同人誌制作 第4回

こんにちは。前回は小説の合評だったのですが、今回はまた詩に戻ってきました。
前回に引き続き、みんなからは、質問に加えて、こう変えたらどう? という具体的な提案も続々でてきます。

なんだか今回はところどころでダジャレが炸裂していたので、紹介。
例えば……【納豆】をテーマにした詩。
「すき? きらい? なんてナンセンス」というところを、いっそ、
「すき? きらい? なんと(=なっとう)ナンセンス」にしてしまって、とことんナンセンスにすれば? とか、
【空洞】というタイトルの詩では、
「飲み干された空き缶のように、/ぽっかりと」というところを、飲み干された空き缶では重複表現になって変だから、もっと具体的なものを持って来て、たとえば
「飲み干されたポカリスエットのように、/ぽっかりと」という感じで。
などなど、有益なアドヴァイスでありながらも、みんなで笑わずにはいられませんでした。

先田先生からは、全体的に≪説明≫する詩になってしまっているという指摘がありました。
極力、そぎ落とせるものはそぎ落とし、ポンポンポン、と即物的な言葉を配置することで
かえって言葉そのものは生きてくるのだ、と、実際にみんなの詩を作りかえてみてくださいました。
確かに、説明になっている部分がそぎ落とされると、ぐっと鮮烈な印象に変わりました。
これは、手を入れる際にきっと大きな指針になりますね。

さて、次回からはリレー小説が始動します。
参加希望者は10人近くおり、大作になっていく予感。
今回は第1回、第2回の執筆者を募りました。
いったいどんなふうに物語が始まるのでしょうか! 来週のお楽しみです。

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