が一人もいなかったのも、一人ひとりが真剣に参加して、
チームワークがうまく機能していたからだと思います。
最後に受講者全員で記念写真を撮りました。
みなさんお疲れ様でした!
2014/9/12 佐渡合宿1日目
待ちに待った佐渡合宿の日がやってきました。
フェリーに約2時間半乗り、両津港に到着後、
バスに1時間揺られてたどり着いたのは、
これから4泊5日滞在する赤泊にあるサンライズ城が浜です。
宿の裏は海岸が広がっているのでいつでも海へ入れますよ!
一息ついてから、宿泊施設内にあるミーティングルームで
私たちに鬼太鼓を教えてくださる安藤真澄先生をはじめとする現地と方と
顔合わせをしました。
自己紹介の後は浅生の鬼太鼓について教えていただき、早速太鼓の練習です。
(太鼓の断面て裏と表でちがうんだ~)
事前の打ち合わせのときに、太鼓のリズムを練習してきた学生たちですが、
安藤さんの太鼓の音を前にして一同騒然!「練習してきたリズムとちがう!!!」
それもそのはず、安藤さんの力強い打ち方や音、リズムには「色」が付けられています。
学生たちもそのリズムとテクニックを必死で覚えようとしますが、
まったく体がついていきません。
(指導は一人ひとり丁寧にしていただきました)
(まずは一人ずつ基本のリズムを確認しながら)
(慣れてきたら途切れさせないように全員で交代しながら打ちます)
不安を抱きながら初めての練習を終えました。
練習後は夕食まで、散策です。
大椋神社までの道のりを池田先生ガイドのもと、歩きました。
(海岸線にて。虹も出てました!)
そしてお待ちかねの夕食!
稽古に散策とおなかが減って仕方がなかったので、
佐渡のおいしい豪華な料理に舌鼓を打ちました。
夕食後もリラックスすることなく稽古です。
夜の練習は浅生の集会場へ行き、地元の方々と一緒に練習です。
昼間練習した成果を発揮するものの、まだまだ練習が必要なようでした。
そんなときは一人ひとりに丁寧に指導やアドバイスをしていただき、
学生たちはコツをつかんでいきました。
(ナギナタも少しだけ教わりました)
練習の途中、お酒やお菓子をふるまっていただき、
大人の方や子供たちとも打ち解けて和やかな雰囲気でした。