2014年度_授業報告_表現プロジェクト演習(佐渡のお祭に参加しよう!)

2014/9/15 佐渡合宿4日目

本番当日です!
朝5時に宿を出発し、夜の練習でお世話になっている浅生の集会場へ。
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そこで、鉢巻、襟に「浅生組」と入ったハンテンを借りて着替えをし、
バチを持って準備をしました。
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お神酒がふるまわれ、お祓いの後いざ出発です!

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まずは集会場で最初の門付けです。ここから100軒近く練り歩きます。


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(まだまだ余裕がありそうな様子ですね)
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休憩のとき以外は途切れさせることなく太鼓を打ち続けます。
道中は「ドーン…ドーン…」と打つだけですが、
家が近づいてくると途端にリズムは軽快になり「ドドーン、ドドーン、ドドーン」
そして毎日練習をしてきたリズム「ドンドコドコドンドンドコドンコン」が始まります。

 

 

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おハナ(お祝儀)をいただいたら、太鼓による裏打ちに合わせて舞います。
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(鬼がバチを踊っているところです)

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門付けへ行った先では、振る舞い酒や料理をいただくこともありました。
そのおいしさは忘れられません!

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また、移動中の黄金色の棚田やおけさ柿、雄大な日本海が広がる佐渡の大自然には目を奪われました。

正午に御旅所で鬼太鼓とお神輿、大獅子が合流して午前の部は終わりです。
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(みんなでお昼です)

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午後からもひたすら太鼓を打ち、移動する…の繰り返しです。

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夕方は、大椋神社で奉納です。ここでは、大学生もナギナタを舞いました。
奉納が終わるころにはすっかり日も落ち、辺りは暗くなっていましたが、
まだまだ門付けは続きます。
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提灯の灯りをたよりに練り歩きました。

そして、ようやく出発地点である浅生の集会場に戻ってきたのは夜の11時。
疲労困憊で手はマメがつぶれてばんそうこうだらけですが、
しっかりとした足取りで帰ってきました。
全行程をやり遂げた学生たちは満足感や達成感を得ていたのではないでしょうか。

連日の練習を含めて、この佐渡のお祭りに参加させてもらったことで、
地域の一体感を知る機会にもなり、また、祭りにかける熱い思いがその一体感を生んでいるということを、
経験したからこそ学ぶことができました。

2014/9/14 佐渡合宿3日目

今日も午前中、屋内で太鼓の練習をしました。
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さすがに3日目となると、慣れてきた反面、疲労の色が見え始めました。
また、毎日朝から晩まで太鼓を打っているため、
手にはいたるところにマメや水ぶくれが…
稽古以外の時間にも自主練をしているためでしょう。
本番は明日なので、マメとも闘いながら練習です!

本番は練り歩きながら太鼓を打つので、
太鼓を担ぐ役と動きながら打つ役に分かれての練習もしました。
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(太鼓を担いでの移動は重そうですね)

みんなが稽古をがんばっていたので、この日の午後の練習は少なめで、
散策を多くとりました。
まずはじめに訪れたのは、北雪酒造です。
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夜練での合間にふるまわれているおいし~お酒の製造工程を見学しました。
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次の場所へ向かう前に練習。
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そして、となりの地区である莚場(むしろば)まつりを見学させてもらいました。
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明日は私たち自身が1日かけてする門付けを間近にし、
その迫力に圧倒されました。

夜の練習は、宵宮なので最終確認の稽古をして早めに終わりました。
いよいよ明日は本番です!

2014/9/13 佐渡合宿2日目

今日は午前から練習です。
昨晩の集会場でお世話になった方も来ていただき、
太鼓の稽古がスタートです!
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(交代で叩きつづけることに慣れてきました)

 

順番を待っている間はタイヤでリズムをとります。
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午後からは練習場所を外に移しました。
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(宿の前のほうをお借りして練習します)

 

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夜の練習も外だったのですが、屋内での太鼓の響き方と外とではまるで違うのです。
屋外でも響くように力強く太鼓を叩きます。
太鼓の練習に一区切りつけて、今度はナギナタの練習です。
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ナギナタ組と太鼓組に分かれて猛稽古!
学生たちの裏打ち(太鼓でリズムを刻み続けること)に合わせてなぎなたを舞うのですが、
なかなか最後の決めポーズがあいません。
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踊っては話し合い、アドバイスをもらうことを何度も繰り返していました。

