2014年度_授業報告_表現プロジェクト演習(留学生と新潟総踊り)
2014/8/7 岩室温泉まつり(2014/07/30)
7月30日に行われた岩室温泉まつりに参加してきました。
テスト期間中ということもあり希望者のみの参加。
少人数ではありましたが、堂々と踊ってきました。
なかには昨年に続いての参加という学生も。
岩室温泉の旅館「ゆもとや」さんが控室になっていました。
岩上先生と合流して事前ミーティング。
急遽、パパイヤ鈴木さんが考案した「パパイヤ振り」を披露することになりました。
前に一度習ったことはあるものの、まともに踊るのはほぼ初めて。
本番までの時間を使って練習です。
細かな動きを確認しながら、身体に染み込ませていきます。
一定の動きを繰り返すだけではあるんですが、練習時間も短く、なかなか大変そう。
時間ぎりぎりまで練習していました。
最後のキメの形も決定。かっこよく決めたいところです。
まもなく本番。はじめは「ゆもとや」さんの前で披露します。
総踊りの市民チームや地元の踊り子さんたちと一緒になって、岩室温泉街を踊り歩いていきます。
総踊りの披露の前に、永島流樽砧のみなさんのパフォーマンスがありました。
観客席で見学。
樽砧、すごいです。ぜひ生で見てください。
総踊りの披露がありまして……
いよいよ、出番。
「パパイヤ振り」を披露し、観客のみなさんと一緒に踊っていきます。
短い練習時間でしたが、堂々とした踊りっぷり。
きまりました。
最後は、観客のみなさんに踊り方を教えながら、一緒になって踊ります。
「ゆもとや」での踊りが終わると、温泉街へと繰り出していきます。
学生たちは、総踊りの長い行列の最後尾で「にわか連」として踊っていきます。
この「にわか連」は飛び入り参加大歓迎。観客のみなさんに声をかけながら進んでいました。
県外から遊びに来たという方を誘い入れて踊る場面も。
お互いに楽しそうでした。
何より最後のソイヤッサ〜が決まると気持ち良いですね。
こうしてしばらく歩いて行くと、「大橋」さんというホテルの前にある大きな広場に到着。
ここで再び「パパイヤ振り」を披露しました。
はじめのときと同じように、総踊りを最初に披露。
そのあとが学生たちの出番です。
たくさんの方が見てくれました。
前回よりもさらにうまくいったのではないでしょうか。
ここでもまた最後はみんなで一緒になって踊りました。
後半も再び行列となって温泉街を踊り歩きました。
温泉街の路地での踊りは、お客さん、地元の方たちとの距離が近く、かなりの迫力です。
19時にスタートして2時間、岩室温泉街で踊り明かしました。
学生たちは疲れながらも、かなり満足気な様子。やりきった!という表情をしていました。
樽砧も叩かせてもらいました。
踊りを通じて、地元の人たちやお客さんたちとたくさんの交流することができました。
踊りのあとは花火も見られました。
(野俣)
2014/7/28 踊りを教え伝える2(校外実習3) (2014/07/17)
こんにちは!TAの羽下です。先週のお休みを経て,今回は待ちに待った,「高校生に踊りを教えにいく」日です!!もちろん高校にはバスでいきます。新大西門の集合時間も高校生の時間割に合わせているため,16:15分といつもの授業よりも早めの時間となりました。ドキドキしながら到着したのは,先月踊った鳥屋野潟公園から近くの,「東京学館新潟高等学校」さん。
大学生のメンバーにとっては懐かしい第二回の授業で見た映像です。高校生のみなさんも先生の話術によって語られる初めて聞く話に目がキラキラしていました。
次に,先生の指示のもと,男女別身長順に,高校生と大学生それぞれ並んでもらいました。
こんな感じに。ここから大学生1人と高校生1人もしくは2人のペアを作っていきました。今日の大事なパートナーがわかったところで,お互いに自己紹介をしました。
うまく自己紹介ができたでしょうか。笑い声や明るい声が徐々に聞こえはじめ,良い雰囲気でしたよ!
良い雰囲気になったところで,岩上先生から今日の最初の踊り発表の打ち合わせをしました。みんな顔が緊張しています。
こんなにズラリと高校生のいる前です。きちんと場所を確認して,ドキドキしながら踊りました!!
やはり,1週間空いて緊張していたのでしょうか。ちょっと自信なさそうな部分もありましたが,最後はちゃんと決めてくれました!!
高校生からは優しい言葉をいただきましたが,やはり先生からは厳しい一言が。大学生メンバーも悔しそうでした。
ということで,大学生メンバーも踊りをきちんと思い出しながら,高校生に頑張って教えていきます!!先程決めたペアでまずは15分間で男性陣は「男振り」を,女性陣は「女振り」を教えていきました。
教え方もさまざま。最初に踊ってみたり,丁寧に足や手の動きを教えたり,一緒に踊ってみたり。
約束の15分が経過し,先生の前にみんなが集合。先生が踊りの進み具合を聞くと,予想以上にすべての踊りの振りを教え終わっているペアが多かったです。高校生のみなさんすごい!大学生のメンバーも頑張ってますね!先生もいったとおり,短い時間なので,完璧に教える,というよりは心意気を伝える,楽しく満足して踊れるものを目指すので,まだ振りを覚えきれていなくとも大丈夫!そして,今度は先生の踊りを見せてもらいました!!
音楽とみんなの手拍子にあわせて踊る先生!本当に楽しそうです。残りの時間を使って,先生の心意気に近付けるようにペアで練習していきます。
激しい動きも,細かい動きも,そして楽しさも伝えられたでしょうか。
最後の円になる部分は全員で練習しました。
ここまでできれば大丈夫です!!最後は高校生と大学生全員で,先生方に下駄総踊りを披露しました!!
よぉっ!
高校生も見よう見まねで最初の登場部分の振付を踊ります!そしてまずは男性陣の「男振り」!!
高校生も大学生もみんな楽しそう♪続いて前後交替をして女性陣の「女振り」!!
