2014年度_授業報告_表現プロジェクト演習(演劇)
2014/6/14 第5回授業報告(5月21日実施)
表現プロジェクトJ、第5回目の授業報告です。
今回からは教室が変わり、「スタジオ」で授業をすることになりました。
私も初めて入るスタジオは、こんな教室です!
これまでの教室はぎゅうぎゅうでしたが、このスタジオならそんなことはありませんね!
今回は、オープンキャンパスで上演するお芝居の台本が配られました。
それがこちら!
今回のお芝居は、既存の作品ではなく、なんと齋藤先生のオリジナル作品です!
さっそく、全員で台本の読み合わせをします。
演劇研究会に所属する学生や、演劇経験のある学生は慣れた様子ですが、
演劇ははじめてという学生はまだまだ慣れない様子……。
それでも、みんな楽しそうに読み合わせをしていました!
(TA・鈴木)
2014/6/4 第4回授業報告(5月7日実施)
表現プロジェクトJ、第4回目の授業のテーマは「照明」です。
実際にステージ上でお芝居を上演するとき、照明は登場人物の気持ちや、
シーンの雰囲気を表現するのに、非常に大きな役割を果たしています。
ステージ全体の雰囲気を表現するだけではなく、役者の顔がお客さんによく見えるようにするという役割も。
音響と同じく、お芝居では欠かすことのできない重要な存在なんですね!
そして今回先生が実物を持ってきてくださったのがこちら!
「サス」と呼ばれる種類のライトで、ステージの上から吊るして使います。
どれくらい明るいものか、実際に点けてみます。
スイッチオン!
ずっと見ていると目が乾きそうです……!
そしてこちらの青いシート、これは「ゼラ」(「フィルター」)と呼ばれるもので、 ライトの色を変えるためのものです。
これを使えば、夕焼けのシーンなんかも表現できるわけですね!
しかし、演劇ではあまり照明を変え過ぎないのが基本だそうです。
たしかに、光が強くなったり弱くなったり、さまざまな色に変わったりするのが 次から次へと行われると、
目が疲れてしまいそうです……。
この辺りの采配も、照明さんの腕の見せ所になりそうです!
次回の授業からは、これまでの教室ではなく、スタジオと呼ばれる教室で行います。
わたしも初めて入るこのスタジオ……いったいどんな部屋なのでしょう!?
(TA・鈴木)
2014/5/12 第3回授業報告(4月30日実施)
表現プロジェクトJ、第3回目です。
今日の授業のテーマは「音響」! みなさんは、1時間のテレビドラマ(本編自体は45分)のうち、音楽が流れている時間がどれくらいか解りますか?
実は、音楽が流れている時間を合計すると、なんと本編の半分にもなるんです!
実際に音楽を流してみて、齋藤先生が学生たちに「この音楽から、どんな風景を想像するか」を聞いてみます。
すると、大まかなイメージはみなさん一致しました。
つまり、音楽はお芝居の雰囲気づくりにおいて非常に大きな役割を果たしているというわけです。
さて、そんな「音楽」ですが、舞台演劇ではどのように使われているかというと……。
こういう機械を使って流します。
手前側の大きな機械が「ミキサー」、奥の小さな機械が「サンプラー」です。
ミキサーは、BGMのボリュームを調整したり(複数のBGMを同時に操作することもできるんですよ!)するのに使います。
サンプラーは、例えば剣で斬りあうときの刀のぶつかる音を、瞬間的に流すときに使います。
ここで、音響希望の学生たちに実際にミキサー、サンプラーを使ってもらいます!
サンプラーのボタンを押してみると、なにやら「バキッ」という音が……?
そう、これは殴り合うときの音なんです! これに合わせて学生にお芝居をしてもらいます。
(※もちろん演技なので、実際には殴ってませんよ!ご安心ください!)
次は「バキューン」という音。これは銃で撃ちあう音ですね。 これも学生たちにお芝居をしてもらいます。
役者同士はもちろん、役者と音響担当とのコンビネーションが大事なんですね!
次回のテーマは「照明」です!乞うご期待ー!
(TA・鈴木)
2014/5/4 第2回授業報告(4月23日実施)
表現プロジェクトJ、2回目の授業の報告です。
今回からいよいよ実際に声を出すトレーニングが始まりました。
まずは「あいうえお」を順番を入れ替えていく、という滑舌のトレーニング。
「あいうえお」、「いうえおあ」、「うえおあい」、「えおあいう」、「おあいうえ」という感じです。
これを、ア行からワ行、濁音、半濁音でもやります。
続いては「腹式呼吸」!
普段はしない呼吸方法なので、演劇や合唱をやっていた学生以外は苦戦気味……。
合唱部だったという学生いわく、「マヨネーズをしぼる感じ」で息を吐くそうです(笑)。
その後は、演劇の練習と言えばこれ! というイメージの強い、北原白秋の『五十音』で滑舌のトレーニングです。
「水馬(あめんぼ)赤いな。ア、イ、ウ、エ、オ。」というやつですね。 演劇研究会の学生がお手本を見せてくれました。
滑舌のトレーニングなので、もちろん、早口言葉もやりました!
テッパンの「東京特許許可局」や、「猪汁(ししじる)猪鍋(ししなべ)猪丼(ししどん)猪シチュー」などなど。
「きゃりーぱみゅぱみゅ」の早口言葉も登場するなか、学生は大苦戦……!
舞台に立つうえで、滑舌よくしゃべることはとても重要なこと。 負けるな、劇団「表現プロジェクト」!
次回は「芝居と音」をテーマに授業が展開されます。 乞うご期待!
(TA・鈴木)
2014/4/20 第1回 オリエンテーション
4月16日に、表現プロジェクト演習J(演劇)の初回授業が行われました。
この授業を担当しているのは、人文学部の齋藤陽一先生。
表現プロジェクト演習Jのほかにも、ロシア語の授業などを担当している先生です。
第1回目の授業ということで、「入団試験」として、学生一人ひとりに1分間の自己紹介をしてもらいました。
そう、この授業はいわば「劇団 表現プロジェクト演習」なのです!
高校などで演劇をやっていた学生、大学で演劇関係のサークルに入っている学生などの演劇経験者はもちろん、 「人見知りな自分を変えたい」、「今までやったことがないからこそ、演劇に興味がある」という学生もいました。
人文学部だけではなく、教育学部、理学部、工学部の学生の姿もありましたよ!
この日教室に集まった学生は全員「入団試験」に合格!
みなさん、ほっとした表情で授業の具体的な説明を聞いています。
これから「劇団員」としてやっていくにあたっての、それぞれの要望を書いてもらい、
第1回目の授業は終了となりました。
次回からはいよいよ、発声練習などが始まるようです。
オープンキャンパスでの演劇上演を目指してひた走る「劇団 表現プロジェクト演習」!ご期待ください!
(TA・鈴木)