2015年度_表現プロジェクト演習(マインドマップ)

2016/2/4 マインドマップ 第15回

みなさんこんにちは。マインドマップの授業はいよいよ最終回となります!!

1月30日に新潟大学駅南キャンパスときメイトでおこなわれました。

今回は特別講座として「マインドマップ×CLM」と題して社会人の方々も一緒にワークをしました。

CLMとはキャラクターラーニングメソッドの略称で、主に9つのタイプの動物キャラクターになりきって環境問題をはじめとする様々な問題を解決していく方法です。

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お昼に集合しみんなでお弁当を食べながら今日のテーマとなる動物かんきょう会議のアニメーションを見ました。「第18話マジカルミステリーツアー」です。

本日講義を進行してくださるのは株式会社ヌールエの代表取締役であるイアン筒井さんと、博進堂さんのスタッフの方々です。

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イアンさんのお話をマインドマップでノートテイキング。

先に記入したエニアグラムのシートを元に自分のコアキャラクターを知ります。

エニアグラムとは個人の特性を9つに分類する自己分析です。

 

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タヌキ、トラ、ゾウなどいろいろな動物がいます。すべて擬人化されていて、国籍や生い立ちや職業などとても細かいキャラクター設定があります。ちなみに私はロシアのクマのターニャでした♪

動物キャラクターになりきるトレーニング

ここからは動物キャラクターになりきってあるテーマについて考えるトレーニングです。

キャラクターと台詞が書かれたカードがあり、その台詞の一部分は空欄となっています。その空欄を動物キャラクターになりきって考えて発言するというものです。

このカードはトランプのように何十枚もあり、上から一枚ずつ引いていきます。あまり考えずに思いついた台詞を言うのがポイントです!

今回のお題は「肉を食べない生活」です。

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男性が持っているカードはウサギのDr.ラビが描かれています。知識豊富な経済博士の36歳はどんな発言をするのでしょうか?

 

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参加者には社会人の方以外にも中国人留学生や東京の大学からの学生さんもいます。 最初は知らない人が多くて少し緊張気味のようでしたが、ここで笑顔になってきました♪IMGP0821IMGP0811

 

動物脳を目覚めさせろ!

今度は動物脳を目覚めさせるために「マイキャラクター」というものをつくります。

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動物脳というのは人間の脳の脳幹という部分のことで、人間が持つ本当の力を引き出すには動物脳が必要であるというお話です。

そこでまずは今まで見てきたような動物キャラクターのようにマイキャラクターをつくります。

動物の種類、オスかメスか、出身地はどこか、年齢や職業なども全部自分の好きなように考えます。

 

 

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画用紙にクレヨンを使って描きます。クレヨンを持つのは幼稚園ぶりだという人が多く、童心に帰って楽しそうに作業していました。IMGP0850IMGP0854IMGP0862

 

 

出来上がったマイキャラクターを持って一人ずつ写真撮影しました!

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みなさんとても個性的なキャラクターで、どことなくその人に似ている気がしませんか?

動物キャラクターになりきって白熱会議

次はマイキャラクターになりきって最初に見たアニメーションについてみんなで話し合いをします。

・第18話の「マジカルミステリーツアー」のあらすじ
魔法の田んぼへの招待状を受け取った動物たち。そこは、田んぼが階段状に連なる棚田(たなだ)と呼ばれるところでした。動物たちは招待状に書いてあったとおり、棚田の上を目指して登っていくと、そこには湖が広がっていました。……アメンボ、タガメ、オタマジャクシなど、水辺に住む小さな生きものの世界へ迷い込みます。

(NHK動物かんきょう会議より 動画はコチラから

まずは各グループ内でマイキャラクターの自己紹介をします。それからこのアニメの内容に関してどんなことを感じたかマイキャラクターの視点から意見を出します。

話し合いは全部で3ラウンド。各グループ内でホストを決め、ホストは話し合いの内容をメモしながら進行します。つまりファシリテーターの役割です。

それ以外のメンバーはラウンドごとに別のグループへ移動します。

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グループマインドマップでの経験を生かして話し合いの内容をマインドマップにしていきます。

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アニメに出てきた棚田は人工的なものか自然的なものかという議論がおこなわれていました。その動物によっては生きていくのに適している環境が違いますね。

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最後に各グループの要点を3つにまとめ、それを発表します。

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動物になりきって、しかも不思議な魔法で虫サイズまで小さくなって環境問題を考えるてみると、人間の時には気づかないことをたくさん発見できたようです。

みなさんとても素晴らしい発表でした。

 

最後に人間に戻り、感想を記入します。

 

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日本の子どもたちと世界各国の子どもたちでおこなわれた動物かんきょう会議の様子です。左側が日本の子どもたち、右側がインドなどの子どもたち。描かれたマイキャラクターを見比べてみてください。

 

みんなで集合写真を撮りました!