女子高校生のみなさんの記憶力にはびっくりしました!みんな振りをちゃんと覚えていました!!高校生,大学生ともに良い笑顔!!最後はみんなで円を作って……
ソイヤッサァー!!!気持ちの良い叫びが響いてとてもよかったです!!先生方からも大きな拍手をいただきました。
集合して先生から最後の教えをいただきました。二時間前,出会ったばかりの高校生と大学生の距離はこの大きな部屋の端から端でした。しかし今,こんなにもお互いがそばにいて,一緒になって踊って,笑って喜んでいる。時間を共有している。踊りは人と人とを繋ぐ凄い力を持ったものだ。こんな風に先生は踊りの力を信じ,伝え,そして私たちの目の前で実践してくれました。おそらく7月17日に出席した全員が,踊りのなみならぬパワーを体感したと思います。
東京学館新潟高等学校のみなさんありがとうございました!!
そして,授業という形では,7月17日にが最終授業となります。希望する方は7月30日の「岩室温泉まり」でもう一度踊ります!!しかし,このメンバーではこの日が最後,そして私,羽下もTAの仕事はこの日が最後でした。
受講したメンバーは,パワー全開の魅力ある先生と一緒にそれぞれ踊りに打ち込み,メンバー同士と,「響’連」の方と,学外の方と,そして高校生と,踊りを通して,一から確かな繋がりが生まれることを実感してきました。そして何より,一体となって楽しむこと,本気になることを垣間見た授業だったと思います。授業が終わっても,下駄総踊りを好きでいてほしい,そして人と人との繋がりに積極的であってほしいと願っています。岩上先生,そして受講した大学生メンバーのみなさん,ありがとうございました!
次回は,番外編の「岩室温泉まつり」です♪お楽しみに!
2014/7/10 踊りを教え伝える1 (2014/07/03)
こんにちは!TAの羽下です。一週分お休み(2014/06/26は休講)でした。7月入って初めての授業です。ドキドキしながら先生を待っていました。先生がいらっしゃると,まずは,7月17日高校生に踊りを教える日の日程を確認しました。
ドキドキしますね。久しぶりの内履きです。高校生の時は当たり前のように履いていた内履きも,大学は土足なので忘れてしまいます。授業に参加している日本人の学生は1,2年前は履いていたことを思い出して,納得している様子でした。日程と持ち物を確認して,久しぶりに松ぼっくりのレクリエーションを行いました。
みなさんにもお馴染みになりました,名前を呼んで松ぼっくりを投げてキャッチし,全員にノーミスでいきわたるまで行う,というものです。今回は「5分以内」という目標をつけて行いました。実は前回,約9分かかったのです。そして結果は…なんと「4分29秒」!!終わった後,先生から「何か目標が明確になると頑張りやすくなる」と教えられました。確かに,先の見えないゴールよりも先がわかる,しかもちょっと頑張ればいけそうなゴールって,気合いが入りやすくなりますよね。ここで,前回反省したことと,これから高校生にどのように教えるか,教えるためには何が大事なのかを改めて思い出してみました。まずは「自信」をつけること。どれだけ自分で踊れるか,自分が自信を持って踊れるか,で決まりそうです。
ということで,入念にストレッチをして(BGMがマイケル・ジャクソンだったのでかなり皆さんノリノリでした)…
そう,入念にして…グループに分かれて,男振りと女振りを教えあいました。男性陣は女性陣に男振りを,女性陣は男性陣に女振りを!それぞれの相手が教える練習台になります。
さて,いざ教えあってみると…
戸惑いながら
話してリズムや手の動きを確認したり
振りを見てもらったあと細かい部分を教えたり
一緒に踊ってみたり
よく見てもらったり
みんなそれぞれに伝えようと必死でした!
約束した時間になり,先生から再集合がかかります。
教える当日,高校生の前で,高校生のやる気を出すために,みんなで踊ります!その際の踊るタイミングを,この間の発表(6月15日in鳥屋野潟)のときとは変えてやってみよう!との提案が。さていったいどのようなものなのか。踊りながら確認していきました。
変わりなく左右から登場して
みんなで踊る部分のあと
男振りを男性陣が踊ります。このとき女性陣は彼らの後ろにまわり手拍子を行います。そして…
そうです,女性陣も男振りを途中から踊っていきます!
なかなか決まっていますよ!!
男振りが終わったところで,男性と女性の位置を交替します。
こんな風に,楽しくハイタッチをしながら女性陣は前へ,男性陣は後ろへと向かいます。
うまく入れ替わったところで,女振りをみんなで踊ります!男性陣もだんだんと自信がついてきたようです。
迷いのない一踏み目から
笑顔が大切!そして女振りが終わった後,すぐに円になり…
ソイヤッサー!!
という,今で習った踊りをすべて出しつくす流れになりました♪
流れを確認したところで,「本気」の踊り一回目を踊ってみます!
…しかし……
あれれ?うまくいきません。踊り終わったときも,みんなの顔もあまり晴れ晴れとしたものではありませんでした。先生からも「これじゃあ,高校生に鼻で笑われてしまう」と厳しい指摘が。みんなも沈黙するということは,体感しているってことですよね。気を取り直して先生が,もう一度みんなにどのように先生が教えてきたかを体験してもらうことに。
みんながまだやったことのない「パパイヤ振り」を習いました。実はこの「パパイヤ振り」,ある一定の振り付けをずっと繰り返すだけなのです。
先生の手本を少しずつ吸収していきます。
先生の教え方をぜひ参考に。まずは一拍目以降の部分。先生は手の方向と顔の方向を指示して,一回やったあと,目線や手つきを教えていました。
最初の部分ができたら次へ。手をパンッと叩いてから広げる振りのとき。手と足を別々に教えていました。また,何回か踊るなかで適宜,腕の広げ方や足の上げ方を教えていました。時間は限られていますが,決して洪水のようにダダダッと説明しているわけではなく,あくまで足並みをそろえている印象です。
区切りのいいところまできたら,半分にわかれてお互いにチェックさせあっていました。これも一つの方法ですよね。
後半部分も同じような流れで「パパイヤ振り」を教わりました。
再びお互いを確認したり
先生と一緒に踊ってマスターしていきました。
さて,ここまでたったの10分です!!おおおっ!!!確かに男振りや女振りに比べて振り付けは少ないですが,それでも10分でこれだけ濃い練習ができました!みんな,先生の指導から次につながる(17日につながる)何かを手に入れたでしょうか?
