TAの針井です。
2回目の授業では、まず本ができるまでの流れをプリントを使って説明を受けました。
次に二人一組になって、前回書いた偏愛マップを使って簡単な自己紹介をしました。
その後、今回のメインとなるブレイン・ストーミングを行いました
ブレイン・ストーミングとは、一言で言うとアイディア出しです。実際の企業内では、一人が1時間に100個くらいのアイディアを次々に言っていくそうです。それを5~6人のチームで行うため、たくさんのアイディアが出てきますが、実際に採用に値するものは、せいぜい1つか2つ程度だそうです。
授業では30分くらいで一人20個を目標に頑張りました。
ルールとして、
・相手のアイディアに対して否定的なことは一切言わない。
・相手を褒める(ことで自然と会議が盛り上がるため)。
・思いつきでいい(例えば、「1ページをたくさんの5円玉の写真で埋めるのっておもしろくない?」のように)ので、遊びのつもりで取り組む。
という説明を受けました。
アイディアは、付せんに書きとめておきます。
それが終わったら、アイディアのカテゴリー分けです。一枚の紙の縦軸は(例えば)「大人向け―子供向け」、横軸は「まじめ―お笑い」として、その紙の上に先程の付せんを分類して貼り付けていきます。
付せんを貼りつけていますね。
最後に、左上、右上、左下、右下それぞれの区画からベストだと思うアイディアのうち1~3個に印を付けて、それらを情報共有のためにみんなの前で発表しました。いくつかのアイディアを組み合わせて一つにしてもいいのです。
おもしろいアイディアがたくさん出てきました。
最後に講師の鈴木先生が、「思いつきは大事だが、ただそれだけで終わるとただのおバカさんですよ」ということと、「アイディアは考えれば考えるほど出てくるので無限大なのです。このやり方は卒業論文にも役に立つし、すぐにできるようになると企業の採用試験の面接で、おもしろいことを言えるようになりますよ」と仰っていました。
あるグループの付せんです。
個人的には、左下にある「変身!!」というアイディアがすごく気になりましたが、発表では触れられていませんでした。