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約3時間半という長丁場でしたが、みなさんとても集中して取り組んでいました。

これで今年度のマインドマップは終わりますが、これからもマインドマップを活用し続けてほしいと思います。

ありがとうございました。

TA 丸山

 

2016/1/27 マインドマップ 第14回

こんにちは。

今日は先週書いた「これまでの自分と10年後の自分について考えるミッションステイトメント」のマインドマップを全員に発表してもらいました。

持ち時間は一人3分でプロジェクターにマインドマップを映し出して発表します。

どのミッションステイトメントも素晴らしい完成度で、みなさんとても堂々と発表していました。

その中から抜粋してご紹介したいと思います。

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セントラルイメージが非常にエネルギッシュでそこから伸びるブランチも力強いです。

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現在から10年後への変化をわかりやすく表したセントラルイメージです。P1040953

 

 

 

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これまでの自分では高校時代の放送部での経験や国語が好きなことを、10年後の自分ではそれらを生かしたアナウンサーや教師の夢を語ってくれました。P1040962

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読書によって蓄積される知識に魅力を感じたという過去やそれをふまえたセントラルイメージが上手くかけています。

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過去から未来へと続く一本の道をダイナミックに描いています。高校生の時に経験した震災がその後の彼の人生に与えた影響について話してくれました。

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「子どもの頃の夢はゾウ」というユニークな話から発展し、将来はゾウのように一歩一歩着実にいろんなことにチャレンジして家族や友人を大切にしたいというお話でした。イメージも多用していてとても楽しいマップです。P1040973

 

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セントラルイメージはろくろ。何かを生み出し発信していくクリエイターを表しています。

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一般企業で働いた経験やフィリピンへの留学経験から将来何になりたいのか、そのためにはどうしたらいいのかということがわかりやすくまとめてありました。

次回はいよいよ最終回です!

いつもとは場所を変えて駅南キャンパスときめいとにゲストをお呼びし、グループマインドマップを作成&発表します。

お楽しみに!

 

2016/1/21 マインドマップ 第13回

こんにちは。新潟も雪が降りようやく冬らしくなりましたね。

今日は久しぶりの個人での作業でミッションステイトメントをおこないます。

ミッションステイトメントとは本来企業における価値観や行動の方向性を考えて果たすべき社会的使命のことを指しますが、

ここではみなさんの人生におけるミッションを考えます。

生まれてから今までの自分の人生を振り返り、どんなことに興味を持ち、どんなことに挑戦してきたのか。

そして10年後にはどんなことをしてどんな人間になりたいのか。

仕事、趣味、家族、友達、恋人など自分の周りの環境や人間関係まで視野に入れながら将来の展望を具体的にマインドマップに書きます。

 

このミッションステイトメントは毎年授業の終盤でやっています。

今日は一昨年に受講した学生たちのミッションステイトメントを教室の後ろに展示し、それらを参考にして書きました。

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他の人のマインドマップをじっくり見る機会はとても貴重です。セントラルイメージの書き方や発想の仕方などとても勉強になります。P1040929P1040931

 

いよいよ作業開始です!

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みなさんいつも以上に集中していて、セントラルイメージにたっぷりと時間をかけていました。

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来週は完成したミッションステイトメントを一人ずつ発表します!

どんなマインドマップができたのかとても楽しみですね♪

 

2016/1/13 マインドマップ 第12回

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします!

