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【映像】「上映会」

みなさん、こんにちは。TAの柳沼です。

2月19日に表現プロジェクト演習H「映像」の作品上映会が行われました。今回はその様子をお伝えします。
全部で3作品上映されました。短い制作期間でしたが、どれも力作ぞろいでした。

1作目は『おくりびと』(9分)です。

↑ロッカーに死体を押し込んでいます。

「死体を運ぶ」という独特な脚本でしたが、とても喜劇的な作品に仕上がりました。死体役の演技が素晴らしく、講評でも高い評価をもらっていました。
またカット割りもとてもよく凝ってできていて、観客をあきさせない作品でした。
きちんと計画を立てて授業時間だけで撮影を終わらせることができたのも、この撮影班の素晴らしい点だと思います。本当にお疲れ様でした。

2作目は「浅葱色の告白」(7分)です。

すべてコマ撮りで撮影されました。
登場人物の「みどり」が彼女に好意を寄せる「あおい」を振り回すシーンの数々がとてもおもしろかったです。
「みどり」と「あおい」の恋愛模様を鮮やかな色彩とともに表現しています。

コマ撮りの特徴を生かした瞬間移動や浮遊など、さまざまな趣向が凝らされていて見ていてとても楽しかったです。また画面の色彩も鮮やかで、撮影自体は冬なのですが春のようなさわやかさを感じました。
コマ撮りなので撮影だけでなく編集も大変だったと思います。音楽のチョイスもとても素晴らしかったです。
また声を使った演技をしないで感情を表現する工夫がよくできていたと思います。本当にお疲れ様でした。

3作目は「ココロbot」(30分)です。

さまざまな場所でロケを行いました。まずは学校。
こちらは実際にあるお店をお借りして撮影しました。
万代です。
こちらは食堂です。
事故に遭うシーンはとても迫力がありました。
終盤の感動的な場面です。

30分の大作でした。何よりもまず、作り上げたということがとてもすごいことだと思います。
そして主演2人の演技がとても素晴らしかったです。30分があっという間に感じたのは、この2人の演技力あってこそだと思います。
演出や編集もとても凝っていて、「心の声」が聞こえるという難しい設定も演出が工夫されていてわかりやすかったです。
各役割を担当した人たちすべてが大変な努力をしたと思います。熱意と努力が伝わってきた素晴らしい大作でした。本当にお疲れ様でした。

最後にみなさんから一言ずつ講評をいただきました。

違った毛色の3作品が作成され、私も映画作品の奥深さを感じることができました。どの作品もとてもよかったので、受講生のみなさんには機会があればまたぜひ作品づくりにチャレンジしてほしいと思います。

上映作品はすべてDVD化されて受講生に配布されました。これでいつでも見られることができます。私もいただけたのでとても嬉しいです。

これで「映像」の授業がすべて終了致しました。
担当の井上先生と鈴木先生、そして受講生のみなさま、本当にお疲れ様でした。
これにて授業報告を終了させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

TA 柳沼

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