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表現プロジェクト演習C(日中文化比較)

科目の概要

雪国新潟の暮らし、その暮らしの中で育まれた話について、現地調査を行ない、地元の方からお話をうかがう。日本人学生と留学生が、それぞれの生活体験に基づきながら、討議し、協同の作業を通して、相互理解を深める。留学生の出身地の暮らしとの比較の視点をまじえた「新潟の昔話」に関する冊子を作成する。昨年度に引き続き、現地調査は小国町を中心に行う。

科目のねらい

「きづく力」(課題を探求する中で、自分の役割とまわりの人たちの役割に気づき、協同で成果を築く能力)と、「つなぐ力」(協同力、対話能力)を涵養し、成果を社会に発信する。

学習の到達目標 

現地調査の見学、地元の方の話を通して、雪国新潟の暮らしへの理解を深める。各自、自分のテーマを決めて、調べ、自分なりの解答をまとめる。

登録のための条件(注意)

土曜ないしは日曜に実施する現地調査を含め、すべての時間に出席し、他の受講生と共同作業が行えること。アルバイトを理由とする欠席は認めない。日程は、小国町の語り手の都合に合わせるため、シラバスの予定とは違ってくる場合もある。

学習方法・学習上の注意

現地調査は、往復に時間を要するので、1日予定を開けておくこと。
調査のまとめなど、仲間との共同作業では、授業時間外の作業が必要になる場合もある。

授業計画 

1回 授業概要の説明。受講生全員の自己紹介。
2回 昔話についてーー1:昔話とは。世界の昔話と新潟の昔話など、昔話全般の紹介。
3回 新潟の昔話についてーー2:概要紹介。
4-5回 雪国新潟の暮らしについて(新潟県立歴史博物館展示見学と長岡市小国を訪問)
(特別日程で二回分を一日で実施)
6,7回 見学内容についての討議、まとめ。
8回 農村訪問に向けての準備-1。
9,10回 農村訪問、語りをきく。(長岡市小国訪問)
10回ー11回 見学内容についての討議、まとめ。
12回 農村補充調査に向けての準備-2。
13,14回  農村補充調査(長岡市小国訪問と長岡民話の会例会聴講)
15回 実地調査の結果を整理し、報告書にまとめる。

小国の語り手の方の都合、長岡民話の会の予定に合わせるため、具体的な日程は開講後に決定する。

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