ホーム2020年度 ≫ 表現プロジェクト演習G(マインドマップ)

表現プロジェクト演習G(マインドマップ)

科目の概要

マインドマップⓇを使って理解力・整理力を高めます。
うまく整理されると記憶力が向上してきます。
アイデアとは「既知の要素」の「新しい組合せ」とジェームス・W・ヤングは言っています。

既知の要素(理解力・整理翌+記憶力)で基礎をしっかりと造りながら、発想力を高めている講義内容です。

これはイギリスのトニー・ブザン氏によって開発された思考方法です。
脳は無限大の可能性を秘めていますが、実際に使われている部分はわずかです。

脳の様々な部分を使って創造力を高める方法を習得して実践する講座です。

科目のねらい

「きづく力」(課題を探求する中で、自分の役割とまわりの人たちの役割に気づき、協同で成果を築く能力)と、「つなぐ力」(協同力、対話能力)を涵養し、成果を社会に発信する。

学習の到達目標

第1段階
メンタル力のアップ:キーワードやイメージを使って、発想力を高めるをするワーク(Note Taking)を行って、理解力・整理力を向上させます。

第2段階
学ぶ力のアップ:ノートテーキング(Note Taking)によって講義や読書の内容をしっかりと理解して『既知の要素」のストックを増やしていきます。

第3段階
伝達力のアップ:自分の考えを伝える。他人の考えていることやそのプロセスを理解してグループのパワーを形成していきます。

第4段階
枠を超えた思考:「既知の要素」+「新しい組合せ」によるアイデアの誕生です。

登録のための条件(注意)

定員15名で履修希望人数が定員を超えた場合は第1回目の授業で抽選にて決定します。

学習方法・学習上の注意

講義には専用のカラーペン(12色)とスケッチブックを購入して頂きます。2,500円
その他色鉛筆・クレヨン等を使いますが講師が用意しますので購入する必要はありません。

授業の中で作成する成果物は購入したスケッチブック、当方で用意したA3用紙、模造紙を使って行います。

授業計画

1~4回目 放射思考と全脳思考を学習して個人で発想力を高める手法(ノートメイキング)を学び、グループで発表をします。
5~6回目 読書や講義のノートをとる(ノートテイキング)方法を学び実践します。
7~8回目 個人で作成したマインドマップⓇをグループ内で議論してグループ全体のマインドマップⓇを作成します。
9~12回目 マインドマップⓇを使った問題解決をグループで行います。ファシリテーションの技法を使います。
13・14回目 90分の授業2回をまとめて3時間の特別講座を行います。(注:開催日は土曜日に行います)。
15回目 マインドマップでミッションステートメントを作成して発表します。

  1. 講座の進め方を紹介します。考えると言うことに対する問題点を各自で認識します。放射思考を使ってワークを行い止まらない発想のやり方を学びます。キーワード Guess? メンタルブロック 子供のように
  2. 脳の様々なカ所を使う必要性を認識します。色や形、イメージ等々普段思考するときに使っていない部分を使うことによって脳に(思考に)与える影響を学びます。
  3. 全脳を使いマインドマップⓇをかくために必要な7つのルールを学びます。また初めて時間をかけたマインドマップⓇ作成を行います。
  4. マインドマップⓇがどのようなところで役立っているかを学びます。ノートメイキングのワークを行います。
  5. ノートテイキングにおいて注意することを学習します。自分で理解したことをイメージで表すことの重要性を学びます。
  6. ノートテイキングのワークをいくつか行います。ノートテイキングは他の授業でも使える手法ですのでポイントを繰り返し学習します。
  7. Most Important Graph in the World(記憶に於ける脳の特徴)を講師が説明します。受講生はこれをノートにとります。第6回目は読書に於けるノートテイキングの重要性を学びましたが、今回は話を聞きながらノートをとるポイントを学習します。
  8. 個人レベルのマインドマップⓇ作成の集大成を行います。
  9. 今回よりグループマインドマップⓇの実践を行います。与えられた課題を個人のレベルで考え、アイデアを出します。各自でアイデアを発表した後、グループで議論してそれぞれのアイデアを一つのテーマに絞ってマインドマップⓇを模造紙にかきます。かいたマインドマップⓇをもとにグループ毎で発表します。グループマインドマップⓇ作成のポイントはチームで同時に作成することです。
  10. グループマインドマップⓇで問題解決のワークを行います。作成のプロセスは第9回と同じで行います。個人の考えたプロセスを発表することで他人の意思決定プロセスを受け入れることができるようになっていきます。これを「思考の見える化」といいます。
  11. 第10回までは進行役を特に決めませんでしたが、今回からファシリテーターを決めて個人の考えを、傾聴する、同意する、確認する、質問することから議論の拡散、そして整理をして収束に持って行き問題解決をするプロセスを実践します。ファシリテーターのリーダーシップ発揮が重要ですが、他の参加者のフォローもとても大切です。マインドマップⓇを使って議論の「見える化」を体験し問題解決を行います。
  12. 前回とは別なファシリテーターによって問題解決・意思決定のワークを行います。キーワードは議論の「見える化」です。
  13. 第13回、14回は一緒に3時間の講座として行います。開催場所をときめいと(新潟大学駅南校舎)に移して、社会人と一緒にマインドマップⓇを使ってワークを行います。開催期日は第1回目の授業で発表します。
  14. 第13回と一緒に行います。
  15. 予め作成してきたものを使ってミッションステートメントを発表します。
  • お知らせ
  • 表現プロジェクト演習の特徴
  • 授業科目
  • 過去の授業科目
  • 新潟大学人文学部GP(2010-2012)
  • GPの概要
  • GP実施計画
  • GP事業とは
ページの先頭へ戻る