 

今日もグループに分かれてファシリテーションを行います。

テーマは人生にまつわる問題解決

簡単に言ってしまえば「人生相談」に乗って解決する方法をマインドマップで考えてみることです。

問題解決のためにプランを立てる→うまくいかない場合にモチベーションをどのように保つかを考えるというプロセスで相談者のキャリアに関する悩みを解決しましょう。

・相談者は不動産業者として数年間働いてきたが、本当の夢は画家になることでした。夢の実現こそが重要であると考えています。

問題解決する際に禁止事項があります。

①他の画家に助言を求めること。

②書物やインターネットで参考になるものを読む。

これら2つができないという状況は考えにくいですが、今回の課題ではこのように仮定し、これまで不動産業者として働いてきた経験や実績を生かして解決へと導きます。

少し難しそうですがみんなで考えてみました。

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まずは個人で考えます。

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いつも通りファシリテーターの進行で話し合いを進めます。P1040884

 

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マインドマップを示しながら自分の考えを発表します。P1040903P1040900P1040898

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模造紙にグループの意見を書き込んでいきます。P1040909

 

 

 

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このグループは貯金や、ネットを活用した宣伝方法で、なるべくお金を節約しながら夢の実現を目指すということでした。時間に余裕のある老後でもいいし、稼げないなら趣味と割り切ることも提案していました。P1040925

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ここでは不動産業で養った商談能力を生かし、人脈を広げることによって画家としての顧客も獲得していくプラン。P1040920

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セントラルイメージのような40代の男性を想定してプランニングしました。画家になるための出費として、画材やアートスクールへの投資は惜しまず、生活費を節約することを提案しています。P1040910

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このグループでは画家の仕事が安定するまで不動産業は続け、不動産の仕事の中で自分の絵を利用したりしながら自然とアピールし実力もつける作戦です。P1040917

いかがでしたか?

どのグループも現実的な意見が多く、お金の工面と才能を育てるためのプランをメインに考えているようでした。

貧乏でもいいからすぐに不動産の仕事を辞めて画家を目指す!!という冒険的な意見も期待しましたが、みなさんとてもしっかりしていましたね(笑)

 

来週は久々の個人作業になり、ミッションステイトメントをおこないます。お楽しみに!

2015/12/16 マインドマップ 第11回

こんにちは!早いもので、今日で今年最後の授業となります!!

本日は先週に続きファシリテーションをおこないます。

テーマは、

『クールジャパン』

クールジャパンという言葉がよく使われるようになりました。日本の良さ、特に映画・音楽・アニメ・ドラマ・ゲームなどのサブカルチャーに対して使われる場合が多いですが、

日本製品(車、家電)や産業、食文化、ファッション、現代アート、建築など幅広い分野に及んで用いられています。

また、日本古来の武士道に由来する武道、日本料理、茶道、華道、日本舞踊などのあらゆるものがこの言葉のなかに含まれる可能性があります。

 

2020年の東京オリンピックを機会に多くの外国人に日本へ来てもらい、クールジャパン=日本の良さを知ってもらうことを目的とした滞在型ツーリズムとしての産業を

ビジネスとして成り立たせていきたいと思っています。

架空の旅行社を作り、どんなプランが相応しいかチームで話し合い、事業企画を提案してもらいます。

旅行社の名前は各チームで決めます。

 

今回もあらかじめ決定していたファシリテーターが話し合いや作業を仕切っていきます。

 

 

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まずは各人で日本文化の良さやプランについて考えます。P1040838

 

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チーム内での発表。ファシリテーターの司会力が問われます!

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自然、文化、技術、娯楽をメインブランチにしています。

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提案された意見をマインドマップでメモしながら話し合いを進めます。

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チームでのプランが固まったら模造紙にマインドマップを書いていきます。

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みんなで手分けしてチームワークばっちり!

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セントラルイメージは今と昔を象徴する建造物を。とっても上手ですねー

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社名は「クールジャパンツーリスト」の頭文字から取ってCJT!いかにも旅行会社っぽいですねP1040869

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クールジャパンに対抗して「ホットジャパン」(笑)アクティブで元気なイメージのプランだからだそうです!

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今回もたくさんのアイディアが出されて充実したマインドマップが完成しました。

次の年明けの授業まで期間が開いてしまいますが、忘れてしまわないように毎日マインドマップを書くようにしましょうと先生がおっしゃっていました!

それではよいお年を!!

2015/12/9 マインドマップ 第10回

今日からファシリテーションをおこないます!

ファシリテーションとは?

