第一回目

こんにちは。今回超域文化論(サウンドトラック)のTAの担当となりました劉コウと申します。よろしくお願いします。

この授業は、ビデオ映像の撮影、編集、サウンドトラックデザインを通して、映像表現において、聴覚要素は、いかなる視覚要素に影響を与えるかについて探る授業です。そして、授業中の共同作業、個人作業を通して、協同力、対話力を涵養することも授業の目標になります。

担当の先生は今カナダに在住のアーティスト高橋幸世先生です。授業の最初に、各自の所属、いま気になっていること、ハマっていることについて簡単な自己紹介をしました。アルビレックスが勝てるかどうかとか、天気は大丈夫かとか、いろいろです。(^ω^)

続いて、高橋先生から授業内容の説明がありました。この授業では共同作業+個人作業を行うため、20人を4つのグループに分けます。

そして、ぞれぞれのグループに異なる詩を配り、その詩から感じたことをもとに、まずは音声なしの10ショットが含まれる2分間のビデオを撮影し、編集します。


その後、編集されたビデオはほかのグループのメンバー一人一人によって、それぞれにサウンドがつけられます。つまり、一つのビデオに五つの音つきバージョンができあがることになります。詩の内容は内緒なので、各自のビデオ解釈の違いによって、そこにつける音声が違ってくることが予想できます。

どんな映像ができるのかを楽しみですね!!。(^ω^)


ビデオを撮影する前に、耳のためのエクササイズをやりました。みんなは目を閉じて、聞こえた音を紙の上に書きました。

息の音、隣の人の口の音(!!)まで、みんなは普段、あんまり気づかれていない音を改めて感じました。






また、紙を使って音を出す練習、目を閉じて、体で音を出す練習、口から声を徐々に出す練習など、音と視覚、音と体、音と空間のエクササイズもやりました。


続いて、最初に音なしのビデオを、そのあと、同じビデオの音つきバーションをみて、両者を比較しました。音なしのビデオは抽象的で、ショットの変わり目が分かりやすく、そして長く感じることに対して、音付けたビデオはストーリー性が強く、連続性があるなどの感想をみんなが話しました。


次に、ビデオを撮影する素材として、詩が配られました。各自がそこから感じた五つの情景を紙に書きます。










みんなは真剣に詩を読んでいます










みんな900れ









詩から感じたことを述べています。


すべての感覚を使って、自分のビデオで使える題材を探すのが、昼休みの宿題です。

昼休み後、各グループ25件の中から10件を選択して、映像にする10ショットを決めました。グループごとにこれから撮影しにいく場所、カメラワークを決めた後、いよいよ本場のビデオ撮影が始まりました!!



 

監督が撮影企画について述べているそうです~

カメラマンと女優さん (ストーカーではありませんよ!!)


他のグループ

何を撮っているかなぁ~~~↓↓↓↓

悲しい後ろ姿だそうです~


最後に、みんなは今日一日の授業を振り替えるポートフォリオを記入。

今日の宿題は、今日撮影した10ショットをどのように順番で並べるか、各自考えてくることです。

では、次回をお楽しみに!!(^.^)

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