2015年度_授業報告
2015/11/26 「新聞制作」第六回(2015年11月17日実施)
第6回目となる今回の授業では、
前回に引き続き、『新大祭新聞』の制作作業を進めました。
各グループとも、制作途中の紙面をプリントアウトしてみて、
見出しや写真のサイズ、全体的なバランスを
調整していきます。
やはり、パソコンの画面でにらめっこをし続けていたものと、
実際に印刷されたものとでは、
微妙な「ズレ」があるようです。
「こうした方がいいかな?」と
各グループ内で活発に意見が飛び交い、
プリンターもフル回転し続けておりました。
ら、来週こそ完成する……!?
学生さんたちの頑張りにご期待ください!
(TA・鈴木)
2015/11/25 マインドマップ 第8回
みなさんこんにちは。
まずは先週出された課題の発表をご紹介します。
ノートテイキングの練習として、テレビやラジオなどを聴き取りしてマインドマップにまとめます。
授業開始から約2か月が経ち、マインドマップを書くのも発表するのもかなり上達してきました!
グループマインドマップ
今週からグループマインドマップを始めます。
これまでは個人での作業でしたが、グループで一つのマインドマップを作成します。
やり方は、まず個人でマインドマップを書き、その後グループ内でお互いの意見を発表し、それらをまとめながらグループで一つのマインドマップを書きます。
テーマは「マインドマップの活用法」。
これまでのマインドマップを学んできて、マインドマップはどのようなことに役立てることができるのかということを考えてもらいました。
今回は個人での作業を20分、グループでの作業を40分に分けて行いました。
ここで重要なのは個人でのマインドマップをしっかりと書くことです。普通の話し合いでは積極的に発言する人の意見に流されてしまいがちですが、
マインドマップを使い、各人の考えやイメージを確立することで互いの意見を尊重することができます。
また、相手に伝える際、マインドマップを提示しながら説明することでその人の考えを可視化することになり、理解しやすくなります。
まずは個人でマインドマップを書きます。
次に、グループ内で意見を発表します。
いよいよグループマインドマップ!
ここからはどのようにして書いていくか作戦会議が始まります。
このようにグループによってマインドマップを書く戦略が違っていて見ていてとても面白かったです。
メインブランチは何本にするか。セントラルイメージは誰が書くか。ここのイメージはどんなふうに描いたらいいか。などみんなで意見を出し合って一つのマインドマップを完成させていきます。
最後に各グループのマインドマップを発表しました。
セントラルイメージのTシャツの中はグループのポリシーを象徴するものを書き入れました。
来週もグループマインドマップをおこなっていきます。お楽しみに!
2015/11/21 郡山市で聞き取り調査をしてきました
今回は、郡山市に行ってきました!
郡山市富田町にある富岡町の仮設住宅に到着。
まずは住民の方々の拠り所である「おだがいさまセンター」を訪れました。
学生のみなさん、稲垣さんから説明を受けています。
その後、大熊町で被災された3人の方からお話を伺いました。
そのうちの2人は、一度柏崎市へ避難した経験があります。
「娘の世話になりたくない」
「祖母の意向で」
などの理由があり、郡山市に移住されたとのことでした。
学生は、
震災直後と今までで心境の変化はあったか
大熊町の近くに帰って来て何を感じるか
原発についてどう思うか
などなど
気にかかっていたことを聞けたようです。
来週の発表の打ち合わせをしています。
さて、来週は、今回の聞き取り調査から得た「きづき」を話してくれるはずです!
お楽しみに!
2015/11/20 映画製作第7回
今週の映画製作は、先週から引き続きグループに分かれての作業です。
シナリオ作製の続きを行うグループや、
ロケハンに行くグループ、
など、撮影に入るまでの準備段階でした。
そろそろ撮影に入るグループも出てくると思うので、その際の注意事項の説明をいただきました。
1カット撮るときの初めと終わりの間が重要です!