そして,最後に二回目の「本気」の踊りをしました!!一回目よりはずっとよくなりましたよ♪でもでもまだまだ不安そうな顔がチラホラと。あと二週間です!!小さな時間を見つけて踊りを忘れずに!
次回は一週間お休みした後,本番の7月17日です。きちんと反省会をして,本番への意気込みも入れなおして,ドキドキしながら解散しました!
次回,いよいよ高校生のもとへいってきます!!お楽しみに!!
2014/6/23 発表感想・反省会&今後の課題! (2014/06/19)
こんにちは,TAの羽下です。今回は発表後すぐの授業でした!
授業が始まると,さっそくグループを作ることに…。そのために,まずはみんなで誕生日順に並んでみました。1月1日生まれの人~12月31日生まれの人の順で一つの円を作ります。ただし,この円を作る時,相手に自分の誕生日を告げてはいけません。
先生も参加して,答え合わせ!!
大正解の人も,あれれ?ずれちゃった人もいましたが……
なんとこの三人!同じ誕生日だそうです♪二人ならよく見ますけれど,同じ授業で三人!すごいですね!!
ということで,綺麗に誕生日順になったところで,四つのグループにわけていきました。
いよいよ,本題,発表の時の感想・反省会です。
まずは,当日の感想についてみんなで出し合いました。その際,先生が提示したのは,「①踊る前の気持ち」「②踊った後の気持ち」です。
すると,もう一つ課題が…「③一番心が躍った(テンションが上がった)瞬間は?」
さて,さっそく①と②について各グループのリーダーに発表してもらいました。
緊張やわくわくがあって,またやりたい,次につなげたい,とみんなの素直な感想が出てきました♪
先生が描いた顔が,まさにみんなの気持ちを表しています!
続いて③についても同様に話し合って,発表しました。
結果は右上の方の丸の中です。色んなタイミングでみんなテンションがあがったようです。踊りの終わりの円だったり,自分たちの踊りが始まる前の響’連のみなさんの踊りで上がったり,踊りの入りの部分だったり,本当に様々!
さぁ,当日こんな風に思えたみんなです!今度はこの気持ちを伝えるために,教える立場になります。
次に先生が描いたのは,先生が誰かに踊りを教えるときに大事にしていることです。
それは,三つ!「やる気・知識・経験」
この三つを伝える,もしくはどうするか?をみんなで話し合いました。まずは「やる気」!相手のやる気を促すには?
先生がホワイトボードに書き込んでいきます。
こんな風にみんなの意見を出してみると…
なるほど,楽しさ!!大事ですね。そして本気の踊りを見せること!確かに,先生の凄い踊りを見た後,ドキドキして自分たちも踊ってみたい!となりました。そして目的。15日に発表するという明確な到達点がわかっていると,そこまでの道のりも乗り越えられそうです。ちなみにアイスブレイクは,この報告でもよく書いていた「相手の名前を呼んで松ぼっくりを投げる」のようなもののこと。要するにみんなの緊張を解くためのちょっとした遊び・レクリエーションです。最初から緊張し子いたら踊りもうまく踊れませんよね。
さて,次は「知識」!
みんなが実際に練習するときどうでしたか?どんな風に教えられると良さそうですか?
すると,こんな風にみんなの意見が集まりました。
先生が注目したのは「自信を持って!」ということ。確かに私たちが自信を持っていないと相手は戸惑ってしまいますからね。そして,練習方法で「説明しすぎない」や「段階的に教えていく」という意見も!人間,一度にたくさんの事は覚えられませんから,少しずつ「できた!!」という気持ちが大切ですよね。この「できた!!」がたくさんあると,確かに「モチベーションを下げない」ということに繋がりますね!!何度も繰り返したり,グループでやったり,こちらも恥ずかしさを消して,相手の自信につなげる良い方法です!!
さぁ,最後に同じ要領で,この「やる気」と「知識」の意見を組み合わせて「経験」!どんな経験を教える相手に提供するか話し合いました。これがちょっと難しい。でも,戸惑いながら,みんなきっと数週間後に会えるであろう相手のことを考えて,意見を出しました。
最終的に教える方法の順番も組み立ててみました。
①導入→②教える相手に踊りを見てもらう(自分たちが躍る)→③手拍子でリズムを教えて相手にも覚えてもらう→④相手が踊りを教わる(自分たちが踊りを教える)→⑤試す(相手に踊りを踊ってもらう)→⑥相手の踊りを見て確認する
と,なかなか良い感じで組み立ててみました。
すると,先生,さっそく「女子が男子に女振りを教えてみましょう!」と課題をドドンと出してきました。しかも制限時間は10分!!グループごとに女子が男子に教えていきます。よくよく思い出してみれば,男子は女子に一度,男振りを再び教えなおしたことがありましたね(6月12日の授業報告参照)。
最初は,どのように何からしてよいか迷っていましたが,やはり先程自分たちの意見を明確にしたおかげか,徐々に教えられるようになっていきました。見本の踊りを一通り見せたり,グループ内でさらに二つに分かれたり,足の動きから教えてみたり,途中まで教えたら試しに踊りを見てみたり。
10分経過して,さっそく下駄総踊りを最初から最後まで通してみることにしました。男性陣も初女振りです♪
全体の入りと男振りを経て
女振りです!!まだまだ間違う部分が多いですが,10分間で男性陣もなかなか踊れるようになりました!すごい!
最後にきちんとソイヤッサーをして,終了。
最初に出し合った感想・反省や教え方で,「自信を持って」とありました。まだまだ自分たちの踊りを「自信」に繋がるまでに高めなければならないようです。次回もこの「自信」作りのために踊りの練習と教えるための指導計画を考えていきましょう!!ではでは,次回もお楽しみに!!
2014/6/17 下駄総踊り発表!!【校外実習2】 (2014/06/15)
こんにちは,TAの羽下です。前々日まで天気予報は雨と言っていましたが,当日は程よい曇りの晴れ!!まさに発表本番にふさわしい日でした!新潟大学の西門の駐車場に12時に集合し,予定よりも20分早い12時40分ほどで,今回の会場である「鳥屋野潟公園」に到着!!この6月15日まで鳥屋野潟公園では,「新潟市 水の潟ログ」キャンペーンの一環として「新潟ODORI@潟」が行われていました。その最終日に私たちの成果を発表します!!さっそく岩上先生のレクチャーのもと,初めて踊りの衣装に腕を通してみました♪なかなか苦戦したようですけれど…
どうですか?風でなびく衣装が素敵なんです。この衣装の生地は,インドのサリーを使用しています。こんなにも鮮やかな発色!ここにも素晴らしい異文化交流が垣間見られます。
そんな素敵な衣装,なかなか似合っているでしょ!