これまでおこなってきたグループマインドマップでは特に役割分担を決めず、各グループで自由に作業を進めてもらいました。

今回はファシリテーターというグループ内の意見をまとめたり、話し合いを進めたりする進行役をあらかじめ決定し、ファシリテーターの主導の元にマインドマップを作成します。

ファシリテーターの役割はメンバーに質問し、その意見に同意したり、確認したり、それらの意見を構造化して整理し、最終的に結論を提示します。

個人での作業時間、グループでの話し合い、グループマインドマップの作成の時間の割り振りもファシリテーターが決めます。

 

無人島サバイバル

みなさんに話し合ってもらうテーマは『無人島サバイバル』です。

前回も登山中に怪我をした仲間を救出し、無事に帰る方法を考えてもらいました。

今回の設定はオーストラリアを目指して航海中の船が難破し、無人島に流れ着いた少年少女4人のお話です。

無人島は北緯25度の亜熱帯地帯です。

脱出の時に持ってきたものは6点。

  • 虫眼鏡
  • ライター
  • ナイフ
  • 安全ピン
  • ひも

住居の候補は

  • 洞窟
  • 穴を掘る
  • 石垣を積む

材料はヤシの木と竹があります。

水は川、雨、木の葉などから。食べ物は魚介類や小動物など。

これらの条件を考慮してこの島で生存する方法と脱出する計画を考えてもらいました。

 

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ファシリテーターから話し合いの流れについて説明します。

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スマホのタイマーを使って作業時間を区切っています。ナイスアイディア!

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話し合いの進め方などあらかじめメモにしていました。

 

おおまかな流れはこれまでと同じく、個人マインドマップ→グループ内発表→話し合い→グループマインドマップ作成→全体発表となります。

 

 

 

 

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衣食住と脱出方法の4本でメインブランチを分けています。

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ファシリテーターがみんなの意見をマインドマップに書き取ってまとめました。

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出された意見をポストイットに書いて構造化、見える化します。

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こちらもファシリテーターが意見を大きいポストイットにまとめ、それを参考にグループマインドマップを書いていました。

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このグループはファシリテーターが最初から模造紙にグループマインドマップを書いていました。右側のイラストは水のろ過装置です!

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ファシリテーターが指示を出しています!

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話し合いの時に描いたポストイットを元にグループマインドマップを書いています。P1040817

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イラストが多くてとてもわかりやすいです♪

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セントラルイメージは北緯25度の無人島の位置を表しています。

 

全体発表の様子です。発表することにもかなり慣れてきたようでみなさんとても上手に話していました♪

 

 

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住居は雨風をそのげる洞窟派が多くいましたが、中には洞窟に何か危険な動物が潜んでいるかもしれないので高床式の家を竹や木を使って作るというグループもいました。

食べ物は釣った魚や木の実、小動物を捕まえるなどの意見が出ましたが、海水から塩を取って味付けするというグループがいて感心しましたw

その他もたくさんの個性的な意見が出され、とても面白かったです。いつかここで考えたことが役立つ日が来るかも?!

来週もファシリテーションをおこないます。お楽しみに!

 

 

 

2015/12/2 マインドマップ 第9回

こんにちは。

今日も先週に続きグループマインドマップを作っていきます。

前回はマインドマップの活用法について考えました。一つに結論付けるというよりは様々な可能性を見出すことに意味のある内容でしたね。

今回はサバイバルゲーム。山で遭難した三人組が助かる方法を考えます。

手順は前回同様に個人でマインドマップを作りグループ内で発表した後、グループ内で話し合い一つの脱出方法を決定します。

 

登場人物は、

明くん:山登りのベテランで体力もあり、山岳マラソン大会などにも参加。

和夫くん:登山歴あり。明くんほど早く歩くことはできない。

弘くん:アウトドアスポーツ経験者。山登りに関しては初心者。

彼らの住む月見町から北海山の大正沢を経由して水沢町に到達する縦走計画を立てます。

しかし、大正沢まであと1キロの地点で和夫くんが沢に転落し足を怪我してしまいます。

元来た道を戻り月見町まで行くか、水沢町まで助けを呼びに行くか、林道に下りて助けを呼ぶか……。

三人無事に町まで戻るにはどのような方法を選択すればいいでしょうか?

 

また、このシナリオには食糧や水の残量、それぞれの道の状況などの細かい設定があります。

それらの情報を頼りに考えてもらいました。

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3人全員で移動するのか、誰か一人に助けを呼びに行ってもらうのかなどあらゆる可能性を考えています。

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セントラルイメージは救助を意味する浮き輪!

