表現プロジェクト演習Q(佐渡のお祭に参加しよう!)
科目の概要
祭は地域を「つなぐ」といわれるが、なぜ祭は人々や家々、地域を支え、伝える力となっているのか、その意義を地域における実践活動を通して考える。
佐渡島の民俗芸能である鬼太鼓(前浜系)の伝承活動について、現地における調査・体験活動を通して、祭を支える地域の人々と共感しながら、祭や民俗芸能の持つ力を考える。
また、参加者の協同の力で芸能を伝える(つなぐ)意義を、自らの体験活動を通して考える。
科目のねらい
「きづく力」(課題を探求する中で、自分の役割とまわりの人たちの役割に気づき、協同で成果を築く能力)と、「つなぐ力」(協同力、対話能力)を涵養し、成果を社会に発信する。
学習の到達目標
現地における体験を通して、祭や民俗芸能の持つ地域をつなぐ連帯意識に対する理解を深める。
地域の人々や仲間の受講生と協力して活動し、「きづく力」と「つなぐ力」を身につける。
登録のための条件(注意)
事前学習会(2~3回学内における事前学習)、現地調査・体験活動を通してすべての時間に出席し、ほかの受講生との共同学習が行えること。
学習方法・学習上の注意
現地(佐渡市徳和浅生地区)における授業・調査・体験活動は、合宿形式で行う。
上記の活動は9月12日(月)~15日(木)の日程で行い、16日(金)に現地解散の予定。
宿泊費・交通費は原則大学負担の予定だが、一部個人負担をともなう費用もあり。
詳細は第1回の授業で説明するので、必ず出席すること。
授業計画
(1)ガイダンス(6月21日(火)5限 総合教育研究棟B251講義室)
(2)事前学習① 祭と鬼太鼓について(7月5日(火)5限 総合教育研究棟B251講義室)
(3)重要な事務連絡(9月9日(金)13:00~)
(4)事前学習② 鬼太鼓について(9月12日(月)現地 サンライズ城が浜)
(5)~(11)調査・体験 佐渡市徳和浅生地区(現地)
(12)~(15)徳和神社祭礼における鬼太鼓の門付け(集落の全戸を回る)
- 現地では、伝承者を代表して佐藤一冨・安藤真澄先生が指導・助言にあたる予定。
- 日程・体験内容などは予定なので、変更になる場合もある。