後ろ姿はこんな感じ!みんな粋な人たちになってます!!ちなみに今回の踊りの履物ですが,
足袋の人と
本物の下駄の人がいるので,そちらも注目!どちらも今までの練習を靴下もしくは裸足でやっていたみんなには踊りにくそうです。そして今回の舞台がこちら!
ちょうど子どもたちが遊んでいるところで踊ります。そうです,ここが,特設ステージ「水辺の見晴らし台」です。後ろにあるオブジェは竹なのでぶつからないように気をつけないと,怪我をしてしまいます。
私たちの本番は15時からなので,今回一緒に踊る「響’連」のみなさんと合流し,踊りと本番の流れの最終チェックを,木陰でしました。
もう一度口頭で今日の流れを確認して
実際のステージの大きさに合わせて,響’連の方々に指示をもらいながら,今日の立ち位置を決めました。
その場で踊ってみて
場所を決めて,助っ人もいれて再確認!前一列別の動きをしているのが「響’連」のみなさんです。
次は女振りの確認です。
手を広げて位置を確認していきます。
お、いい感じに。
回転部分も素早く!
手の方向もチェック!
このあと,「響’連」のみなさんの立ち位置確認をしている間,それぞれ失敗したり,踊りにくかった箇所を確認。
「響’連」のみなさんのパパイヤ振りの後,女子も男子も一緒に踊る男振りの最終確認!
本番までドキドキですが,だんだんと衣装に慣れてきたようです。
円になる部分も打ち合わせをして,そのあと,お客さんに手を振りながら退場する部分もやってみました。一通り流れを確認したので,もう一度,今度は止めることなく最初から最後まで練習してみました。その際,細かい立ち位置の変更もありましたが,どうやらあとは本番を待つのみ。
ステージが空いたので,短い時間ですが,簡単なリハーサルをしてみました。まだ音はなく,音楽にあわせて踊るのは本番のみのようです。
思っていたよりも,左右の距離がありますね。そして幅が狭い印象。
リハーサルは真剣そのもの。下駄や足袋だと地面よりもステージのほうが滑りやすかったらしく,回転する振付が難しいことを実感したようです。
こうして初めて(リハーサルですが)ステージで踊ったあとすぐに,本番の催しが15時からスタート!!出番まではお客さんのいる芝生の部分にて待機していました。
まずは,「響’連」のみなさんの華麗な演舞を見て,会場の盛り上がりもいい感じに。続いて,樽砧伝承会のみなさんによる,樽砧の演奏!!
伝承会のみなさんの,この格好良い演奏に合わせて,そうです,私たちが踊ります!演奏後,みなさん芝生からステージ脇に移って待機。ステージに上がって立ち位置につくころには,岩上先生からの説明も終盤。緊張が頂点を迎えるなか,合図がかかりました!!
今までの成果の精一杯の披露です!!(顔にメイクをしているのが「響’連」のみなさん,メイクをしていないのが,学生たちです!!)
構えて,あの音が!
みんな勇ましくて格好良かった!!!続いて入れ替わったのは女性陣の女振り!!!
笑顔の素敵な美しい演舞!!続いて「響’連」のみなさんが「熟振り」「子供振り」「パパイヤ振り」を踊ります。その間の手拍子も
どんどん煽ってもりあげていきます!!あっという間に「パパイヤ振り」が終わり,二拍数えたあと,入れ替わります!!
素早く入れ替わって,もっとも見せ場の学生たちだけで踊る男振り!!
そうして円になって,ソイヤッサー!!!
そうして音楽が変わったところで手を振りながらステージにおり,ステージ近くで「響’連」のみなさんの演舞を手拍子で煽りました。そうして,再登場し,盛り上がって一緒に踊って演舞終了!!!
きちんと礼をして「ありがとうございました!!!」
みんな本当に,楽しそうでした!!
ステージの催しが終了し,今回出演したみなさんで記念撮影「はい,チーズ!!」
再び木陰に戻り,アンケートを書いたり,次回からの授業や,総踊りについて聞いたあと,岩上先生からの提案が…「あの森っぽいところで全員で撮ろう!!」ということで!!改めて,この表現プロジェクトメンバーで「はい,チーズ!!!」
続いて先生と一緒に
楽しい下駄総踊り!!ありがとうございました!!
(岩上先生カメラによる)タイムスリップした人々!!祭りの終わりに颯爽と帰る人々。 ここからは,岩上先生スナップをお楽しみください!!みんなの楽しかった達成感であふれた表情をどうぞ!!
さて,次回からは,今度はこの下駄総踊りを,高校生に教えるために練習していきます!!お楽しみに!!
2014/6/16 下駄総踊り練習5 (2014/06/12)
こんにちはTAの羽下です。いよいよ発表本番までの最後の練習になりました。踊りの練習の前に,日曜日の日程をみんなで確認します。
13時に会場ついて,2時間後にはすぐに本番!ドキドキしますね。
今日はストレッチを軽めにして流れを確認しながら,ドンドン踊っていきました。
まずは左右にわかれて,踊りながら中央に集合します。
先生と一緒に全員で踊る振付を確認!
女性陣が左右に離れた後は,そうです,後ろから男性陣が勇ましい男振りでやってきます!
女性陣は手拍子であおっていきます。
男振りが格好良く終わった後,すぐに後ろから傘をさしたお姉さま方が登場,その後に女性陣が登場します。
女性陣の女振り!おっと,回転はその場でしないと,ドンドン左にいっちゃうよ~!と先生からの指導が。確かに本番は特設ステージから落ちてしまいます。
手拍子でみんなを煽る振付は笑顔笑顔♪
女振りの後は「熟振り」→「子ども振り」→「パパイヤ振り」を経て,全員で真ん中に集合し,男振りをみんなで踊ります。
そうそう,笑顔で集合してから
男子も女子も混ざってカッコよく腕を横に振る動きから!