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グループ内での発表が終わり、グループで一つの解決方法を模索していきます。

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グループの意見を図に表しながらメモしています。

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書記がみんなの意見をマインドマップに書き込んでいきます。

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ブランチごとに担当を決めて描いていますね。

 

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P1040774 ポストイットを活用しています。

前回よりも話し合いからマインドマップに取り掛かるまでの時間が早くなったようでした。慣れてきたみたいです!

次はグループごとに発表です。

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発表を聞いてみると、ほとんどのグループが同じ解決方法を選んでいましたが、そこに至るまでのアプローチはそれぞれ違っていてとても面白かったです。

みなさんが選んだのは、「体力のある明くんは少しの水と食料で元来た道を戻って月見町まで助けを呼びに行ってもらう。弘くんは怪我をした和夫くんの看病をして助けを待つ。」という方法でした。

例年だと、少し危険だけど冒険して早く着く道を選ぶ!とか、運に賭けて車が通りかかるのを待つ!という方法も出ますが、今年のメンバーは安全第一のようです(笑)

 

来週からはファシリテーションを行います。

2015/11/25 マインドマップ 第8回

みなさんこんにちは。

まずは先週出された課題の発表をご紹介します。

ノートテイキングの練習として、テレビやラジオなどを聴き取りしてマインドマップにまとめます。

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虎ノ門ニュースから日本の男女格差について。

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東京オリンピックの話題です。

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授業開始から約2か月が経ち、マインドマップを書くのも発表するのもかなり上達してきました!

 

グループマインドマップ

今週からグループマインドマップを始めます。

これまでは個人での作業でしたが、グループで一つのマインドマップを作成します。

やり方は、まず個人でマインドマップを書き、その後グループ内でお互いの意見を発表し、それらをまとめながらグループで一つのマインドマップを書きます。

テーマは「マインドマップの活用法」

これまでのマインドマップを学んできて、マインドマップはどのようなことに役立てることができるのかということを考えてもらいました。

今回は個人での作業を20分、グループでの作業を40分に分けて行いました。

ここで重要なのは個人でのマインドマップをしっかりと書くことです。普通の話し合いでは積極的に発言する人の意見に流されてしまいがちですが、

マインドマップを使い、各人の考えやイメージを確立することで互いの意見を尊重することができます。

また、相手に伝える際、マインドマップを提示しながら説明することでその人の考えを可視化することになり、理解しやすくなります。

 

まずは個人でマインドマップを書きます。

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次に、グループ内で意見を発表します。

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いよいよグループマインドマップ!

ここからはどのようにして書いていくか作戦会議が始まります。

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男子3人のチームはとにかく行動派!ここが一番早く書き始めましたwP1040730

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P1040736 このチームは計画的。メモにメインブランチを書き、それを元に作成していきました。

 

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こちらはそれぞれの得意な部分を書き込んでいく自由型(笑)。自由にやりつつもバランスの取れたチームでした。P1040733

このようにグループによってマインドマップを書く戦略が違っていて見ていてとても面白かったです。

メインブランチは何本にするか。セントラルイメージは誰が書くか。ここのイメージはどんなふうに描いたらいいか。などみんなで意見を出し合って一つのマインドマップを完成させていきます。

最後に各グループのマインドマップを発表しました。

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障害者アートの企画にマインドマップを活用するという意見が興味深かったです。P1040748

 

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イラストが充実していて楽しい雰囲気のマインドマップになりました。P1040745

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国の政策や社会問題にも活用して解決しようという意見が印象的でした。

セントラルイメージのTシャツの中はグループのポリシーを象徴するものを書き入れました。

 

来週もグループマインドマップをおこなっていきます。お楽しみに!

