2015年度_表現プロジェクト演習(演劇)
2015/5/16 【演劇】第四回(2015.5.13)
おはようございます!
今日の授業は体を使いました!
まずは、体の力を抜くことをしました。
これは「こんにゃく体操」というものです。
一人が仰向けになり、もう一人がその足を持って左右に揺らします。
体の力が抜けていると、にょろにょろと上半身が動きます。
逆に、体に力が入っていると、揺さぶられても上半身はびくともしないのです。
体を脱力させたり、逆に緊張させたりして、
自分の体をコントロールすることが、役者にとって必要みたいですね。
次は「むもまめみ」です!
これは、二人組みになって「むもまめみ」と言いながらキャッチボールをします。
まさに会話のキャッチボール!
このようにすることによって、気持ちが言葉に乗せやすくなります。不思議・・・。
続いては、「竜」です!
自分の手が竜になったつもりで、会話をしていきます。
「行きましょうよ」「行きません」、この二つの台詞を繰り返します。
「竜」がいろいろな動きをすると、台詞の言い方も違ってくるのです。
普段の日常会話では、あまり体をこんなに動かして会話をしていないと思います。
今日の授業で、体を使いながら会話をすることで、いろいろな表現の引き出しを探ってみました。
さて、これからみんな、どんな引き出しを開けてくるのか、楽しみです!
それでは、また来週!
2015/5/1 【演劇】第三回「早口言葉と呼びかけ」(2015.5.1)
おはようございます!
このブログを担当している吉田です。
今日の第3回目の授業は「早口言葉」!
(私も高校のとき演劇部でしたが、かなーり苦手ですorz)
こんなのをやりました↓
- お綾(あや)や親におあやまり。お綾や八百屋におあやまりとおいい。(あ行)
- 今日、午後、学校で剣劇ごっこ。きっかけきく子がごくきかん気で、きっかけきく気かきかん気かお小言くいくいきっかけをきく。(か行)
- 母の頬にほおえみを見、速男(はやお)はほっとした。母の皮肉なほおえみ、母は母なりの皮肉や批判を持っているのだ。(は行)
・・・などなど。みなさんは、スラスラ言えたでしょうか?(私は全部噛みました。神ワザならぬ噛みワザ・・・)
学生たちも苦戦しておりました。でもスラスラ言える人もいてすごい!
ここで大事なのは、「自分はどこでつまづくか」「どこが弱いか」を知ることだそうですよ。
さて次は、「呼びかけ」のレッスンです。
一人が、後ろを向いている人たちの中の誰か一人を選んで呼びかけます。
後ろ向きの人は、誰が選ばれたのか分かりません。
「おーい!」などと呼びかけます。
後ろ向きの人は「自分が呼ばれた!」と思ったら、手をあげます。
しかし、問題はここで発生します!
呼びかけたのに、誰も手をあげない・・・。
選んだ人と違う人が手をあげた・・・。
何人も手があがる・・・。
そうです、これ、やってみるとすごく難しい!!!
ささやくように「おーーーーい」と言ってみたり、しゃがんで言ってみたり、色々工夫をしてみます。
「クララ立って!」
……クララが立ちました!しかも、ちゃんと選んだ人が反応してくれました!やったね!
さて、これからお芝居をつくっていく中で、
ただ台本に書かれている台詞を言えば良いというわけにはいかないでしょう。
この「呼びかけ」のレッスンのように、「誰に話しかけてるのか」を意識する必要が出てくるはずです。
今日の授業が今後に活かせられたら良いですね。
それではまた来週!
2015/4/23 【演劇】第二回「まずは発声から」(2015.4.22)
おはようございます!
表現プロジェクト演習の「演劇」が本格始動しましたよ!
受講生は30名以上!演劇には初めて挑戦するという学生がたくさんいます。
また、音楽劇を創るとあってか「歌うのが好き!」という学生も多くいます。
そして今日の授業は「発声」でした。
はじめに高校のときに演劇部だった学生から、
どんな発声練習をしていたのか情報交換をしながら行いました。
それから先生の指導の下、腹式呼吸、あいうえおの復唱、北原白秋の「五十音」、早口言葉をやりました。
さて、学生の多くはプロジェクトが始まったばかりでまだまだ緊張ぎみ。
というわけで、ちょっとした遊びをしてみました。
それは、数人で列になり
「愛してます」「え?」「愛してます!」
とリレーしていくもの。
なんだかロマンチックな遊びですね……。
一人ひとりいろんな「愛してます」がありました。
これから全員で一つの舞台を創る上で、こうした遊びはとても大切になっていきますね。
このプロジェクトで創った音楽劇は、なんと8月のオープンキャンパスで披露します!
どんな作品に仕上がるのか、乞うご期待!