羽下個人はこの頭に一回腕をあげて,パッと広げる振付が気に入っていたりします。まっすぐ全員が揃うと格好良いので!
女子のみなさんは,女振りを覚えている期間,男振りを踊らなかったので,ちょっと思い出すのに困惑している様子。そこで,先生が,男振りをマスターした!男子が講師となり,女子に踊りを教えることに。いくつかグループに分かれて指導していきました。
まずは,どこがわからないか尋ねてみたり,そろえるコツや方向などを指導したり
実際に手本を見せたり
一緒に踊ったり。何人か指導のやり方について先生からお褒めの言葉が!!実は,本番終了後の授業内容目標が「高校生に踊りを教える」,なのです!人に教えることって覚えるよりもさらに難しいです。しかし,不思議なことに教えていくと,自分の中の新たな発見があったり,改善点を見つけたり,お互いに絆が生まれる+αが得られると思います。
さて,先生ともう一度,おさらいした後,最後に通して踊ってみました!!
だんだん真ん中に近付いて
こちらも揃っていますね。
次に男性の男振り!顔がまっすぐ前を向いていてきまっています!
次に女性の女振り!自信がついてきて,足先や手先の動きが揃う事が多くなりました!
この間,男性陣も手拍子で煽って盛り上げます。
と,この次は先程書いたとおり「熟振り」→「子ども振り」→「パパイヤ振り」です。すると先生が三つの振りを倍速で!!(本当に早かった!)踊りました!!思わず,全員見入ってしまいました。盛り上げも歓声があがるほど!そうして「パパイヤ振り」が終わって二拍数えた後すぐに……
全員で再登場!全員で男振り,全員できめます!見てください,本番さながらの熱気!
そして男振りを終えた後は…忘れてはいけません,
円になって,掌を空へ高くあげる振りが残っています!!通し練習が終わり,最後!どうしても不安な踊り最後の男振りと円を先生と一緒になって踊りました。
あとは日曜日に迫った本番,自分たちもお客さんも楽しい踊りを披露するべく,精一杯力を出し切りましょう!本番の次回報告をお楽しみに!
2014/6/9 下駄総踊り練習4 (2014/06/05)
一週分お休みでした。こんにちは、TAの羽下です。6月15日(日)のお披露目までだいぶ近づいてきました。
練習の前にまずは,お約束になった松ぼっくりのレクリエーションを行いました。
最初の頃とは段違い!ポンポン名前を呼んで、キャッチしていきます。ただし,ここは梅雨入りした新潟です。松ぼっくりは小さくこじんまりしているためキャッチし辛くなっています。それでも奮闘し,全員がキャッチするまで9分38秒!10分をきりました!
すぐにウォーミングアップに入っていきます。お馴染みになったストレッチを行うかと思いきや……聴きなれたリラックス曲とは反対の軽快な,夏にふさわしい明るい曲が流れてきて……
リズムに合わせて左右前後にジャンプしたり,胸を大きく反らせたり
大胆な動きで足踏みをしてみたり,湿気でじめじめしていた空気が一瞬にして晴れやかになりました。この上がったテンションを良い感じにストレッチをして下げて,バランスをとります。屈伸やアキレス腱を伸ばした後,前回同様ペアで,筋肉を伸ばしていきます。
背中を押したり,手を持って伸ばしたり
柔らかい人はより柔らかく
痛い!痛い!先生が容赦なく補助に入ります。かたい人も,すでに4回目の練習で,最初よりも柔らかくなったでしょうか?ちなみに私,羽下は,かたいため,家での軽いストレッチでも悲鳴をあげます。
首の筋肉をほぐして,深呼吸をして,ストレッチ終了です。さぁ,本番まで今回を含めあと2回の練習,気合い入れてやっていきます!!
最初に男女に分かれて,男性陣はお互いの踊りの統一を目指して,女性陣は前回の復習を含めてさらに踊りが綺麗になるように,練習しました。
こっちの女性陣グループも
こっちの女性陣グループも,どちらもいい感じです!
横向きの腕おろしも揃っていますね♪
順調!…と思いきや,一週間空くと細かい部分を忘れてしまいますよね。手拍子の回数がばらばらでした。いやいや,この手拍子,最初に教わった拍と微妙に違うので覚えにくいのです。ここで思い出せば,本番はしっかりできそうですね!
横への回転は
しっかり覚えていました!
手拍子は,周りの人を誘うように!一通り復習したところで,ペアになりお互いに踊りを確認していきます。腕は伸びているか,回転のやり方は大丈夫か?どちらの足から踏み出せばよいか?ちょっと心配しても笑って,元気に踊ることが大事!!
一方,男性陣の踊りですが…
腕もしっかりしてきました。
先生の手の先にも注目。手の指をどうするのか一つ,そろえるだけでも美しさが変わる,と教えられ,意識してみます。
足の上げ具合も統一感があるだけで違いがでてきます。初期の踊りの記録と比べれば一目瞭然です。
すると,さらに男性陣の踊りが一体化するように先生から一つの提案が。
腕を伸ばして相手に少し触れるぐらいの距離を保った左右の距離と,前後密着しての練習。
写真では分かりにくいかもしれませんが,思った以上にお互いの距離が近い!ぶつかりそう!!と思うかもしれませんが,先生から「振りやタイミングを間違えない限りぶつからない」と伝えられ,みんな納得していました。確かに,同じ方向に腕や足が動きますから,上手にできればぶつかりませんよね。難易度が高い練習です。
しかし,広がって練習していたときよりも,ずっとずっと揃っているように見えます。距離が近い分,お互いへの意識も近づいたためでしょうか。腕だけじゃなく,自分では見えない足の幅も,意識しながら踊れるともっともっと綺麗になると教えてもらいました。
女性陣も,足の上げ方やジャンプの仕方(写真の先生のジャンプの思い切りを目指して),腕の振り方を男性陣に負けず見直していきました。
双方,いい時間になったところで,先生から集合の合図がかかります。6月15日本番のステージのだいたいの配置についてです。
お客さんから一番前が「女振り」,次いで「熟振り」「子ども振り」「パパイヤ振り」,そして一番後ろが「男振り」のメンバーになっています。全員左右に分かれて,しゃがんだところから,中央に近付いて,全体で踊る部分を踊ります。そのあと,すぐに「男振り」が始まるので,他のメンバーは左右にすぐに戻っていきます。「男振り」と入れ替わって「女振り」のメンバーが真ん中に集まり踊りを披露します。そのあと他のグループのときは左右にはけて手を叩いて煽っていきます。そして最後に全員で男振りを踊ってから円になり,決めポーズ。という流れになります。大事なことは素早さです。踊りと踊りの間は4拍分しかないので,笑顔で,お客さんにお尻をなるべく見せることなく左右にはけていきます。
以上のことを念頭において,さっそく流れ通りに練習してみました!