なぜなら、編集するときに余裕がでてくるからです。
(なにやらスケッチされている……これがどのような映像になるのでしょうか…?)
次回は撮影に入るグループが出てくるのでしょうか?
映画を見るのが楽しみですね!
2015/11/18 【がたふぇす⑥】内部発表に向けての準備です!
こんにちは、表現プロジェクト演習U、TAの佐藤です。第6回の授業報告を行います。
先週はがたふぇすが土日開催だったため振替で休講でした。決して佐藤が授業の発表準備で忙しくて報告をアップしなかったわけではありませんよ。(ちなみにこのブログを書いている当日の昼に発表でした。俺、このブログを書き終えたら、キッツイ酒を飲むんだ……)
そんな死亡フラグが立ってる佐藤は放っておいて、今回は前回の最後にやった内容を引き継ぎ、がたふぇすの改善点のプレゼンに向けての準備となります。ちなみに次々回の12月4日金曜日に関係者向けのプレゼンに向けての内部発表を行うことになりました。それに向けての準備になりますね。
冒頭で先生から、新潟市の方がまとめたがたふぇすでの成果報告があり、来場者数やアンケートの結果の報告がありました。更に、先生から以下の観点で話し合いをしてみてはとのご提案がありました。
・新潟市でこのイベントを開催する利点/欠点・今後発展させるための方策
・何故新潟市がこのようなイベントを行っているのか
このような視点でパソコンやスマホ、新聞等を駆使して調べたりまとめたりしていきます。(何せ発表でパワーポイントを用いて発表ですから。)
以下、各グループで話し合ったことを抜粋していきます。
①グループ。
町の景観を上手く利用できればという話題になり、古町にマンガ・アニメ要素を感じるかという問題にぶち当たりました。古町での開催についての是非は以前から議論に上がっているのですが、町全体を巻き込むという点では利点ですが、町の景観にイベントがマッチしているかというと……?って感じですね。
②グループ。
このグループでは情報発信について話題に。例えばがたふぇすのリンクが市のホームページで探さないと見つからず、自然に見つかるようにした方が良いとか、地域の人にイベントを理解してもらうにはどうすればよいかという問題に。確かに新潟は東京に比べるとアニメの放送枠も少なく、いわゆる「オタク」に疎いのかもしれませんね。ちなみに赤塚不二夫先生を題材にすれば、若い人にも関連作品が現在放送中で、年上の方にも伝わりやすいという意見もありました。来年は例の現在放送中のアニメ関係の声優さんを呼んでほしいという意見には大賛成です(笑)。
③グループ。
このグループでは、冒頭の結果についてのデータについて議論していました。他県のイベントでは来場者データ(出身都道府県等)を詳細にアップロードしているイベントもあり、新潟でのイベントとの違いが鮮明に……。
④グループ。
このグループでは事前に調べた新潟市のデータ(ホームページの抜粋や産業形態のまとめなど)を持ち寄り、新潟市の現状を話し合ったり、他県との比較を行ったりしました。近くで見たところ、結構細かいデータも持ち寄っていたように見受けられました。
⑤グループ。
このグループでは、新潟市の産業を調べ、主要産業である食品加工産業、特に米菓会社とコラボできないかという意見が提案されました。新潟には有名な米菓会社が多数ありますからね。アニメの本編に会社とコラボした食品が出てきたり、コンビニで作品とのコラボ商品が発売されたりと、何かと需要が多くありそうですね。そういえば日曜朝にやっているアニメでは、主要キャラの口癖が「揚げせん、食う?」でおなじみの人もいますし、いけないかな……。
⑥グループ。
このグループは留学生や他県出身者も多いため、新潟市が国内でどのような自治体なのか調査します。中国人留学生によると、中国から日本に来る場合、上海→大阪が一番安いそうです。新潟は東アジアからも近いですが、すぐ東京に移動され、経由地となって新潟に足止めできていない現状があるそうです。また、新潟で開催される酒の陣との比較も行いました。日本酒は新潟のご当地性も高く、関連企業は参加しやすいという側面を提案していました。
さてさて12月4日に向けて準備も進み、どのような発表があるか楽しみですね。私もその翌週に学会発表があるのですが、そっちは全く進んでおらず、楽しみの要素皆無です……。参加者の皆さんには私を反面教師(?)に、発表に臨んでいただきたいです。
というわけで今回はここまで。そういえば「揚げせん、食う?」のアニメの新キャラで新潟出身の声優さんが登場しましたね。それ関係でほんとなんとか来年いけないですかね。ではでは次回もよろしくお願いいたします。(ちなみに来週は月曜振替授業のため次回は27日です。アップロードがないのは私の学会準備のためとか、そういうのでは決してないので。ほんと違うから!多分!)
