表現プロジェクト演習S(パフォーマンス制作)
科目の概要
この授業では、自己と社会との関係を考える柔軟な思考とコミュニケーションの場としてのパフォーマンスの役割に注目し、自分自身の身体や身近な日常を素材としながら、演劇・美術・ダンス・文学等の芸術ジャンルの境界を超えた複合的なパフォーマンス作品をグループで制作します。
科目のねらい
「きづく力」(課題を探求する中で、自分の役割とまわりの人たちの役割に気づき、協同で成果を築く能力)と、「つなぐ力」(協同力、対話能力)を涵養し、成果を社会に発信する。
学習の到達目標
さまざまな表現要素の働きを理解し、応用できるようになる。
グループ作業を経験し、コラボレーション力を高める。
実社会の中で応用できる、超域的・複合的な発想に慣れ親しむ。
登録のための条件(注意)
複合的なアート作品の制作プロセスに興味のある全ての学生対象(経験不問)。短期間での集中的な作品制作になるので、全ての授業に参加できる人。
学習方法・学習上の注意
*プロセスが重要な授業です。時間厳守し、必ず全ての授業に参加して下さい。
*身体を動かしますので、初回から動きやすい服装を準備してきて下さい。
*グループでの作業が授業時間外に及ぶ可能性も含め、授業期間中のプロジェクトへの積極的な参加が望まれます。
*準備学習の具体的内容については初回授業時に指示します。
授業計画
詳しいシラバスは開講時に配布します。授業では下記の内容をカバーします。
パフォーマンスの歴史と現在
身体のエクササイズ
声のエクササイズ
空間とオブジェのエクササイズ
音のエクササイズ
テクストのエクササイズ
五感のエクササイズ
場とサイト・スペシフィック
観客との関係性/インタラクション
パフォーマンスにおける<時間>
パフォーマンスとテクノロジー
素材の収集・分析・展開
パフォーマンスのデザイン
作品の制作/リハーサル
作品発表・合評会