おっと,みなさん,踊りがあやふやです。男振りと女振りばかりやっていたので,全体の部分を忘れていました。最後に踊ったのは二週間以上前,でしょうか。急きょ思い出しながら,必死に踊ります!
左右に分かれて,しゃがんで
中央まで近付いていって
そうです,きちんと手を叩かないといけません。もう一回
広げて,横に移動して,手をパンッと叩きます。このとき,すでに男性陣は近距離の,あの踊る位置にいるのがポイントです。そして男振りの前に必死で女性陣はよけていきます。
男振り,綺麗に揃っています!
今度は「女振り」のために急いで位置を交替します!
女振りもだんだん揃ってきて様になってきました!
最後に全員で男振りを踊って!
円になって時計まわりにまわっていき…
はっ!!と手を頭上に広げて終了です!!
号令がかかるまでは,周りの人とハイタッチしたり,感想をいったり。号令がかかったときはお客さんに対してきちんと背筋を伸ばして,お礼の礼をします。なるほど,当日の流れ,みなさんだいぶつかんだようです!
本番6月15日まで残り1回の練習!次回はよりいっそう気合いをいれた授業になると思うので,おたのしみに!
2014/5/26 下駄総踊り練習3 (2014/05/22)
こんにちは!TAの羽下です。
校外実習を挟みましたが、今回から踊りの練習に戻ります!
そこで、先生から説明が。前回までで、実は「男振り」が終わっていました。そのため、今回、女性陣と男性陣に分かれて、女性陣は「女振り」を先生から教えてもらい、その間、男性陣は「男振り」をさらに上手になるために練習していきます。
では、さっそく、踊り……の前に、まずは、松ぼっくりレクリエーションをしました。
踊り練習1でもやりました、松ぼっくりをキャッチするゲーム。ルールは簡単!投げる相手の名前を呼ぶ→相手が返事をする→投げてキャッチ、の繰り返しです。一回も落とさずに全員に松ぼっくりが行き渡るまでやりました。
最初、輪は大きかったですが…
どんどん小さくしていって松ぼっくりをキャッチしやすいように。
でも、今回の松ぼっくりは小さく、しかも鱗片(つまり、襞や皮のような部分)が閉じているので(前回は開いていました)ますますツルツルしていて取りにくい!みんな、苦戦しながらも
なんとか終了!記録は16分49秒でした。踊り練習1での最初の記録が17分なので、ギリギリOK!
そのあと、みんなでストレッチをしました。激しく踊るので、怪我のないように、丁寧に筋肉を伸ばしていきます。
体をだんだん上げながら、深呼吸をして…
開脚に、アキレス腱…
ペアになって背や首筋など、一人では伸ばしづらい場所の筋肉を伸ばしていきます。
これもペアだからこそできるストレッチ。
最後に、腰などをそれぞれ伸ばして終了です。
さぁ、踊っていきます♪
まずは、男女に分かれる前に、全員で前回までの踊りを復習しました。
なかなか様になってきました。
掛け声つきでしたね、この部分。
男性陣は二つのグループに分かれて、さらに踊りの練習を進めます。そして、女性陣はいよいよ、岩上先生から「女振り」を教わります。
まずは、手を伸ばしながら横を向き、そのあと正面で足踏みをします。これを左右一回ずつ。「男振り」の時に勇ましく振りつけていた手首は、「女振り」の場合、綺麗に、凛として伸ばします。なるほど、先生は男性ですが、お手本のときは「踊る女性」でした。艶やかです。
次に前へ逆八の字を描くように足を右から動かしていきます。
この時、手は前へクロールするように回していきます。先生が「よっとっとっと、おっとっとっと」と声をだしていましたが、転びそうな感じがする部分ですね。ここまでで12拍分。残り2拍は…
ジャンプしながら手を頭上に、横へと回していきます。この時、腰もついてくると綺麗に見えます。この14拍は実際、もう一度繰り返されてから次の振りつけにいきます。
ここまでの14拍を一度全員で踊った後、ペアになって確認しました。
「男振り」と全く違うのでまだまだ戸惑います。
わからないときは周りのみんなと確認!
振付あってますよ、自信を持って大丈夫です!
さて、この間、男性陣は…
先生のチェックのもと、振付の確認をしていました。足と手を気にしていると顔がなかなか上がりませんよね、ファイト!
さて、ペア練習を終えた女性陣は引き続き「女振り」を覚えていきます。
横を向いて足踏みしながら、腕を振りおろしていきます。これを4拍分。次に
そのまま腕を斜めに振りおろして、正面向いて
二回、右足で前の部分を踏みつけます。面白い部分ですね、みんな楽しそう。ここまで8拍分。
そのまま先程とは反対の方向を向いて、足踏みと手振りをして12拍分。そして残りの2拍のうち1拍目で後ろを向き、もう1拍でクルリンと半円を描いて正面を向きます。ここが結構早い!後ろの2列のみんなも、前にきてやってみました。
初日なのに、みんな結構振りを覚えています!凄い!
さらに、振付伝授は進みます。一度、円を描くようにみんな座りました。
先生の後に続いて、同じように手を叩いていきます。次の部分、実はリズムをきちんと把握し、なおかつ手を叩かないといけない箇所なのです。なので、振りつけを覚える前に、リズムだけを頭に叩き込みます。
そして、その傍らでは、男性陣が先生からのアドバイスをもとにグループで振付を教えあっていました。
一緒に踊ったり
グループの中でもさらに分かれて練習したり
細かいところまで気を配っていきます。
女性陣に戻りましょう。4拍分で体を手とともに回転させます。
クルンと綺麗に横へ一回転。
腕をピンと伸ばせば伸ばすほど、美しい円が描けます。円を描いた後…
4拍分手を叩いていきます。周りの人たちを誘うように上下左右に動かしていきます。横にずれていくので、半分に分かれて練習しました。
前半組!壁にぶつからないように、でも動きはしっかりと!