2015/11/18 マインドマップ 第7回
こんにちは。本日もノートテイキングのワークをやりました。
今回はニュースの動画を聴き取りながらその内容をマインドマップで書き取る作業です。
報道番組『虎ノ門ニュース8時入り』で取り上げられた教育に関する2つの話題について。
一つ目は中学1年生の生徒がいじめを苦に自殺した事件。
この生徒が通う校長が謝罪したことは果たして正しいことなのか、責任は誰にあるのか、日本の学校教育方針と欧米との比較など。
番組内では、日本では学校の教師に教育を丸投げしている状況や、教育基本法の内容と実際に学校で教育している内容との歪みについて指摘していました。
二つめは、早稲田大学の小保方さんの学位取り消し問題について。
博士論文の審査の厳しさと大学側の責任逃れ、教育者は学生を守らなければならない立場であることなどを話していました。
聴き取った内容についてグループ内で話し合い意見をまとめてマインドマップにしました。
最後に各グループの代表者が話し合いの結果を発表しました。
動画の内容は25分間という少し長めの時間で、話のテンポも速かったですが、みなさんとても集中して取り組んでいました。
来週はいよいよグループマインドマップを始めます。
お楽しみに!
2015/11/16 映画製作第6回
先週はこの授業のメインである、映画撮影のグループ分けをしました。
今週からはそのグループに分かれて進行していきます。
といっても、シナリオを作ってすぐに撮影をするわけではなく、
撮影にはいくつかの段階を踏んでいきます。
・シナリオ作成
・絵コンテ
・ロケハン
・キャスティング
・小道具・美術準備
・役割分担
・スケジュール作成
これらを考えながら、作製していきます。
3グループのうち、1グループはロケハンに、他はシナリオを練っていました。
次回はどのような動きがあるのでしょうか?楽しみですね!
2015/11/16 「新聞制作」第五回(2015年11月10日実施)
第5回目の授業では、
1面、2面の構成を確認したのち、
いよいよレイアウトソフトを使って、各記事を割り付けしていきました。
北村先生からソフトの基本的な使い方をレクチャーしてもらい、
学生たちも自分で操作してみます。
これからも色々な機能を試して、
今後もお付き合いしていくこのソフトと仲良くなっていきましょう!
そして、こちらのグループでは原稿を流し込んだものを実際に印刷しました。
イメージどおりに記事や写真を配置させることができたのでしょうか?
執筆途中の記事が消えてしまうなど、
パソコンで作業していると「あるある」なハプニングも発生しましたが、
おおむね順調に作業は進んでいるようです。
記事が出そろうのが楽しみです!
