マインドマップ 第13回

こんにちは。今日の授業はゲストをお迎えしています!

ITコンサルタント会社に勤める渡邊唯さんと社長の永井昭弘さんです。萱場先生に代わって渡邊さんにインストラクターをしていただきました。

渡邊さんは大学時代に萱場先生のマインドマップの授業を受けてから活用し始め、入社一年目の時にトニー・ブザン公認の資格を取得したそうです。

マインドマップのおかげで入社二年目にして重要な仕事を任されるなど大変活躍されています。

左から永井さん、渡邊さん、萱場先生。

まずはいつも通りGood&Newでウォーミングアップ

商品の売り上げを伸ばすには?

今回のテーマは「フリクションボールえんぴつ」という商品の売り上げを伸ばすにはどのような販売戦略が有効かを考えます。

個人マインドマップ→グループマインドマップの流れで話し合っていきます。

実際にフリクションを使ってみてどんなメリット、デメリットがあるか検証します。

キャップの後ろに付いているゴムでこすると綺麗に消えておぉ~と感動していました(笑)

今回は特にファシリテーターを指名しませんでしたが、自然と進行役や書記などの分担をしていてスムーズに話し合いがおこなわれていました。

これまでのファシリテーションが役立っていますね!


個人での発表をせずいきなり模造紙に書いていくグループ、ボードに個人の話をまとめてから書くグループなどやり方も多様でした。

↑下書きの時点でとても充実していますね


最後に発表してもらいました。

宣伝方法は有名人のブログや雑誌などの口コミを利用する、インパクトがあって覚えやすいキャッチコピーを考えるなど。

ジャパニーズブランドとして海外に売り出す、受験生向けに問題集や他の文具とセットにして販売するという意見も面白かったです。


最後に渡邊さんから実際にフリクションがどのような販売を展開しているのかをお話していただきました。

当初販売した商品は指でこすっただけでも消えてしまうなどインクの質に問題がありましたが、改良を重ねることで60度以上の温度になると消え、マイナス20度以下になると色が再び浮かび上がるものになりました。

2006年にヨーロッパへ進出し、フランスで爆発的な人気が出ます。現在では設計士、漫画家などの専門職の方に愛好されている他、ビジネスマンのスケジュール帳などで活用されています。

このようにビジネスの場面でマインドマップが役立つことを実感できる貴重な授業となりました。

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