後半組!どちらのグループもですが、回転のタイミングが難しいようです!
この振付を繰り返して、本日の「女振り」終了となります!!さぁ、全部覚えられたでしょうか??女性陣が総復習をペアで行っている間、男性陣は練習の成果を、先生に披露していました。
気合い十分です。
足のステップが軽やかになってきました。手もだんだんと勇ましくなってきたように感じます!
先生に自分では見えない部分を指導してもらいました。
最後に女性陣と男性陣、お互いの成長をそれぞれ披露してもらいました。まずは、女性陣から!
続いて、男性陣!
みんな、この時間で、さらに「粋な」踊り子へ近付きました!!
来週5月29日の授業は休講となり、次回は6月5日です!お楽しみに♪
2014/5/19 校外実習1 ~みなとぴあ・日和山・下町~ (2014/05/18)
こんにちは!TAの羽下です。5月18日の日曜日、新潟市歴史博物館(みなとぴあ)、日和山住吉神社、下町、へ行ってきました。新潟大学西門を12時にバスで出発し、約40分ほどで新潟市歴史博物館に到着しました。
5月18日はなんと運の良いことに無料開放日でした!一般のお客さんもたくさんいらっしゃってびっくり!私たちは二階のセミナー室を借りて、さっそく今回の実習の内容が岩上先生から発表されました。
予定は次の通りです。
13:30~ 説明・班分け・班の係決め・自己紹介
14:00~ 学芸員さんに色々聞く・常設展の絵巻物見学
14:30~ 町歩き ①日和山(みんなで)②江戸~明治期の建物(班ごと)→写真をとって15:45までにfacebookに投稿
16:30~ 終了
この実習を通して、より新潟を知ることが目的です。知らない新潟の一面を自分たちの足や目で確かめられる貴重な機会!やることは沢山ありそうですね。まずは、4班に分かれました。まだ、初対面の人もいるので、自己紹介を班ごとにしていきます。
↑1班!
↑2班!
↑3班!
↑4班!
自己紹介の後、すぐに先生との連絡係や地図係、写真を撮る記録係を決めました。岩上先生から下町の昔の地図が渡されます。
結構今と違うところがありますね!今いる新潟市歴史博物館はどこに!!そんな風に探していると、なんと学芸員さんが来てくださって、みんなの質問に答えてくれました。
堀と名のつく通りは、昔、水路でしたが、すべてというわけではない、とのこと。なるほど。さらに、こんな絵も見せていただきました。
少し見えにくいですが、真ん中の船に乗っている人たちは三味線と樽砧を演奏しています。昔は、演奏の音が聞こえたらみんなで下駄を持って、外で、橋でこんな風に踊っていたんですね。楽しそう。学芸員さんからの説明を受けた後、そのままみんなで常設展へ行きました。
絵巻物以外にも、新潟の歴史に関するものがたくさん展示してあります。
この絵巻物、4月の総踊りの説明のときに見ましたよね!おおっ、実物です。
先生の説明にみんな真剣。他のお客さんも耳を傾けていました。
昔の万代橋の長さにびっくり!(模型でびっくりするくらいなので、実物はさらに凄かったのでしょう)しかもすべて木造なんです。本当に長い!昔の職人さんの腕が凄すぎて圧倒されます。
昔の集落や農業。
こんなところにも展示が!
常設展を各々見て、知識を増やしたところで、今回の実習のメインである班ごとの「町歩き」へ出発しました!新潟市歴史博物館の外で、先生からミッションがみんなに言い渡されます。「①長音寺へ行き、日和山まで辿りつくこと!」日和山の前に長音寺へ行くミッションが追加されました。班ごとに「長音寺」がどこにあるか地図で確認します。
どこだ、どこだ。
そうそう、昔の地図でも、今の地図でも確認して…
だいたい目的地の場所と道筋がわかったところで出発!
通りの途中に新しい地図を発見!詳しく書かれているから、目的地の場所を確認できました!これで大丈夫ですね!
道をまっすぐに行くと、お祭りが!なんと5月18日、早川堀通りでは「つつじ祭り」が開催されていたのです。凄い偶然ですね。この「つつじ祭り」は今年で9回目だそうで、フリーマーケットをはじめ、ステージ企画もありました。五月晴というにふさわしい天気の中、お祭りは活気づいていました!ちなみに「ツツジ」は4~5月に咲く花のこと。
みんなで芋ケンピや豆はぎを試食!美味しい!
食べ物だけじゃなくこんな手作りのものまで!もっとゆっくり楽しみたかったですね。
でも、実習の目的地である長音寺へ!
↑入口が少し分かりにくいところにありましたが、無事に長音寺へみなさん、到着しました!
↑中は結構広いですね。ここで班ごとに写真をパシャリ!
そして、長音寺の次は、「日和山」へ行ってみましょう。
長音寺の後に日和山ということは、それほど遠くにはないはずですよね。でも「日和山」で検索してみてもなかなか見つかりません。墓地とかはすぐに出てくるのに…と思ったら、「あ、住吉神社」。そうです、「日和山」だけではわかりませんが、「日和山」の山頂には「住吉神社」があります。そこへ向かえばいいんですね。
信号を渡って
さらに歩いて、カーブを道なりに進むと、ありました!日和山です!
