発声と早口言葉

 

こんにちは!TAの小川です。今週の授業は、大学の総合教育研究棟にあるスタジオで、発声と早口言葉の練習をしました。

まずはみんなで輪になって立ち、肩を落として体の力を抜いて、呼吸の訓練からはじめます。3拍吸って10 拍かけて吐く。手拍子に合わせて、普段は意識しない呼吸をコントロールしてみます。「苦しい!」との声も聞かれました。

続いて「あー」と大きな声でのばしてみます。普段話すときよりも少し大げさに出すように、と先生からのアドバイスがありましたが、まだみなさん、どことなく緊張した面持ちです。さらに「あいうえお、いうえおあ、うえおあい……」と、五十音の行を展開させて言っていく練習もしました。演劇初心者にはなかなか難しいこの訓練。ときおりつっかえながらも、あ行からわ行まで無事終了です。

いい声を出すためには、体の力を抜くことが重要です。というわけでどうやったら体の力がうまく抜けるのか、先生自ら実践してみせてくださいました。決して、休んでいるわけではありません。

続いて2人一組になり、上半身の力が抜けているか、お互いにゆすって確かめます。うまく力が抜けていると、頭や手がぶらんぶらんと揺れるのですが、どうでしょうか。

さて、体もほぐれたところで、早口言葉の練習です。たくさんの早口言葉が載ったプリントを見ながらひとりずつ、自分で選んだものを言っていきます。次にスタジオの中を自由に動いてペアになり、名前を教えあってからお互いに苦手な早口言葉を選んでチャレンジ。五十音のなかで自分はどの行や音が苦手なのか把握し、同時にほかのメンバーと知り合って仲良くなることを目的としています。みなさん真剣に早口言葉に取り組みながらも、少しずつお互いに打ち解けていった様子でした。

最後にもう一度みんなで、「あー」とロングトーン。最初よりも格段に声が出て、口も大きく開いています。表情もリラックスしてきたようです。

このように、今回は主に「声を出す」「言葉をしゃべる」といったことを中心におこないました。次回は外部から講師の方をお招きし、今回も少し触れた「体の力を抜く」ことについて教えていただき、実践する予定です。

それでは次回も、お見逃しなく!

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