表現プロジェクト演習U(マンガ・アニメを中心にした街づくり)
科目の概要
本授業は日本アニメ作品の原画や絵コンテなど製作の現場から直接入手、寄贈された貴重な資料に触れつつ、それらのアーカイビングを行います。各々の資料に関する作品の題名など情報を調べ、まとめながら、それぞれの作品が生み出されるまでのプロセスを実証的に確認することで、モノとしての資料が語る日本アニメの現場、歴史、スタイル、美学への知識を主体的に獲得します。また、10月下旬に新潟市内で開催されるアニメ関連催事に参加し、アニメと受容者の多様な関わりを学びます。
科目のねらい
「きづく力」(課題を探求する中で、自分の役割とまわりの人たちの役割に気づき、協同で成果を築く能力)と、「つなぐ力」(協同力、対話能力)を涵養し、成果を社会に発信する。
学習の到達目標
- アニメ制作現場で使用された各種資料に触れながら、その保存の意味や方法を実践的に学ぶ。
- 各種資料の分類、同定、調査を通して自ら主題や疑問を見出し探求できる。
- 各種資料を通してアニメ制作のプロセスを理解できる。
- アニメ関連催事に参加し、アニメ受容者の主体的役割や社会的なかかわり方を経験する。
登録のための条件(注意)
紙やセル素材の貴重な資料を取り扱いますので、慎重な態度が要されます。
学習方法・学習上の注意
授業計画は授業開始までに変更される可能性もあります。聴講希望者は、インターネット上のシラバスで新しい情報を参照してください。
授業計画
- 10月7日 ガイダンス、渡部英雄先生(アニメ演出家、湘南工科大学)によるゲスト講義
- 10月14日 アニメーション製作資料および機材の開示
- 10月21日 アーカイビング
- 10月28日 アーカイビング
- 11月4日 アーカイビング
- 11月11日 アーカイビング
- 11月18日 アーカイビング
- 11月25日 中間発表(進行の報告、見つかった主題の発表)
- 12月 2日 アーカイビングと主題研究
- 12月9日 アーカイビングと主題研究
- 12月16日 アーカイビングと主題研究
- 12月20日 アーカイビングと主題研究
- 1月20日 アーカイビングと主題研究
- 1月27日 アーカイビングと主題研究
- 2月3日 最終発表