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表現プロジェクト演習I(映像アーカイブ)

科目の概要

地域にねむる写真や動画などの映像や、さまざな音源を発掘し、デジタル化してアーカイブ化するという作業は、一見すると、過去の映像を大切に保存するだけのように考えられがちですが、必ずしもそれだけではありません。実は日常生活に散在しながら、隠れてしまっている映像を再発見することで、自分たちの生活や文化を見直し、新たな感覚や気持ちや感情を地域のなかで再創造するという、地域文化を新しい観点からプロデュースする試みであり、同時に、世界に向けて発信する試みなのです。

この授業では、地域映像アーカイブの考え方について体験的に学ぶために、新聞、写真や動画などの整理保存の方法を学び、実際に現地での調査もします。さらに、展覧会や上映シンポジウムに参加したり、ネットでの公開のための作業をするなどの学習をします。

理屈ではなく、体で覚えるがこの授業の目標です

科目のねらい

「きづく力」(課題を探求する中で、自分の役割とまわりの人たちの役割に気づき、協同で成果を築く能力)と、「つなぐ力」(協同力、対話能力)を涵養し、成果を社会に発信する。

学習の到達目標

デジタル映像アーカイブとは何か、その考え方と、保存、発信するための方法を習得する。

登録のための条件(注意)

授業時間以外でも作業をする時間が必要となります。また、ワードやエクセルなどのソフトを使います。これらのソフトを各自自分で操作を学習しておいて下さい。

学習方法・学習上の注意

グループワークに協力し参加すること。授業外の時間にも、新潟県立図書館、生涯学習推進センターなどの見学の他、課題を遂行するにあたって様々な活動を行う必要がある。また、自らの手足を動かし、身の回りにあるものを創意工夫しながら活用してゆく積極性が必須である。

詳細については授業内で指示する。

授業計画

第1回 ガイダンス 10月2日(金)4限 総合教育研究棟F677にて内容の説明をしますので,受講希望者は来て下さい。
なお、最初の3回は、基本的な考え方ややり方を教えます。その後は、現地で実際に映像アーカイブのフィルドワークを行います。
第2回・第3回・第4回 については、デジタルアーカイブの概要をレクチャーする予定です。

その上で、実際の現地での演習を行います。
第5回〜第7回
第8回〜第10回
第11回〜第13回
第14回〜第15回
なお、授業の登録は金曜4限となりますが、現地での作業日は、3限分ごとにまとめて行う変則的な授業プログラムになっています。なるべく、土日など他の曜日と重ならないように考慮して、実習を行いますが、受講する学生はこの点について、留意してください。

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