 

 

 

 

2015/11/18 マインドマップ 第7回

こんにちは。本日もノートテイキングのワークをやりました。

今回はニュースの動画を聴き取りながらその内容をマインドマップで書き取る作業です。

報道番組『虎ノ門ニュース8時入り』で取り上げられた教育に関する2つの話題について。

一つ目は中学1年生の生徒がいじめを苦に自殺した事件。

この生徒が通う校長が謝罪したことは果たして正しいことなのか、責任は誰にあるのか、日本の学校教育方針と欧米との比較など。

番組内では、日本では学校の教師に教育を丸投げしている状況や、教育基本法の内容と実際に学校で教育している内容との歪みについて指摘していました。

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虎ノ門ニュースはYoutubeで視聴できます。

 

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ノートテイキングの際は細めのペンを使い、キャップなどはあらかじめはずしておいてすぐに書けるように準備しておきます。

 

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二つめは、早稲田大学の小保方さんの学位取り消し問題について。

博士論文の審査の厳しさと大学側の責任逃れ、教育者は学生を守らなければならない立場であることなどを話していました。

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聴き取った内容についてグループ内で話し合い意見をまとめてマインドマップにしました。

 

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代表者はみんなの意見をマインドマップで整理します。

 

最後に各グループの代表者が話し合いの結果を発表しました。

 

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動画の内容は25分間という少し長めの時間で、話のテンポも速かったですが、みなさんとても集中して取り組んでいました。

 

来週はいよいよグループマインドマップを始めます。

お楽しみに!

2015/11/11 マインドマップ 第6回

こんにちは。今日も課題の発表からご紹介します!

今週の課題はノートテイキングの練習として「本や新聞、雑誌などで読んだ文章をマインドマップにまとめる」です。

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「猫背を治す方法」について。セントラルイメージがわかりやすく、ブランチも上手に書けていますね。

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セントラルイメージは落下する卵で、EGG DROP甲子園という高校生の大会の記事をまとめてあります。

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こちらはアルバイトの実態調査に関する記事です。

 

記憶

今日のテーマは「記憶」です。

記憶のメカニズムに関するお話を聴き取りながらノートテイキングをしていきます。

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まずはマインドマップを考案したトニー・ブザンのプロフィールと、彼の知識や記憶に対するアプローチについて話されました。

トニー・ブザンが書いた記憶に関するマインドマップを見ると、セントラルイメージにはゾウのイラストが描かれていました。

欧米では、ゾウは記憶力の優れた動物として見なされているからだそうです。

問題点

次に、記憶することに関する問題点について各グループで意見を出し合いました。

・時間が経つと正確な記憶ではなく、変質してしまうことがある。

・誤認識、失念。

・精神的なショックなどが原因で忘れられない。

・環境や精神状態によって記憶力が左右される。

などの意見が出されました。

 

記憶のセオリー

人間の記憶とはどのように働いているのでしょうか?

そこで実際に記憶力を試すゲームをしてみました。

先生が言ういくつかの単語をすべて順番通りに暗記して、どれだけ覚えているか試すものです。

全体を通して、家、床、壁、ガラス、木、空など頭の中でイメージしやすく関連性のありそうな単語ですが、

その途中で意味のない音や人名が出てきたりします。また、同じ言葉が繰り返し登場しました。

 

最後に答え合わせをしてみると、最初の方の単語はかなり覚えていて、最後の方も比較的覚えていました。

また、途中で出てきた意味のない音や人名、反復された言葉も覚えていました。

これらの結果を整理したものが下に示したトニー・ブザンの” The Most Important Graph in the World “と呼ばれるものです。

Most-important-graph

The Most Important Graph in the World

縦軸が記憶力の高さ、横軸が時間。Pと示されたものはPrimacy Effect 初期効果で、初めてのことは印象に残りやすいことをいいます。

RはRecency Effect直近効果と呼ばれ一番最近提示されたものは想起しやすいことです。

VRはVon Restorff Effect といい、他とは違うものは目立つので記憶に残りやすいことを言います。

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学習後の記憶

このような記憶の仕組みをふまえた上で、3時間の授業を受けることを想定してください。

先ほどのグラフで考えると最初の30分と最後の30分は比較的覚えているかもしれませんが、その間の2時間分はほとんど記憶に残らないことになります。

この事態を回避するにはどうしたらいいでしょうか?

正解はこまめに休憩を挟むことです。

人間の集中力はだいたい50分ほどと言われています。

3時間の授業を50分ごとに区切ることで初期効果と直近効果の回数が増え、休憩することによって理解力が深まります。

また、新しく覚えたことはその時80%ほど記憶していても24時間で20%以下まで低下します。

なので昼間覚えたことを夜寝る前に復習することで記憶の定着をはかることができますね。

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