程よい傾斜で、「山」というよりは「丘」という感じの場所です。
最後の班も無事に到着し、みんなで登ってみると…
↑こちらもきちんとありました、住吉神社です。
絵巻にもありましたよね、日和山。岩上先生から詳しい日和山の説明を聞きました。なるほど、ここはもともと、昔の信濃川の河口を見て船の出入りや海難救助など水関係の仕事をしていた場所。だから程よい高さで現在の町を見渡すことができるのですね。そして、1865年頃、信濃川の河口が移ったことにより、仕事場も移る事となって、住吉神社が建てられたとのこと。確かに、住吉神社の住吉三神は海の神様(航海の神様とも)なので、この場所が、昔どんな場所であったかをきちんと示していますね。
さて、日和山から、今度は二つ目のミッションです。「②江戸~明治期の建物の写真をfacebookに投稿すること」。制限時間は15:45分まで。実は残り25分程度しかありませんでした。
班ごとに集まってさぁ、どこにしようか。
ヒントとして新潟市歴史博物館のパンフレットを使いました。
このなかにいくつか建物の紹介と地図があります。ここだ!と決めたところで目的地まで出発。今度は各班ごとに場所が違うので、周りと地図を確認しながら進んでいきます。
たぶんこっちかな。
いや、今たぶんここだから、この道をまっすぐ行って、ここで曲がればいいかな。地図で確認中です。
↑町の地図でも確認します。私たちの周りにもこんな感じの地図、ありますよね。
この班がどうやら目的地を決めたようなので、私もご一緒させてもらいました。さて、どこへ行くのでしょうか。
右に曲がって、本町に入ります。本町を途中で抜けて、公園を横に見たり、一度通った道出てみたり。
確かめながら、歩いて、歩いて…おっと、他の班が見えました。先に辿りつくために全速力で走った先は…
石山味噌工場さんでした♪明治39年総合の味噌蔵が三棟も残っており、写真でもわかるとおり国の登録文化財となっています。
記録しているところを私も撮らせてもらいました。今も現役で稼働している味噌工場です。百年以上も休まずに…。一番奥に見えている一棟のほかに左側にあと二棟あります。こんなすごいところがあるなんて、とびっくり。きちんとfacebookにも投稿してミッション大成功です!!
新潟市歴史博物館のセミナー室にぞくぞくと他の班も戻ってきました。全員が無事に到着したところで、facebookに投稿した場所をお互いに報告しあいました。
↑1班は金刀比羅(ことひら)神社(和船模型型)に行ってきたようです。
↑2班も実は私が同行した3班と同じ石山味噌工場の味噌蔵でした!
↑3班は石山味噌工場へ行く途中の本町もちゃんと記録に残してきました!報告にもあったとおり、磁器や園芸、昔のお店が立ち並んでいました。
↑最後は4班。4班は旧小澤家住宅にいってきたようです!小澤家は、もともと米穀商をしていましたが、明治時期からは回船経営を始めます。以降、地主経営や石油など様々な事業に取り組み有数の商家となりました。この住宅、現在は北前船の時代館として開放されています。
今回、知らなかった新潟の一面を、下町を歩いて、昔からある建物に触れることで学んだ日でした。次回(5月22日)から、今回学んだ新潟の文化とともにさらに踊りの練習に入っていきます!!お楽しみに!!
2014/5/16 下駄総踊り練習2 (2014/05/15)
こんにちは!TAの羽下です。総踊りの練習二回目となりました。みなさん、授業が始まる前にストレッチをして、気合十分です♪
まずは、今回の授業におけるペアを決めました。
適当に歩いて、知らない人たちが固まるほうへトコトコ。「Stop!」という合図でピタッと止まった時に隣だった相手と組みました。さっそく組んだ相手と、前回のストレッチをもう一度おさらいしました。そして…新しいストレッチへ!
相手に押してもらいながら前へググッと倒れていきます。
痛いけれど、我慢!!
今度はつま先まで押してあげましょう。これも結構痛い!
開脚して左右に前にググッと伸ばします。
相手と交代して同じことをもう一度!筋肉はほぐれたかな?ほぐれてリラックスしたところで、踊りに入っていきましょう。
最初に、前回までの復習をしました。全員で踊ってから、半分に分かれてみて…
戸惑いながらも、みんな中々覚えていますね!!すごい!
さらに全員でもう一度。
そうそう、ここは足と手が難しいんでしたよね!手は下から上へ思いきり動かして叩きます。踊りながら大きなところ小さなところを思い出していきました。今回は、どんどん進んでいきましょう!!
手足の難しいところが終わった後すぐの踊りです。手の部分は、先生によると、ちょうど菅笠(すげがさ)の先を持つ感じで片手を添え、もう一方の手を伸ばします。
手を左右合わせて三回。ちなみに菅笠というのは菅(すげ)で編んだ頭にかぶる円錐形の笠(完全に円錐だったり折れていたりする)。菅とは草です。
4月の授業で見た絵の中にいる人たちが被っているものが菅笠(赤丸で囲んだ部分)。確かにこれをつかむとなると少し頭の前で指を添えているように見えますよね。
三回やったらそのまま一回転。そしてステップをふみます。
飛んで、着地、飛んで、着地を繰り返します。そしたら今度は菅笠部分からここまでをまるで鏡のように反対に行います。ペア練習をしてお互いに確かめあいました。
どっちの足か確認!
ペアで分からなくなったら先生に!
そのあと半分に分かれておさらいしました。
前半組も
後半組もいい感じです!!
次の4拍と2拍の部分。4拍部分は、左の足を軸にして右足を小刻みに前へ回していきます。最後の拍で手をたたき、残りの2拍は反対に右足を軸にして左足を前へと出していき、最後の拍とパンッと手をたたきます。
ぐんぐん前にやって
パンッ!そしたらすぐに反対!意外にこの部分は早い感じを受けます。
さぁ、ここまで通してみましょう!
通してみると、個別で練習した部分と部分をつなぐタイミングがとりにくかったり、左右どちらに動かすか迷いますよね。
ここで、先生からさらに一つ大事な要素を教わりました。「声」です!
菅笠の部分と最後に習った手をたたく部分に、掛け声をつけていきました。
お腹に手を当てて、空気が引き締まる音で!「粋」に出していきます。「ソイヤッサァア!」、この声があるだけで、伝わる空気に違いが出てきます。私は、この様子を見て聞いていたのですが、空気がピンッと引き締まって、みんながそろっていく感じを受けました!実感してもらうためにも、あえて「声」を入れないで踊ってから、次に「声」をつけて踊ってみました。
どちらも「声」をつけて踊ったときのもの。写真だと伝えづらいのですが、本当に「声」なしとは何か違うんです!
最後に「声」を入れて、今の120%の力で踊りました。
「粋」な踊り人になるべく、さらに練習していきましょう!!
さて、次回は、少し早いですが、5月18日(日)の12時から、校外実習ということで、みんなで「新潟市歴史博物館」へ行きます。お楽しみに!