2015年度_表現プロジェクト演習(パフォーマンス制作)
2015/4/21 2015/4/17 パフォーマンス制作 第1回
こんにちは。
本年度、表現プロジェクト演習S(パフォーマンス制作)の授業報告を担当します佐藤です。
よろしくお願いいたしします!
4月17日よりさっそく授業開始です。
この授業を担当されるのは、高橋幸世先生です。授業が始まるなり、早速パフォーマンス開始!
セリフが書かれた吹き出しを参加者の方や教室内のものにくっつけたり、ホワイトボードに絵を描いたり、ストレッチをしたり………非常にアクティブに動いていらっしゃいました。
並行して、参加者の皆さんは先生から与えられたキーワードを伝言ゲームで伝達していきます。
皆さん、隣の人に背中にキーワードを書き、参加者全員参加で伝達していきます。
そして、伝達されたキーワードを最後の人がホワイトボードに書き込みます。
書き込まれたのは「ことば」の3文字。
しかし、最初に伝達された、正解となるキーワードは……「もじのじかん」。
どうやら一緒に回された、伝言ゲームの説明書に「これは、ことばを伝える時間です」と書かれていたことから、「ことば」が伝達されたようです。言葉の伝達って難しいですね……。
先生のパフォーマンスと伝言ゲームも一区切りし、授業の説明に。
この授業では、言葉を使ったパフォーマンスを制作することを目的に、最終的には、新潟大学の図書館での発表を目指すことが伝えられました。
その後、早速パフォーマンスに向けてのエクササイズを開始!
まずは、「歩きのエクササイズ」。
歩きながら教室の空間を把握したり、参加者同士で距離を近づけるため、アイコンタクトやボディタッチをしたりしながら教室内を歩き回ります。
この「歩きのエクササイズ」を通してグループを作りました。
このグループで、今後パフォーマンス制作をしていくことになります。
続いては「枯山水」。
空間を使って「石」=静止ポーズになり、枯山水のような空間を構成します。
まずグループで一人ずつ「石」になっていくのですが、思いついた人から「石」になっていきます。
後に残る人は、空間構成のことも考えつつ、思い思いの「石」になっていきます。
「石」に覆いかぶさったり、立ったまま「石」になったり、皆さん空間一杯を使って思い思いの「枯山水」を構成しました!
お次は「写真撮影」。
基本は「枯山水」と同じですが、今度は「石」になるのではなく、写真を撮るポーズをとるので、より自由なポーズをとれるようになりました。
段々グループのメンバー同士、気軽に話せるようになったり、意思疎通がスムーズになったりしました。
完成した「写真」も、グループによって個性が違っていて、非常にバリエーションに富んだ空間構成がなされていました!
最後は、「自己紹介」。
参加者一人一人が、自分の性格や好きなことを紹介していきます。
ただし、ひとつ条件……「必ず椅子を使って自己紹介すること」……これが意外と難しい!
しかし皆さん、巧みに椅子を使い自己紹介をしていきます。
椅子に立ったり、踏み台にしてホワイトボードに書き込んだり、スノーボードに見立てたり……
「自己紹介」後半は、なんと「言葉を使ってはいけない」という条件が追加……難易度は更にアップ!
しかし、椅子に隠れて自身の性格を表現したり、おもむろに先生に椅子を献上したり……と、難しい条件を次々クリアしていきます。皆さんの頭の柔らかさが存分に発揮されていました。
ここで授業終了。初回からパフォーマンスをしたり、エクササイズしたりとアクティブな90分間でした!
今回は、いかに言葉を使って自分を表現するか、或いはどうやってグループで協力して表現するかなど、初回ながら多くの「気づき」に満ちた90分でした。
以上が初回の授業報告となります。次回もよろしくお願いいたします!