(TA・鈴木)
2015/11/12 柏崎での聞き取り調査報告会
今回は、柏崎でのフィールドワークで聞いてきたこと、感じたことを発表しました。
まずは、Cグループの発表です。
Cグループは、避難してから柏崎に来るまでの経緯、震災を振り返って感じることなどを聞いたそうです。
気づきとして、実際に被災した方のお話を聞くことで「被災者」のイメージが変わったと言っていました。
前向きに未来を生きようとする姿に、学生の方が元気づけられたということです。
次はBグループの発表です。
Bグループは、避難直後の生活、柏崎に引越してきてからの生活、復興についてどのように考えるか、などを聞いたそうです。
そのようなお話の中から、「復興というのは単に町や家を戻すことではない」ことに気づかされたそうです。
最後に、Aグループの発表です。
Aグループは、避難してから柏崎に来るまでの経緯、震災後から今までの心境の変化などを聞いたそうです。
そのようなお話の中で気になったのが「自分の発言や行動は良いことも悪いことも結局は自分に返ってくる」という言葉だったそうです。
学生の皆さん、聞き取り調査と今回の発表から様々なことを気づかされたようです。
今回協力してくださった被災者の方々の思いを受け止め、どのようにその気持ちに応えていけるか、じっくり考えていきたいですね。
さて、次回は、郡山市でのフィールドワークです。
次はどのような気づきがあるのでしょうか。
お楽しみに!
2015/11/11 マインドマップ 第6回
こんにちは。今日も課題の発表からご紹介します!
今週の課題はノートテイキングの練習として「本や新聞、雑誌などで読んだ文章をマインドマップにまとめる」です。
記憶
今日のテーマは「記憶」です。
記憶のメカニズムに関するお話を聴き取りながらノートテイキングをしていきます。
まずはマインドマップを考案したトニー・ブザンのプロフィールと、彼の知識や記憶に対するアプローチについて話されました。
トニー・ブザンが書いた記憶に関するマインドマップを見ると、セントラルイメージにはゾウのイラストが描かれていました。
欧米では、ゾウは記憶力の優れた動物として見なされているからだそうです。
問題点
次に、記憶することに関する問題点について各グループで意見を出し合いました。
・時間が経つと正確な記憶ではなく、変質してしまうことがある。
・誤認識、失念。
・精神的なショックなどが原因で忘れられない。
・環境や精神状態によって記憶力が左右される。
などの意見が出されました。
記憶のセオリー
人間の記憶とはどのように働いているのでしょうか?
そこで実際に記憶力を試すゲームをしてみました。
先生が言ういくつかの単語をすべて順番通りに暗記して、どれだけ覚えているか試すものです。
全体を通して、家、床、壁、ガラス、木、空など頭の中でイメージしやすく関連性のありそうな単語ですが、
その途中で意味のない音や人名が出てきたりします。また、同じ言葉が繰り返し登場しました。
最後に答え合わせをしてみると、最初の方の単語はかなり覚えていて、最後の方も比較的覚えていました。
また、途中で出てきた意味のない音や人名、反復された言葉も覚えていました。
これらの結果を整理したものが下に示したトニー・ブザンの” The Most Important Graph in the World “と呼ばれるものです。
縦軸が記憶力の高さ、横軸が時間。Pと示されたものはPrimacy Effect 初期効果で、初めてのことは印象に残りやすいことをいいます。
RはRecency Effect直近効果と呼ばれ一番最近提示されたものは想起しやすいことです。
VRはVon Restorff Effect といい、他とは違うものは目立つので記憶に残りやすいことを言います。
学習後の記憶
このような記憶の仕組みをふまえた上で、3時間の授業を受けることを想定してください。
先ほどのグラフで考えると最初の30分と最後の30分は比較的覚えているかもしれませんが、その間の2時間分はほとんど記憶に残らないことになります。
この事態を回避するにはどうしたらいいでしょうか?
正解はこまめに休憩を挟むことです。
人間の集中力はだいたい50分ほどと言われています。
3時間の授業を50分ごとに区切ることで初期効果と直近効果の回数が増え、休憩することによって理解力が深まります。
また、新しく覚えたことはその時80%ほど記憶していても24時間で20%以下まで低下します。
なので昼間覚えたことを夜寝る前に復習することで記憶の定着をはかることができますね。