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表現プロジェクト演習R(震災復興と地域づくり)

科目の概要

中越地震で大きな被害を受けた十日町市飛渡地区は、外部のボランティアや支援者の力を借りながら、地域の魅力を再発見することで復興の取組を進めてきた。現在では都会からの移住者も生まれているが、定住するためには職業(収入)の獲得が大きな課題である。本演習では「食と農を考える飛渡の会」の取組にスポットを当て、飛渡地区の農家・十日町市内の飲食店・地域おこし協力隊と協働して、今後いかにこの取組を推進するかについて考えていく。

科目のねらい

「きづく力」(課題を探求する中で、自分の役割とまわりの人たちの役割に気づき、協同で成果を築く能力)と、「つなぐ力」(協同力、対話能力)を涵養し、成果を社会に発信する。

学習の到達目標 

  1. フィールドワークと講義を通じて日本の中山間地の現状と課題を知る
  2. 実際に地域づくりにかかわる人びとと協働する中で、現場感覚と社会性を身につける
  3. 受講生が共同で地域づくりのプランを考え、地元の人びとに提案する

登録のための条件(注意)

土曜ないし日曜に実施する現地フィールドワークを含め、すべての時間に出席し、他の受講生との共同作業が行えること。アルバイトを理由とする欠席は認めない。

学習方法・学習上の注意

現地フィールドワークは、往復に時間を要するので、1日予定を空けておくこと。提案の作成や調査のまとめなど、仲間との共同作業では、授業時間外の作業が必要になる場合もある。

授業計画 

第1回 授業概要の説明、受講生全員の自己紹介(10/4)
第2回 中越地震からの復興について/中越地震からの池谷集落の取組について(10/11)
第3-4回 フィールドワーク 飛渡地区の野菜販売体験と関係者ヒアリング(10/20・日)(*フィールドワークは、2回分を1日で実施)
第5回 フィールドワークの振り返り、飛渡地区へ何ができるかの議論(10/25)
第6回 飛渡地区への提案プログラムのまとめ(11/8)
第7-8回 飛渡地区への提案と地元の方々とのディスカッション(11/16・土)
第9回 フィールドワークの振り返り、今後の活動計画作り、役割分担(11/22)
第10-11回 フィールドワーク 活動計画と役割分担に基づいた活動(12/8・日)
第12回 フィールドワークの振り返り、最終提案まとめ(12/13)
第13-14回 フィールドワーク 飛渡地区、十日町市内の飲食店の方々への最終提案、ディスカッション、交流(12/22・日)
第15回 成果物作成に向けて(1/10) 
第16回 レポート提出・反省会(1/31)

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