平成22年度_超域文化論(ファイバーワーク)
2010/5/11 第四回目
みなさんこんにちは!今週も笠原が授業の様子をご報告したいと思います。
今日はゴールデンウィークを挟み、2週間ぶりの授業でした。前回一名の学生が機織り機に糸をセットする途中でタイムアウトとなりましたが、今週は3名の学生が機織り機に糸をセットする作業を行いました。機織り機が3台しかないので、他の学生は本番に向けた作品のデザインを考えたり、木枠を使ってコースターを作ったり、糸を整経したりしました。
これは木枠でコースターを作っているところです。
イメージマップを使って本番の作品の案を練っています。
先生が糸をセットしています。
糸のセットに重要なことは集中力です。こんなに細い糸を順番にセットしていくのは本当に大変な作業なんですよ!
作業の合間に先生が持ってきてくださったカーテンのサンプルを拝見しました。模様や編み方によって値段が全然違うんですよ。
今週も残念ながら糸を織る姿をお伝えすることができませんでした。来週こそはお伝えできると思いますので、皆さんお楽しみに!
2010/4/27 第三回目
みなさんこんにちわ!今回は笠原が授業の様子を紹介します。
第一回目のブログでは今週から機織り機で作品を織り始めるとお伝えしましたが、残念ながら今回織る段階には至りませんでした。というのも、機織りのための糸を巻く作業に思った以上に時間がかかってしまったからです。
購入直後の糸はこのような状態です。
この糸を丸く巻き直します。
ちなみに上の写真の糸は特別な機械で巻いたものです。
今回は糸の数が多かったため、学生が二人一組になって手作業で巻き直しました。糸の巻き方ですが、糸をさばいた後にひたすら巻いていきます。
上手く巻けてますね。
巻き終わった糸です。
全員の糸を巻くのに授業時間を目一杯使ってしまいました。
この後、2人の学生が糸の整経作業を行いました。
先ほど巻いた糸を木枠に巻き付けていきます。糸がとても細いので集中力のいる作業ですね。
整経後、糸を機織り機にセットします。
糸を2本ずつ機織り機に通しています。本当に地道な作業ですね。
今回はセットの途中でタイムオーバーとなってしまいました。次回の更新の際には、機織り機で実際に作品を作っている様子をお伝えできると思います。
お楽しみに!
2010/4/20 第二回 展示場探し
こんにちは。ファイバーワークのもうひとりのTAの相崎と申します。よろしくお願いします!
第2回ファイバーワークでは、作品を展示する場所を探すため、大学の外へ出た授業となりました。
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まず向かったのは「りゅーとぴあ」。しかし残念ながらちょうど良いスペースが空いておらず断念することに…。
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次に向かったのは西堀にある「蔵織」。
こちらは明治に建設された蔵つきの日本家屋がそのまま利用されており、写真や美術などのジャンルを問わない
様々な作品展示ができる場所です。ちょうど「第2回 木のおもちゃ展」が開かれていたため、そちらも見ながら中を見学させて
いただきました。
中は、今では珍しくなったと思われる純粋な日本家屋で、見ているだけでも落ち着く空間になっていました。
オーナーの志賀さんも親切な方で、見学する私達にいろんな説明をして下さいました。
しばらく見て周り、自分達の工夫次第でいろんな展示方法ができるという点をふまえ、作品の展示場所は「蔵織」に決まりました!
どんな展示会になるのか今から楽しみです。
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そして大学へ戻った後、自分達が織る糸の色を選びました。一人2色まで選び、全員が違う色を選ぶように決め、解散となりました。
いよいよ次回から作品作りに入ります!
(今回の様子を写真に撮ってありますので、また更新します!)
2010/4/13 第一回目
みなさんこんにちは!
今回この「ファイバーワーク」の授業を紹介することになりましたTAの笠原です。
「ファイバワーク」とは繊維や糸、布などを用いて表現する作品のことを指します。講師の小飯塚眞理子先生は世界的に活躍する新潟市出身のファイバーワークアーティストで、市内でも個展を開いていらっしゃいます。先生は哲学や宇宙など、形の定まらないものをテーマに作品づくりをすることが多いそうです。みなさんもどこかで先生の作品を目にしたことがあるかもしれませんね。
本日は初回ということで、小飯塚先生と学生による自己紹介が主でした。「ものづくり」に興味があるので受講したという学生が多かったですね。そして自己紹介する学生ひとりひとりの話を熱心に聞いていらっしゃった小飯塚先生の姿が印象的でした。
再来週からはいよいよ機織り機を使って、スカーフやハンカチを織り始めるそうです。どのような作品が出来上がるのか楽しみですね!
それでは次回の更新をお待ちください。
2010/3/26 超域文化論(ファイバーワーク)
サイトを公開いたしました。
新年度からレポートを掲載していく予定です。