休憩をはさんで、場所を宿の裏に移してまた練習です。
先ほどと交代で、昨日習ったナギナタを必死に覚えます。
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(なかなか足が上がりません…)

そして夜の練習へと繰り出します。
この日の夜も地元の方々の熱心なアドバイスでスキルアップをしていきます。
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太鼓の裏打ちだけでなく、昼間に練習したナギナタも舞います。

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そして、子供たちからは小さなバチを使った内ち子の芸を教わっている人もいました。
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昨日よりも上手になっている、と地元の方々に声をかけられた人もいて、
昼間の練習の成果が出ている、と意気揚々となっていました。

2014/9/12 佐渡合宿1日目

待ちに待った佐渡合宿の日がやってきました。
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フェリーに約2時間半乗り、両津港に到着後、
バスに1時間揺られてたどり着いたのは、
これから4泊5日滞在する赤泊にあるサンライズ城が浜です。
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宿の裏は海岸が広がっているのでいつでも海へ入れますよ!
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一息ついてから、宿泊施設内にあるミーティングルームで
私たちに鬼太鼓を教えてくださる安藤真澄先生をはじめとする現地と方と
顔合わせをしました。
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自己紹介の後は浅生の鬼太鼓について教えていただき、早速太鼓の練習です。
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(太鼓の断面て裏と表でちがうんだ~)

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事前の打ち合わせのときに、太鼓のリズムを練習してきた学生たちですが、
安藤さんの太鼓の音を前にして一同騒然!「練習してきたリズムとちがう!!!」

それもそのはず、安藤さんの力強い打ち方や音、リズムには「色」が付けられています。
学生たちもそのリズムとテクニックを必死で覚えようとしますが、
まったく体がついていきません。
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(指導は一人ひとり丁寧にしていただきました)
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(まずは一人ずつ基本のリズムを確認しながら)
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(慣れてきたら途切れさせないように全員で交代しながら打ちます)
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不安を抱きながら初めての練習を終えました。

練習後は夕食まで、散策です。
大椋神社までの道のりを池田先生ガイドのもと、歩きました。
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(海岸線にて。虹も出てました!)

そしてお待ちかねの夕食!
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稽古に散策とおなかが減って仕方がなかったので、
佐渡のおいしい豪華な料理に舌鼓を打ちました。

夕食後もリラックスすることなく稽古です。
夜の練習は浅生の集会場へ行き、地元の方々と一緒に練習です。
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昼間練習した成果を発揮するものの、まだまだ練習が必要なようでした。
そんなときは一人ひとりに丁寧に指導やアドバイスをしていただき、
学生たちはコツをつかんでいきました。
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(ナギナタも少しだけ教わりました)
練習の途中、お酒やお菓子をふるまっていただき、
大人の方や子供たちとも打ち解けて和やかな雰囲気でした。

2014/7/8 映像で学ぶ佐渡のお祭り

2回目は、祭りの文化を民俗学的に学びました。

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池田先生からの鬼太鼓の説明を聞いています。

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鈴木先生からは、太鼓の基本的なリズムを教えてもらい、
その場で練習をしてみました。

そして、去年の映像を観ました。

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日中だけでなく夜にも行われる練習風景や
お祭り当日の流れのを聞きました。

とにかく体力勝負であることを強調されてましたので、
受講生のみなさんは、
おそらく佐渡合宿へ行くまでに体力づくりをしてくることでしょう。

最後に、中本先生からお祭りについてのお話を伺いました。

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次回はいよいよ佐渡へ向かいます。

2014/6/24 佐渡のお祭りに参加しよう!授業の概要説明

表現プロジェクト演習Q「佐渡のお祭りの参加しよう!」のTAをします羽田です。

第1回目の今日は、9月に行われる佐渡でのお祭りに向けての説明でした。

この授業は、祭りが地域を「つなぐ」役割をしていることを、
現地へ行き、調査・体験活動を行うことで共感しながら考えていきます。

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担当の池田先生と鈴木先生から去年の様子をうかがいました。

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そして、実際の祭りの様子を映像で観ました。

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実際の映像を見ることで、
自分たちがどのように祭りに参加するのかを想像できたようです。

次回は祭りがおこなわれる地域について学びます。

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